「スペースジェット(旧名:MRJ)」。
2019年10月30日にアメリカの航空会社より100機の受注のキャンセルがあった。
・三菱重工の公式HPのニュースリリースへリンク
https://www.mhi.com/jp/news/story/pdf/191031_mj.pdf
・日経新聞
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO51646250R31C19A0TJ1000?s=4
理由としてはアメリカ市場の要求(スコープクローズ)に満たしていないそうだ。
(規制緩和を見込んでいたが、そうならなかったようである)
100機とは全受注台数の1/4ほどある。
スコープクローズを満たすような、別のラインアップについて交渉する旨の記載もあり、
かつ、当日発表された売り上げ・利益の通期見通しにおいても影響ないとされている。
実際に株価に与えた影響を見てみる。
三菱航空は上場していないため、親会社の三菱重工(銘柄コード:7011)の株価チャートを示す。
見た目、一時的に滝のように急に下がっている。
見た目はそうですが、具体的な数値は、
発表前の10日の引け(15:00)では4,405円、および発表翌日の1日の寄り付き(9:00)では4,315円。
数パーセントの下落なので、大したことはない。
しかもこの日は日経平均株価も下がっているため、影響はほぼないといってよいだろう。
とはいえ、三菱重工の戻りは弱い気がしますが。
(画像はライブスター証券のクライアントツールより)
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