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2011年11月23日

音声認識ソフトの使いみちを考えてみた。

そういえば10年も前に、声で操作できるパソコンというのがありました。

その時は、声でブラウザを操作できたりして、面白いなぁと思ったものです。
とはいえマウスが使える環境ならそっちのほうが早いわけで、四肢に障害のある方以外だと、あんまり役に立つ場面はないのかなぁとも思ったりしていました。

あれからだいぶたったので、そうとう技術も進んでいるんだろうと思って調べてみると、「AmiVoice(http://onsei-ninshiki.jp/)」という音声認識ソフトの記事に、こんな文章を見つけました。

『音声入力なら、1分間に200文字相当の情報を入力することができます。
(株式会社アドバンスト・メディア調べ)
例えば、日本語ワープロ検定1級では10分間で700文字(1分間70文字)以上の入力が求められますが、音声入力を使えば、キーボードに慣れてない人でも、それに勝るスピードで入力することができます。』

なるほど〜、音声入力なら、ワープロ検定1級の人をしのぐことができるわけですね。
ときどき内職の記事とかで「テープ起こし」なんてのを見つけますが、このソフトを使えば、結構楽にできそうなどと、夢が広がります。

さらに同じページの、実際に使用している人の体験談に『音声認識ソフトの効用』として、『発音や発声の基礎訓練』ということが書かれていました。
そういえば、やたらと朗読がうまい生徒が、クラスに一人はいたのを思い出します。

アナウンサーや司会業を目指す人は、こういうソフトで、逆に自分の能力を磨くことができるのではないでしょうか。

そういえば某N*Kで、チャットで書かれた内容を音声発生ソフトでしゃべらせて、自分が話した内容を音声入力ソフトで返すという使い方をしている人がいました。
そういう意味では、一時的に社会との接点をうしなったような人のリハビリという用途にも使えそうです。

いずれにしても、数万円で自分の能力を高められると思えば、人生にとっては良い買い物になりそうだなと感じました。



posted by セラビーノ at 09:28| すごい技術
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