2021年09月06日
クラリネット「YAMAHA」の「SE」と「CS」の違いって何?
現在、YAMAHAのクラリネットには「2つの個性」と言われる「SE」と「CS」というコンセプトの違うシリーズがあります。
購入するとき、どちらがいいのか迷いますよね。
もちろんクラリネットを試奏するのが一番いいのですが、コロナのご時世、躊躇してしまう方も多いと思います。
そんな方にYAMAHAのクラリネット「SE」と「CS」の違いを分かりやすくお伝えします。
YAMAHAクラリネット「SE」柔らかく豊かな音色が特徴
YAMAHAのクラリネット「SE」のコンセプトは「温かく柔らかな響きとパワフルな音色」です。
楽器の内径のテーパー(広がりの傾斜)が大きく、ストレートな部分が少ないので、幅のある豊かな音色がします。
音孔(クラリネットの指を押さえる穴)のサイズは、CSシリーズよりも大きく、テーパーも広がっているのが特徴です。
「SE」シリーズには
・YCL-SE Atist Model
・YCL-SEV master
・YCL-853IIV
・YCL-853II
・YCL-650
があります。
YAMAHAクラリネット「CS」クリアで伸びのある音色が特徴
YAMAHAのクラリネット「CS」のコンセプトは「遠達性に優れ、クリアで明るい音色」です。
内径のテーパー(広がりの傾斜)が「SE」に比べると狭めで、ストレート部が長いので、ストレートで芯があり、遠くまで通る音がします。
ベルにつながるジョイント部分の内径が「SE」よりも細めなので、クラリネットを吹いた時の抵抗感が「SE」より若干大きいです。
「CS」シリーズには
・YCL-CSGIII
・YCL-CSV master
・YCL-852IIV
・YCL-852II
・YCL-851II
・YCL-450
・YCL-255
があります。
YAMAHAクラリネットの「SE」と「CS」の違いは、お分かりいただけましたか?
実際に吹いているわけではないので、ちょっと分かりにくいかもしれません。。。
私の主観ですが、自分が目指す音色で選ぶのが間違いないと思います。
「温かい音」「柔らかい音」なら「SE」、「明るい音」「クリアな音」なら「CS」がオススメです。
クラリネットご購入時の参考になさってくださいね!
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