2016年04月02日
クロエ ナルシス EDT・SP
日本でもお馴染みの、フランスの誇る高級プレタポルテ・メゾン「CHLOE」。
ギャビー・アギョン&ジャック・ルノワールから、
カール・ラガーフェルド、マルティーヌ・シットボン、ステラ・マッカートニー、フィービー・フィローと、
デザイナーが次々と交替する中、それぞれの持ち味を活かしたコレクションで、常に評価を高めてきました。
現在はフィローの後任として、メリム・アンダーソンの起用が発表されたばかりです。
こちらは、クロエ・ブランドの名を押し上げたフレグランス・ラインから、
1992年に発売されたレディス香水です。
75年発売のファースト・レディス「クロエ」の世界的大ヒット以降、
17年ぶりとなったセカンドの本作は、ファーストのプレステージに勝るとも劣らない世界的な人気を呼び、
本作によってクロエの知名度は一般に浸透していきました。
NARCISSEとは水仙のことで、この淡く儚いようなイメージの花をモチーフにして創られた本作は、
オーソドックスなフローラル・オリエンタルの情感の中に、
古典的ニュアンスに終始しない小粋なモダン・アレンジを施した香調となっており、
けばけばしくならない孤高のフロリエンタルとして、
幅広い年代の方にお使いいただけるようなアイテムに仕上がっております。
リビング・レッド・プルメリア、リビング・オレンジ・フラワー、
リビング・フレッシュ・アプリコット、マリーゴールドなどが、
チャーミングでありながら芯の部分で力強さを感じさせる奥深いフローラルを奏でるトップから、
オットー・ローズ、ジャスミン、ナルシス、エキゾチック・スパイスなどが、
くっきりと優雅でそこはかとなくファンタスティックなスパイシー・フローラルを広げるミドルへ。
ラストはサンダルウッド、バニラ・アブソリュート、ムスク、トル・バルサムなどが、
フロートするようなそれまでの香りを柔らかくドライダウンさせ、
しっとりとした艶を帯びた、魅惑のフェミニン・スウィートを演出してくれそうです。
プロデュースは名門「COTY・LANCASTER」。
ボトルも香りも洗練されつくした見事な傑作だと思います。永く愛用いただける逸品でしょう。
クロエ ナルシス EDT・SP
BeautyFactory
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