2016年03月25日
ボッティチェルリ作 「春<プリマベーラ>」
☆サンドロ・ボッティチェルリ(1444-1510年)
フィレンツェ生れのルネサンスを代表する画家で、名門メデイチ家の後援を得て、
ダンテの「神曲」の挿絵版画やシスティーナ礼拝堂の壁画を描きました。
彼はその後イタリアではほとんど忘れられていましたが、
近年になって評価が高まり、現在では15世紀後半のイタリアを代表する大画家とされています。
☆春<プリマベーラ>
ボッティチェルリの作品を代表する傑作で、
イタリア・ルネサンスにおける古典の再生を象徴する名画です。
<ヴィ-ナスの誕生>と共に、メディチ家のカステルロにある別荘に置かれていた大作で
キュ-ピットを連れたヴィ-ナスを中心に、左側には杖で霧を追い払うマ-キュリ-と三美神、
右側には春の女神・プリマベーラと陰険な風の神から逃れようとする花の女神・フロ-ラが描かれています。
イタリアを代表する画家でありながら永年忘れられ、今世紀に再評価されました。
サンドロ・ボッティチェルリ作 「春<プリマベーラ>」
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