写真撮影でこだわる部分は人によって違いがありますが、フィルムにこだわることも大事です。特に、ポジフィルムについて知っておくことができます。今回はポジフィルムについて内容を紹介していきます。
ポジフィルムとは
「ポジフィルムとは何?」と疑問を感じる人もいるでしょう。ポジフィルムは別名リバーサルフィルムやスライドフィルムとも呼ばれており、現象後のフィルムが見た目と同じ色調になっているので、色が反転しないタイプのフィルムです。
通常、写真撮影すると少し色が暗くなってしまうことがありますが、ポジフィルムは明るさが損なわれることなく、鮮やかな色を出すことができるのが大きな特徴です。また、フィルムの種類が豊富で撮影イメージを表現しやすく、どのような写真になっているのか写真現像せずフィルムのままで確認することができます。
そのため、プロやアマチュアの間で愛用されており、風景の撮影やマスコットになる被写体の撮影を行う際にカメラマンが使用しています。
ネガフィルムの違いとは
ポジフィルムの他にネガフィルムと言われる種類もあります。ネガフィルムははプリント用のフィルムのことで、普段使用しているカメラやフィルム使い捨てのカメラに使用されています。
ネガフィルムは明暗やフィルムが反転しているので、画像が茶色っぽくなっています。ただ、撮影後に色の補正を行うことが可能であり、フィルムも1本が安価です。そのため、カメラ撮影を行う初心者の方でもネガフィルムなら使用しやすいと言えるでしょう。
ただ、ネガフィルムは意図した色を反映しにくく、プリントしなければ何が写っているか正確に分からないところがあります。ポジフィルムの方が撮影写真の確認がしやすい点があるので、この部分に違いがあると言えます。
ポジフィルムのメリットとは
ポジフィルムとネガフィルムの2つのフィルムを利用することができますが「ポジフィルムのメリットとは?」という点で気になる人もいるでしょう。ポジフィルムは以下のメリットがあります。
利用できる濃度域範囲が広い
ポジフィルムは利用できる濃度域の幅が広く、1:1000、1:5000程度の幅があります。ネガフィルムは1:10程度しかないので濃度域にかなりの違いがあります。濃度域が広いので、何が写っているのかという点でもポジフィルムの方が断然見やすいです。色がそのままフィルムに残るので、プリントする前に自分の納得した色彩を確認することも可能です。
露出の加減で意図する色の仕上げができる
ポジフィルムは自分の見た色を出すことが可能です。ネガフィルムの場合はプリントするときに標準的な色になってしまうので、良くも悪くも無難な色しか出せず、狙った色を出すことができません。
しかし、ポジフィルムは発色特性を理解していれば露出の加減を調整することで自分の意図した色を出すことが可能です。より繊細な色を出して明るさや印象を変えたい場合はポジフィルムの方が行いやすいので、作品のクオリティを求めるなら使用しましょう。
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まとめ
ポジフィルムの利点をまとめてみると、色がフィルムに残るので狙った色をプリントすることができる、繊細な色を出すことができる、フィルムのときに色の確認が行える、という点です。より繊細な色を求めるなら、ネガフィルムよりもポジフィルムを使用するのがおすすめです。利用を検討してみましょう。
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