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posted by fanblog

2019年10月19日

壊れて修理不能な車は「全損」という扱いになるのですが

壊れて修理不能な車は「全損」という扱いになるのですが、この全損は、異なる二つの意味で使われています。


修理屋がさじを投げた物理的全損がまずあって、そのほか、修理費が保険の支給額を上回ってしまうものを経済的全損と言います。


自動車保険の給付金の金額というのは、常に変動する市場評価額に則って算出されます。


JAAI(日本自動車査定協会)が発行するデータブックを使い、保険会社は支給額と市場相場に乖離がないように努めています。


市場価格と保険会社が提示した金額に差があるなど疑問を感じた際は、そのままにせず、交渉に持ち込むという手もあります。


買い取り業者に車を売却することにし、その査定を受けるにあたって車検を通しておくか、通さなくていいのかを、迷う人もいるようです。


しかし答えは簡単です。


実は、査定で少しでもよい査定がつくように、と車検切れ間近の車の車検を律儀に通したところで、車検に使うことになった金額より車検を通して金額アップになる分が、大きくなるはずはないのです。


査定に出そうとしている車の、車検の期限が切れそうになっていても、もうそのまま査定を受けてしまっても問題はありません。


逆に車検を通すと、その分損をします。


中古車の査定をネットでしてみるつもりで各業者のサイトを巡ってみると、申し込み画面で電話番号などデリケートな個人情報を求めている業者が大部分なのがわかります。


査定を受けたいのはやまやまだけれど、電話をかけてこられたりするのは面倒だし迷惑だとして、インターネットでの査定に気乗りしない人がいてもおかしくありません。


ですが、そういったユーザーの声に応えたのか近頃は、電話番号など個人情報の記載不要で査定額がどんな値段になるのか、大体のところを知らせてもらえるサイトも現れていますし、車の査定に興味をお持ちなら一度試してみましょう。


買取業者に査定をお願いする時には、リサイクル料、税金の残りなどの費用が査定価格の中に含まれているのかを必ず確認しておくことをお勧めします。


また、そのほかにも、後から返金を請求してこないかをよく気を付けて確認しましょう。


業者の中でも悪い例になると、高い買取額を出したくないばかりに、こじつけの減点ポイントを後から出してきて平気で返金請求してくるような業者もいます。


自分の車はできるだけ高い値段で売りたいものですが、そのためにはそれなりの交渉の仕方と手順を知っておく必要があります。


まずはじめに、あたりをつけたいくつかの業者から、見積もりを出してもらうようにします。


具体的な値段の話はまだしません。


それらの中で、一番高い査定額を基準として業者と価格の交渉を始めます。


これがうまくいくと、見積もりで出た最高額以上の値段を業者から引き出せることもあるでしょう。


ですが、こういったやり方を繰り返すと、本気の交渉ではないと間違って判断される恐れがありますので、気を付けた方がいいでしょう。
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