そもそも、フケとは一体何だろう?
フケ症でお悩みの人は、頭をかくと際限なく白い粉のような物がでてくるのである。

このフケの正体は何か、なんとなく想像は付くかとおもわれる。


フケとは、頭皮の老廃物、すなわち頭皮の垢(あか)である。

新陳代謝に拠って、頭皮上に実在する古い角質細胞が乖離し、フケと為ってる。

つまり、フケと云うのは垢と同じと考慮して良いわけである。


フケが不潔である事は、この事からも明白である。

他人の老廃物を観て、なんともおもわないと云う人はあまりおおくないだろう。

自身にしても、老廃物が頭を掻くたびにでてくると云うのは、決して良い状況とは云えない。


老廃物を新陳代謝に拠って外に出すと云うのは、人間の体に於いて極めてただしい事である。

よって、決してフケがでる事は体がおかしいとか、異常であると云う事はないのである。

問題は、その量である。

例え毎日頭を洗浄して も、すぐにフケがでてくると云うフケ症の人にとっては、毎日自身の肩に老廃物が乗ってると云った状況が、途方もなく耐え難いものじゃないだろうか。


フケそのものは、決して有害な物ではあらないし、異物でもないのである。

しかしながら、自身も含め、人に不快感をあたえる物である事は間ちがいないのである。

これが目にみえるような状況は、何人も得をしない、好ましくない状態であると言わざるを得ないだろう。

フケ症は病気と云えるかどうかと云う議論がなされる事もあるが、困ってる人の多さを考慮したケースの場合、少なくとも治療方法や予防、対策にかんして思慮を練るだけの価値がある事項である事はまちがいないだろう。



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