2016年03月18日
蓋ちょこ 七宝
蓋ちょこ 七宝
1899年創業の廣田硝子は日本で最も古いガラスメーカーのひとつです。
現在も「てしごと」にこだわった美しいガラス製品をつくられています。
中小機構のRin Crossingにも参加されており、
「伝統的な技法を、どうやって次世代に繋げていくのか」ということに関してとても真摯に取組まれております。
「江戸切子 蓋付ちょこ」もそんな発想から生み出されたものです。
若手の女性デザイナーユニット「Style Y2 International」 の有井優雅・優香姉妹がデザインをしました。
「織田信長が金平糖を食べるときに使っていた菓子入れをイメージしてほしい」
というリクエストのもとに製作されたものです。
2つのサイズの異なる切子の器の組み合わせになっているので、
模様をサイズに合わせる作業はとても骨の折れる作業だと思います。
緻密な計算と技術が必要になるからです。
こういう作業をみるにつけ日本の「てしごと」の室の高さを実感します。
蓋にいかの塩辛やこのわたをのせて日本酒を飲んだら最高に美味しいと思います。また、
アミューズを中に入れて蓋をしてサーブするなどフランス料理にも使えます。
ウニのムースフュメ・ド・ポワソンのジュレをのせてキャビアを盛り、
最後に蓋を閉めてサーブします。
蓋を開けた時の驚きはきっと一生の感動となって残るでしょう。
食器としてではなくアクセサリーボックスとしてもとても美しいものです。
日々の生活の中で綺麗なものを見続けることが人生を豊かにすることなのです。
伝統工芸の情報発信サイト「てしごとクラブ」が提供するオンラインショップです。
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