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取引量の多い時間と少ない時間

外国為替市場で、最も取引量が増える時間帯は

東京の夕方から深夜にかけた、いわゆるロンドン時間です。

この時間帯はヨーロッパのディーラーが中心ですが、

東京や香港などのディーラーも途中まで残っており、

途中からニューヨークのディーラーも参加してきます。

つまり、アジア・ヨーロッパ・アメリカのディーラー全てが取引を行うのです。

ヨーロッパやアメリカの経済指標などの材料もこの時間帯に発表されることが多く、

最も動きが出やすくなっています。

逆に、取引が少ないのが日本の早朝です。

ニューヨークのディーラーが取引を終了し、

東京のディーラーが取引を開始する前です。

この時間帯は取引量が少ないために

大口の取引があると相場が一気に動くこともあり、不安定です。

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