2018年03月20日
「のび太の宝島」海賊トマトやシルバー役は?あらすじや感想も!
みなさん、こんにちは。
先日「劇場版ドラえもん のび太の宝島」を
見に行ってきた、さとんです。
恥ずかしながら、映画館でドラえもんを見るのが
実は初めて(^_^;)
子供がいなかったら、一生見にいくことはなかっただろうな、
と、思いますので、たろうに感謝m(_ _)m
テレビでは何度も劇場版ドラえもん見たこたあるんですけどね。
のび太の大魔境とか宇宙小戦争とか鉄人兵団とか。
懐かしいかぎりです。
それはさておき、
今回は「のび太の宝島」のあらすじ、
海賊トマトやシルバーを演じたゲスト声優や、
作品の感想について語ってみたいと思います。
ちょっとだけネタバレしてるかもしれませんが、
なるべく核心には触れない範囲でご紹介したいと思います。
よろしければお付き合いください。
■目次
■のび太の宝島のあらすじは?
■海賊トマトとシルバーのゲスト声優は?
■のび太の宝島の感想!
■まとめ
■「のび太の宝島」のあらすじは?
まずは簡単に、物語のあらすじです。
「のび太の宝島」と銘打っているだけあって、
のび太たちが宝島を探しに行く物語です。
そのまんまやがな!
例によって、のび太が
宝島を見つけてやる!とジャイアン達に
大言壮語を吐くところから物語は始まります。
見つけられなかったら?
と問われた時にのび太が言い放つ、
絶対できない無茶ぶり罰ゲームは、定番のお約束(笑)
平成も終わろうか、というこの世の中でも、
変わらない安心感です。なんて言ったかは作品をご覧ください。
さて、物語では、タイミングよく太平洋の真ん中に突如、島ができます。
ちなみに突如浮き上がる島の設定は、
数年前に、火山活動によって小笠原諸島にできた西之島に
インスパイアされた、と原作者の川村元気さんは語っておられます。
その島が宝の島だとドラえもんの秘密道具で突き止めた
ドラえもんとのび太といつもの面々はその島を目指して
旅立つわけですが、じつはその島は、島ではなく
未来からやってきた時空海賊の巨大な海賊船だった、
というところから物語は加速し始めます。
海賊たちとのファーストコンタクトの際に、
しずかちゃんが海賊たちにさらわれてしまい、
それと引き換え、というわけではないですが、
海賊船から逃げ出してきた謎の少年
フロックを海中から引き上げるのび太たち。
さらわれたしずかちゃんを取り戻しに、
そして、海賊船に残るフロックの妹を救いに、
彼らの冒険が始まるのでした。
■海賊トマトとシルバーのゲスト声優は?
続いて、「のび太の宝島」の
ゲスト声優さんについてご紹介しましょう。
最近の劇場版アニメの風潮として、
俳優やお笑い芸人がキャスティングされることが
よくありますよね。
個人的には先入観なく作品を見たいので、
声とともに、顔がチラつく安易な俳優起用は
嫌いなんですが、今回は色々考えさせられました。
ちなみに、トマトとシルバーと書きましたが、
別にコンビではありません(笑)
海賊トマト
サバンナの高橋さんが演じられたのが、海賊トマトです。
誰が出てるか事前情報をあまり見ないで行ったもんだから、
エンドロールでようやく、「へぇ出てたんや」と気づく始末。
高橋さん自身も、どこに出ているかわかりにくい、
と言ってただけに確かに印象が薄い(笑)
ちょい役と言ってしまえばそれまでですが、
意識して聞いてないと、ゲスト声優とはいえ、
わからないもんだな、と思いました。
ま、NHKの番組「みいつけた!」でも、
長年コッシーの声優としても
活躍されている高橋さんなので、
気配をうまく消されていたのかもしれません。
ちなみに、トマトは、
たぶん、あの大きい海賊だと思うんだけどね、
と、記憶を呼び起こしてみてもぼんやりしたレベル
(^_^;)
2回目なら多分気づくから、
今度はテレビで探します。
シルバー船長
こちらは、物語の中心人物です。
宝島改め海賊船の船長であり、
フロックとその妹セーラの父親であり、
のび太たちと対立する、海賊の親玉。
サバンナの高橋さんが、ちょい役のあまり、
完全に気配が無かったのに対して、
シルバー船長を演じた俳優さんも、
スクリーンの最前面にありながら、
自身のいつものイメージを完全に消し去っておられました。
シルバー役は、大泉洋さん。
今さら言うまでもない、
北海道が産んだスーパースターですが、
テレビで見せる軽妙な語り口の大泉洋さんは、
スクリーンには居ませんでした。
スクリーンには
妻に先立たれ、
残された子供たちとの関係に悩み、
地球の未来を知って苦しみ、孤立し、
やがて偏狭な狂気に支配されていく、
悪役ではありながら、
切なく悲しい一人の父親の姿がありました。
エンドロールで大泉さんの名前を見たときには、
シルバー船長と大泉さんとのイメージの違いに
驚きました。彼の芸達者ぶりが際立つ作品だと思います。
元々トークも演技も抜群で、
シリアスからコメディまで
なんでもこなされる大泉洋さんですが、
声優としても一流なんだな、と改めて思いました。
俳優さんの技量によっては、ゲスト声優もありかもしれない、
と思えた作品でした。でも、声がしっくりこない人や
なんか映像から声が浮いてる人もやっぱりいるのよね(笑)
■のび太の宝島の感想!
一言で言うと、泣けます。
まさか、ドラえもんで泣けるとは思わなかったけど
泣けます。
この物語には、悪役が登場しません。
地球征服や宇宙の支配をもくろむ敵
というのが存在しないんですね。
シルバー船長という、対立する相手は登場しますが
彼も「悪」ではなく、思想や方法論の違いによって
のび太たちと対立することになります。
予告編でも出てくるセリフですが、
「犠牲なしに未来は掴めない」というシルバー船長と
「大人は間違わないの?」と、問いかけるのび太の言葉が、
この物語の対立の構図を明確に示しています。
そして、のび太の問いかけは、大人になった今、
自分自身にも突き刺さってくるような、そんな気がしました。
それ以外にも、「のび太の宝島」には、
多くのテーマが詰め込まれていました。
・ひとり親の孤立
・父と子の対立
・家族の再生
そして、忘れてはいけない「仲間との絆」です。
現代社会の縮図のようなテーマが詰め込まれて
多分、子供にはこのテーマはわからないと思う(笑)
子供は見なくても良い、て大泉洋さんも舞台挨拶で
言われてましたが、それは極論にしても、
いろいろ考えさせられて、泣ける良い物語でした。
昔からドラえもんの映画は挿入歌が、
ほんと良いタイミングで入ってきます。
今回も、星野源さんの歌う挿入歌「ここにいないあなたへ」が
ここしかないタイミングで流れて、涙を誘います。
泣けますよ。今年のドラえもんは。
というか、今年も泣けますよ、と言うべきかな。
■まとめ
ということで、以上
「のび太の宝島」海賊トマトやシルバー役は?あらすじや感想も!
をお届けしました。
大人も子供も楽しめる名作を世に送り出していただいた
藤子不二雄先生に感謝!
道徳教育なんて、よくわかんない教材でやってないで
ドラえもんや仮面ライダーを見てるほうが
よほど、いろいろ考えられるのに、と思ったりするんですけどね
それでは、また!
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