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2019年10月03日

「NEXTメッシ」 バルサBの20歳MF、華麗な“W股抜き&バックヒール弾”の反響拡大




日本代表MF安部裕葵が所属するバルセロナBは現地時間9月29日、スペイン3部第6節アトレチコ・レバンテ戦に臨み、2-0の勝利を収めた。先発出場した安部が後半15分までプレーした一方、代わって出場した20歳のスペイン人MFアレックス・コリャードが華麗なテクニックでゴールを叩き込み、反響が広がっている。

 バルサBはアトレチコ・レバンテ戦で、トップチーム出場歴もあるMFリキ・プイグらがスタメンに名を連ね、そのなかで安部は右ウイングとして出場。0-0のまま迎えた後半15分、安部はコリャードとの交代でピッチから退いた。

 その後、バルサBは後半24分にFWアベル・ルイスがネットを揺らし先制。優位な状況で迎えた試合終了間際の同44分、コリャードが輝きを放つ。

 右サイドでボールを持ったコリャードは、対峙するDFを股抜きで突破し、ペナルティーエリア内に侵入。追いすがる相手をものともせずに突き進むと、巧みなタッチでもう1人のDFを突破するとともに、戻ってきた最初のDFに再び股抜きを決め、GKとの1対1に持ち込んだ。ゴールに背を向けた状態になっていたコリャードだったが、なんとバックヒールでのシュートを繰り出し、華麗にゴールを決めてみせた。

 このゴラッソ動画をバルサ公式SNSが公開すると、世界に反響が拡大。FIFAワールドカップ公式インスタグラムも「次のFIFAプスカシュ賞の早期候補者?」との一文を添えて動画を紹介。コメント欄では「確かにそのとおり」「なんて驚くべきゴールだ」「NEXTメッシ」「ダブル股抜き」など同意や称賛の声が届いた一方、「良いゴールだ…しかし多くの幸運も味方した」など、“ラッキーだった”という反応も見られた。

 次回のプスカシュ賞候補になる一撃かは意見が分かれるところだが、圧倒的な技術とアイデアによって生まれたゴラッソであることに異論の余地はないだろう。名門バルセロナで安部とも切磋琢磨する20歳アタッカーは、この一撃で世界にその名を轟かせている。
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