2019年02月26日
家族の木 Extra edition 夜職の家
不倫の終わり
真一の部屋へ上がった夜、家に帰ると夫が起きていた。これから、風呂に入って一通りの相手をしなければならないのかと嫌になった。
その日の夫はいつもと少し様子が違った。風呂に入るといきなり髪をつかまれて、浴槽に顔を抑え込まれた。殴りはしない。顔は商売道具だ。
「お前、俺を舐めてたら生かしとけないよ。わかってるんだろうな。俺は離婚して、慰謝料払ってるんだ、お前のために。いい加減な真似したら生かしておけないんだよ。」そのまま、何度も浴槽に顔を抑え込まれた。
「たまには、こういう遊び方も面白いもんだ。」爺さんは真由美が思っていたよりも力が強かった。「今度、あの男に会ったら、息ができないようにしてやる。」と怖い顔でささやいた。真由美は恐怖で震えあがった。
風呂から出たときは普段通りの優しい夫で、ご苦労さんと言ってくれた。恐ろしくて言葉も出なかった。その日も一通りの相手をして普通に眠った。
翌日、真一とは話さなかった。その代わりに現金を渡した、真一は了解して、その日を最後に出勤しなかった。それだけの関係だった。
続く
真一の部屋へ上がった夜、家に帰ると夫が起きていた。これから、風呂に入って一通りの相手をしなければならないのかと嫌になった。
その日の夫はいつもと少し様子が違った。風呂に入るといきなり髪をつかまれて、浴槽に顔を抑え込まれた。殴りはしない。顔は商売道具だ。
「お前、俺を舐めてたら生かしとけないよ。わかってるんだろうな。俺は離婚して、慰謝料払ってるんだ、お前のために。いい加減な真似したら生かしておけないんだよ。」そのまま、何度も浴槽に顔を抑え込まれた。
「たまには、こういう遊び方も面白いもんだ。」爺さんは真由美が思っていたよりも力が強かった。「今度、あの男に会ったら、息ができないようにしてやる。」と怖い顔でささやいた。真由美は恐怖で震えあがった。
風呂から出たときは普段通りの優しい夫で、ご苦労さんと言ってくれた。恐ろしくて言葉も出なかった。その日も一通りの相手をして普通に眠った。
翌日、真一とは話さなかった。その代わりに現金を渡した、真一は了解して、その日を最後に出勤しなかった。それだけの関係だった。
続く
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