2016年03月30日
クリムト作 「接吻」
☆グスタフ・クリムト(1862-1918年)
オーストリアの画家で、世紀末美術といわれた時代の先駆者です。
すばらしい色使いと大胆な構成で女性とエロチシズムを描き出しました。
子どものように無邪気に眠る美女、それに相反する官能。
作品のなかの女性たちは外面的な美しさと内面に秘められた危険な魅力に満ち、
世界中の人々を今なお、惹きつけてやみません。
☆接吻
クリムトの作品で有名な作品と言うことが出来るこの作品はの題材は、
タイトルの通り接吻で、当時は題材としてタブーとされていました。
モデルは、クリムト本人とその恋人だったエミーリエ・フレーゲです。
この作品は1908年にウィーンで開催された展覧会クンストシャウで検閲を逃れて発表されました。
そして、発表されるやいなやこの作品は大変好評で
展覧会終了後にオーストリア政府が買い上げることとなりました。
この作品は接吻をする男女をシンメトリーに配置した、なんともエロティックな構図で描かれています。
また、この作品には金箔が用いられており、彼の絶頂期をあらわす作品ともいえます。
グスタフ・クリムト作 「接吻」
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