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2019年07月30日

エムバペの移籍希望はマドリーではない。パリSGは「引き留め策」のためにネイマールが邪魔に

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パリ・サンジェルマンのキリアン・エムバペは、長年フットボール界の頂点に君臨しているバルセロナのリオネル・メッシの後を継ぐ存在と目されている。彼がバルサの宿敵であるレアル・マドリーでのプレーを希望しているという噂は、スペイン・メディアを中心に再三にわたって報道されてきた。

 パリSGのナセル・アル=ケライフィ会長もそう考えている1人だったが、今年5月、自らのネットワークを駆使してエムバペが希望している移籍先を調査すると、意外な結果が導き出された。この怪物FWが本当にプレーしたがっているチームは、マンチェスター・シティだったのだ。

 エムバペがまだモナコに在籍していた2017年にジョゼップ・グアルディオラ監督率いるシティから獲得の打診を受けて以来、両者は時々、連絡する仲となった。そしてコンタクトを繰り返している間にエムバペはすっかりこのカタルーニャ人指揮官の虜になったというのだ。

「もっと責任のあるポジションを志す時が来ている。そのステップアップをパリ・サンジェルマンで果たすことができればそれに越したことはない。でも難しいのであれば、他のクラブで新しいプロジェクトを始めることになるかもしれない」

 5月19日(現地時間)に開催されたリーグ・アンの年間アワードでエムバペがこのスピーチを行なった時にも、「すわ、マドリーへのラブコールか」とマドリード方面のメディアは色めき立った。しかし実際は、彼の意図は別のところにあったのだ。

 問題はパリSGがこの状況にどう対応するかだ。移籍希望先が予想していたところと違っていたとしても、エムバペの頭の中に「近い将来に環境を変える」という選択肢があるのは間違いない。現行の契約は2022年6月までで、年俸は手取りで1200万ユーロ(約15億円)。パリSGは2025年まで契約を延長したい意向を持っているが、そのためには待遇の見直しが不可欠だ。

 パリSGが調査したことによると、シティは非公式ながら「市場に売りに出されている場合」という条件付きでエムバペへの関心をすでに認めており、彼らがアクションを起こすとすれば、契約満了まで1年を切った来年の夏だという。一方のエムバペも移籍するのであれば、同じタイミングの2020年夏と考えている。ファーストオプションは残留であるとされるが、もちろん全ては条件次第だ。

タイムリミットまであと1年。パリSGは手取りで5000万ユーロ(約63億円)を上回るフットボール史上最高の年俸を提示することで何としても引き留めたい意向だ。そこで大きなネックとなるのが、UEFAが導入しているファイナンシャル・フェアプレーの存在だ。

 すでにUEFAはパリSGに対してニ度にわたって調査を実施しており、現在も厳しい監視の目を光らせている。クラブを取り巻く厳しい状況は、アブドゥ・ディアロ、パブロ・サラビア、アンデル・エレーラ、ミチェル・バッカーといった地味さが否めない今夏の新戦力の顔ぶれにも表われている。

 エムバペの契約延長オペレーションに投じなければならない莫大な金額を考えれば、より抜本的に支出を見直す必要がある。そしてパリSGが達した結論は周知の通り。そう、現在手取りで4000万ユーロ(約50億円)近くの年俸を払っているネイマールの放出である。

 このクラブの態度の豹変にネイマールは怒りを爆発させた。プロジェクトの目玉として最高級の待遇で迎えられた17年夏からわずか2年で、その座から引き降ろすと宣告されたのだ。代理人も務める父親のネイマール・シニアはクラブ上層部に対して、「息子は裏切られたと感じている」と強く糾弾したという。この夏、ネイマールがあからさまに移籍を志願しているのは、そうしたクラブの方針の変化への不満の表われでもあったわけだ。

 喧嘩別れだろうと何だろうと、パリSGとネイマールは袂を分かつ以外に選択肢は残されていない。しかし、双方にとって大きな誤算は、受け入れ先探しに苦戦していることだ。スペイン、イタリア、イングランドの欧州中のビッグクラブに代理人を通じて売り込みをかけているが、ここまで色よい返事を得たのはバルサのみ。このカタルーニャのクラブはすでに今夏に見積もっていた補強に使用可能な資金を使い果たしており、金庫にほとんど現金は残されていない。

 そうした事情を知るパリSGのレオナルドSDは、フィリッペ・コウチーニョ、イバン・ラキティッチ、ウスマンヌ・デンベレといった選手との交換トレード案を進言し、バルサも乗り気であるが、肝心の上長に当たるカタール王族から了承を得ることができていない。パリSG、そしてカタール王族にとって、2年前に移籍金のレコードを更新する2億2200万ユーロ(約277億円)の大規模投資をして獲得したクラックを、トレードで安易に放出することは自らのメンツに関わってくるからだ。

 彼らが引き換えに要求している金額は1億8000万ユーロ(約225億円)以上。ただ買い手がつかず、現在の混乱した状況をこれ以上長引かせれば、現場の人間をますます疲弊させることになりかねない。そうした様々な方面から板挟みにあっているレオナルドは、このオペレーションから自ら手を引くことも頭によぎったという。

パリSGの中で最初にエムバペがシティへの移籍を希望している可能性について警鐘を鳴らしたのは、数年間チームのキャプテンを務めたこともあるチアゴ・モッタ(1年前に現役を引退)だった。

 その情報をもとに周辺の状況を調べると、エムバペはモナコ時代のチームメイトでもあるベルナルド・シウバやバンジャマン・メンディとも頻繁に連絡を取っていることが分かった。彼らはグアルディオラの下でプレーすることで「異なる次元のフットボールを体験できる」と経験談を語って、再三にわたってラブコールを送っているというのだ。

 内情を知るエムバペ側の弁護士はパリSGに対して、こう警告したそうだ。

「この数か月の間に契約を延長するか、それとも現行の契約のまま来夏のオフを迎え、退団を認めるか」

 パリSGがエムバペの去就問題のパズルを解くにはもはやこの二者択一しか残されていない。ひとつだけ確かなのは、このパリSGという“迷宮”に、ネイマールの居場所はないということだ。

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