2008年03月13日
ブログタイトルのスワップ金利って?
「スワップ金利で本当に稼げるのか!?」
ってブログ名の割にはスワップ金利の事を説明してない事に気付きました(笑)
でも、個人的にはこれが一番説明するのが難しいんですよ。
頭では解ってるつもりなんですけどね。
要は、高金利の通貨を買い低金利の通貨を売る。
そうすると、金利差分をスワップ金利として受け取ることが出来るわけです。
逆に低金利の通貨を買い高金利の通貨を売ると、金利差分を払わなければなりません。
日本って超低金利じゃないですか?
だから、今だと大抵どの通貨を買ってもスワップ金利を受け取れるんです。
ちなみに日本の政策金利って何%でしたっけ?
日銀のページを見てみると解ります(金融市場調節方針等に関する決定事項)
まあ、見るの面倒だと思うので転記します(笑)
------------------------------------------------------------------
2008年3月7日 日本銀行
当面の金融政策運営について
日本銀行は、本日、政策委員会・金融政策決定会合において、
次回金融政策決定会合までの金融市場調節方針を、
以下のとおりとすることを決定した(全員一致(注))。
無担保コールレート(オーバーナイト物)を、0.5%前後で推移するよう促す。
以 上
(注)賛成:福井委員、武藤委員、岩田委員、須田委員、水野委員、西村委員、
野田委員、中村委員、亀崎委員
反対:なし
------------------------------------------------------------------
0.5%前後って事です
で、俺が何故色々ある通貨の中でトルコリラを買ってるかって?
理由は簡単
政策金利がハンパなく高いからです。
現在のトルコリラの政策金利は現在なんと16.25%
えーと、日本の何倍ですか?これ
16.25÷0.5=32.5倍
日本で100万円を1年間預けると100万円×0.5%=5,000円
トルコで100万円を1年間預けると100万円×15.25%=152,500円
日本の金利なんて全く話になりません。
利子で157,500円も差が出てしまいます。
ただ、これは政策金利の話なのでこのまんま利子がもらえるわけでは(ないと思う)ありません。
でも、これだけで飛びついてはいけません。(この金利なら飛びついてもいいのか?)
「為替リスク」、これですね。
円高リラ安みたいな、聞いた事ない言葉だけど(笑)
円高ドル安と一緒で、日本円の価値が上がれば上がるほどトルコリラの価値は下がります。
下がる可能性があるって言った方がいいのかな?
共に価値が上がる可能性も0%ではないので
例えばトルコリラを85円で10,000リラ買ったとします。
で、トルコリラが80円になった場合
85円×10,000リラ=850,000円、これが
80円×10,000リラ=800,000円になり50,000円目減りします。
逆に90円になった場合80円×10,000リラ=900,000円に、なり50,000円増えるわけです。
これがリスクですね。
逆にチャンスでもあります。
このリスクとレバレッジを管理する事がFXでは一番重要になってくると思います。
あ、あと一つ
スワップ金利(スワップポイント)は各証券会社が決められるみたいなので
証券会社によって得られるスワップ金利が変わってきます。
故に、政策金利分の利息がもらえる訳ではないので注意してください。
ヒロセ通商だと、2008年3月11日のTRY/JPYのスワップ金利は
LIONFXで1Lot(1000通貨)辺り1日31.5円です。
これが殆ど変わらなければ一年間で365日×31.5円=11,497.5円
に、なるわけです。
ただ、トルコは金利は高いんですが国の情勢が不安定らしいので注意が必要です。
安全に行くならもうちょっと政策金利が低い国の方が無難だと思います。
高金利=ハイリスク、だと自分は思ってるので。
スワップ金利の計算で間違ってるところがありました。
申し訳ありません。
3倍デーで計算しちゃってた(^^;