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2015年10月26日

就活・転職者必見!DaiGoの「面接官の心を読み取るメンタリズム」で語られたテクニックがとても参考になる(前編)





皆さんは就職面接が得意ですか?たくさんの面接官に囲まれた状態で自己PR志望動機を話したり、圧迫面接でストレスを感じたりと、あまり面接が好きな人っていないですよね。

私もときどき人前で話すことがあるのですが、緊張してうまく喋れないことが多いのが悩みの種でした。
そんな折、転職サイト大手のDODAが開催した転職フェアにてメンタリストのDaiGoさんが「面接官の心を読み取るメンタリズム」という講演をすることを知って、参考になればと聞きに行ってきました。

Daigo1.JPG

講演は立ち見が出るほどの盛況で150〜200名くらい集まり熱気にあふれていました。多くは転職フェアに居合わせた人たちですが、一部DaiGoさんのファンと思われる女性がきており、熱心にメモや写真を撮っていたのが印象的でした。




イベントは「転職フェア」でしたが、2016年、2017年に就職活動を行う新卒生にも参考になると思います。

なお、DaiGoさんから「毎回話を変えるので動画撮影、録音してもらってもOK」と許可をいただいたので、私も録音させていただき、その音源を聞き直しつつ自分なりの解釈を加えてまとめています。

DaiGoさんのプロフィール及び経歴



・本名  松丸大吾
・生年月日 1986年11月22日
・出身地 静岡県静岡市
・学歴 慶応義塾大学理工学部卒業
・結婚 (いまのところ)未婚

メンタリストとして有名なDaiGoさんですが、自称「芸能界で一番転職しているタレント」だそうです。
今までの転職(?)歴を見ると、メンタリストという軸を持ちながらさまざまな職業に転身していることがわかります。

パフォーマー ⇒ メンタリスト ⇒ タレント ⇒ 本の執筆 ⇒ 講演 ⇒ 企業の顧問

「メンタリストという概念を広げたかった」、「仕事を自由に選びたかった」という思いを実践するため、芸能事務所には所属せず、セルフプロデュースし続けているそうです。




就職・転職先を選ぶ際に気を付けること



そんなDaiGoさんがキャリアチェンジする際に気を付けている点として、以下の点を挙げていました。

  • 向う3〜5年くらい先にどのようになりたいかを決めて、そこに向かって行動する

  • 転職先は現在のスキルがまったく通用しないところではなく、50%は経験が生かせ、残り50%は新らたなことにチャレンジできる先を選ぶ。

上記に気を付けることで、今あるスキルを活かしつつ効率的に新しいスキルを身に着ていけるそうです。
そして目指したい方向が決まったら、いよいよ面接です。

なぜ、みんな面接に苦手意識を持つのか?



企業の面接担当者が合否を判断する基準について「その人のキャリアや適正を見て採用を決めた」、「人物を総合的に評価した」と言っているのを聞いたことがあると思います。

そのため、面接を受ける側は、その言葉を真に受けて自己PRをしていると思いますが、実際には自己PRする以前に評価されていたのです。

そのため、「良いアピールができたのに何で内定が出ないのだろう?」とギャップが生まれ、面接に対して苦手意識を持ってしまうのです。

では、何で面接の合否は決まるのでしょうか?

就職面接の合否は「第一印象」で決まる



面接をクリアするのに自己PRや保有資格はあまり関係なく、大部分は「その人に好感が持てるかどうか」で決まってしまいます。そして、好感度は面接が始まって最初の2秒で決まり、その結果は面接が終わるまで覆ることが少ないとのです。

これはマシュー・ハーテンステインという心理学者が書いた”卒アル写真で将来はわかる”という本で実験結果が紹介されています。
内容は大学の講義を26時間の受講したグループと、講義内容の録画をランダムに編集した2秒の動画を見せたグループにわけ、どの教授が優秀か判断してもらう実験を行ったところ、両グループの回答にほとんど差がでませんでした。このことから人間の直感はかなり正確なもので、たった2秒の動画でも人の優劣を判断できるというのです。

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そのため、面接の入り方が重要になってきます。では、どのようにしたら面接で好感度を上げることができるのでしょうか。
それには「視線」「声色」「見た目」の3つがあるそうです。

就職面接で「好感度」を上げる方法@ 視線


よく「人と話すときは目を見て話せ」と言いますが、実際、有能な人ほど相手の目を見て話す傾向があるそうです。
例えば、プレゼンがうまいと言われているアップルのスティーブ・ジョブスやソフトバンクの孫正義さんなどは、プレゼン中に80%以上の時間を聴衆と目を合わせているというデータがあります。

しかし、実際に相手の目を話すのが得意ではないという方が多いと思いますが、その克服方法として紹介していたのが、電車で向かいに座った人の目を見て、相手が視線を外すまで見続けるという方法です。
ちょっと不審がられそうで怖いですが、1か月も続ければ慣れるのとことなので、トラブルにならない範囲でやってみるのもいいかもしれません。




就職面接で「好感度」を上げる方法A 声色


人はテンポよく抑揚のある声を発する人物を有能だと感じる傾向があるそうです。

実験として、複数の人に新聞を3分間朗読さて、その音声から誰が学歴や収入が高いか判断できるか検証を行ったところ、音声だけでもかなりの確率で有能な人物を特定できたそうです。

例えば、ヒトラーの演説をYoutubeで聞いてみると、ドイツ語なので当然意味は分からないはずですが、テンポや声色でなんとなく何を喋っているか意味が分ってきます。
「ヒトラーはちょっと抵抗がある」という方は、TEDなどの動画を参考にして、テンポや抑揚の付け方について学習してみるのが良いでしょう。

就職面接で「好感度」を上げる方法B 見た目


美しい顔立ち、高い身長、バランスのよい体型などにより、人は「頼りがいがある」、「自己管理能力が高そう」を感じる傾向があり、好感度も高くなるそうです。

そのため、男性でも清潔感のある髪型にしたり、(やりすぎない程度に)ファンデーションを塗るなど身だしなみに気を付けることを勧めています。

それは、アメリカの大統領選挙で「ジョン・F・ケネディ」と「リチャード・ニクソン」のテレビ討論会の際に、見た目を気にしなかったニクソンに対して、ケネディは紺色のスーツ着て、顔にファンデーションを塗って挑んだところ、討論をラジオで聴いていた人はニクソンが大統領にふさわしいと評価したものの、テレビを見ていた人はケネディこそ大統領にふさわしいと評価し、結果、ケネディが大統領に当選したという結果があったためです。

DaiGoさんも見た目に気をつかっており、最近では1年半程ライザップに通っていてるそうです。
トレーニング内容を聞くと、当初は50分のセッションを週2回通う程度だったのが、現在では80分のセッションに週4回も通うほどハマっていて、体重が58キロから69キロにアップしたそうです。

体を動かすことは筋肉をつけるだけではなく、頭の回転をよくする効果もあり、瞬時に判断する能力や、話の切り返しが上手になるなど一石二鳥の効果があるそうです。

就職面接で「好感度」を上げる方法C 色使い


次に、服装の色を使って相手に与える印象をコントロールする方法です。
  • 印象を残したい場合はを取り入れる(ただし失敗の記憶も残りやすいので自信があるときのみ)
  • 権威と専門性を示したい時は深緑を利用
  • スーツは紺色を選ぶ

特に紺色は、男女で見える明るさがことなるため違う印象を与えることができるそうです。
男性には暗く見落ち着いた印象を与え、女性には明るい爽やかな印象を与えることができるため、面接以外の場面(合コンとか?)でも使えそうです。


第一印象で失敗してしまった場合はどうしらたよいか



ここまでは、第一印象で面接官にどう好印象を残すかを中心にまとめました。
次回は第一印象で好印象を与えられなかった場合に、どのようにして挽回して内定に繋げるのかについて書きたいと思います。

就活・転職者必見!DaiGoの「面接官の心を読み取るメンタリズム」で語られたテクニックがとても参考になる(後編)


最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事を気に入っていただいたらシェアしていただければ幸いです。


以上、はてごるでした。




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