2019年03月27日
雛人形、五月人形の真多呂人形の五月人形(後編)
今回も雛人形、五月人形の真多呂人形の五月人形をご紹介致します。
真多呂人形とは、今からおよそ270年前の江戸元文年間に、京都の上賀茂神社に仕えていた高橋忠重が作った人形「木目込み人形」が始まりとされています。現在の木目人形は、明治以降様々な変化を経て発展しました。東京の人形師・吉野栄吉が京都から木目込みの技術を持ち帰り、これに改良を加え、現代木目込み人形の基礎を築きました。初代金林真多呂は栄吉の息子の喜代治に師事、新たに創意工夫を加えて、独自の雅やかな真多呂人形を完成させたのです。「木目込み人形」の技を継ぎ、磨きあげられた伝統技法を現代に伝えるのが真多呂人形です。
上賀茂神社から木目込み人形の正統伝統者として認定をうけているのは真多呂だけです。
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コンパクトに飾れる、四分の一兜飾りです。
奈良県・春日大社の国宝、赤糸威鎧(竹雀虎金物)の兜を、甲冑師・加藤一冑の類稀なる技術で再現しました。兜正面と吹返部分には、竹雀の名の如く、生命力に満ち溢れた竹林の中を、雀が元気よく羽ばたいています。細かく彫り込まれた細工は、四分の一というコンパクトなサイズながらも、豪華で優雅な存在感を醸し出します。赤糸威は糸を通してある数が非常に多く、糸と糸との間隔が詰まっている為、端正に仕上がっています。金色の竹雀と赤糸威の鮮やかな対比が、華麗に人目を惹きつける逸品です。兜の向かって左には、本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」、右には、金色で統一した眩く(まばゆく)豪華な太刀を並べました。細部にまで意匠を凝らし、本物にこだわったセットです。畳を用いた台と屏風は、赤みがかかった茶色で一風変わった雰囲気。どこかシックでモダンな雰囲気の漂う、和室にも洋室にも似合うセットです。
※当セットにつきましては、家紋サービスは有料となります。
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保元物語や平治物語には、源氏に代々伝えられた「8つの鎧」の話が残っています。「源氏八領(げんじはちりょう)」と呼ばれるこの8つの鎧は、平治の乱で「楯無(たてなし)」という鎧1つを残して全て失われ、伝説上の存在となりました。(※領=鎧の単位。1領、2領・・・と数える。)
楯無は甲斐源氏の家宝として受け継がれ、現在では、山梨県の菅田天神社に納められています。「小桜偉威鎧兜、大袖付(こざくらがわおどしよろいかぶと、おおそでつき)」として国宝の指定を受けています。「『楯がいらない』程の丈夫な鎧」からその名がきています。この兜は、源氏八領の中で唯一存在する鎧兜「楯無」の兜をモデルに制作されました。兜は、大円山の鉢に無数の小星を打ち出した星兜。兜の前後に、銀メッキの板に金の星を流した二方白(にほうじろ)を装飾しています。最大の特徴は、その名にもなっている小桜革の威(おどし)です。白い鹿革には、小さな桜の花びら模様が一面に染め出されています。組紐を用いた糸威とは一味違った、革ならではの落ち着いた存在感、モノトーンでシックな雰囲気を放ちます。
吹返と眉庇(まびさし)には、襷(たすき)模様をあしらった鹿革を貼り付けています。鹿革は、その強度と身体に馴染むしなやかさから、鎧兜に愛用されてきました。しっとりとした柔軟性を長時間保ち続け、色褪せも少ないという特徴を持ち、意匠の美しさを長くお楽しみいただけます。兜の向かって左には、本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」を配しました。右には、金色で統一した眩く(まばゆく)豪華な太刀を並べました。細部にまで工夫を凝らした、味わい深い印象のセットです。台には畳を用いて、定番の金屏風を載せました。静謐(せいひつ)の中に源平時代に生きた武将の勇を思わせる、一味違った兜飾りです。
※当セットにつきましては、家紋サービスは有料となります。また、お櫃(おひつ)が紗張(しゃばり)となっておりますので、家紋が若干にじむことをご了承下さい。
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赤糸威と藻獅子模様のコントラストが美しい兜飾りです。赤い糸を用いた赤糸威は、緋威よりも黄色味のない、「より赤色らしい色」をしています。
鍬形は、鎌倉時代より少し前、平安時代後期、源野義家の兜に取り付けられたとされる長鍬形(ながくわがた)をモチーフにしました。
厳島神社には、源義家のものだとして伝わっている鎧が奉納されており、以来定番になったのがこの長鍬形の角です。パッと目を引く長鍬形は、兜飾りの中でも特に人気のタイプです。兜は、大円山の鉢に無数の小星を打ち出した星兜。剣状の「篠垂」と呼ばれる飾りが前後に伸びているが特徴です。首の周りを防御するしころには、約300枚の小札(こざね)を一枚一枚丁寧に貼り付けた小札張りが用いられており、本物同様の工程にこだわりました。吹返と眉庇(まびさし)には、勇ましい獅子が鎮座する藻獅子(もじし)模様をあしらった鹿革を貼り付けています。鹿革は、その強度と身体に馴染むしなやかさから、鎧兜に愛用されてきました。しっとりとした柔軟性を長期間保ち続け、色褪せも少ないという特徴を持ち、意匠の美しさを長くお楽しみいただけます。兜の向かって左には、本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」、右には、柄に「鳥首」と呼ばれる装飾を施し、鞘を金色で装飾した「金覆輪太刀(きんぷくりんのたち)」を並べました。細部にまで意匠をこらし、本物にこだわったセットです。台には畳を用いて、定番の金屏風を載せました。赤糸威の美しさにさり気なく篠垂の意匠が光る、端正な兜飾りです。
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保元物語や平治物語には、源氏に代々伝えられた「8つの鎧」の話が残っています。「源氏八領(げんじはちりょう)」と呼ばれるこの8つの鎧は、平治の乱で「楯無(たてなし)」という鎧1つを残して全て失われ、伝説上の存在となりました。(※領=鎧の単位。1領、2領・・・と数える。)楯無は甲斐源氏の家宝として受け継がれ、現在では、山梨県の菅田天神社に納められています。「小桜偉威鎧兜、大袖付(こざくらがわおどしよろいかぶと、おおそでつき)」として国宝の指定を受けています。「『楯がいらない』程の丈夫な鎧」からその名がきています。この兜は、源氏八領の中で唯一実在する鎧兜「楯無」の兜をモデルに制作されました。兜は、大円山の鉢に無数の小星を打ち出した星兜。兜の前後に、銀メッキの板に金の星を流した二方白(にほうじろ)を装飾しています。最大の特徴は、その名にもなっている小桜革の威(おどし)です。白い鹿革には、小さな桜の花びら模様が一面に染め出されています。組紐を用いた糸威とは一味違った、革ならではの落ち着いた存在感、モノトーンでシックな雰囲気を放ちます。吹返と眉庇(まびさし)には、襷模様をあしらった鹿革を貼り付けています。鹿革は、その強度と身体に馴染むしなやかさから、鎧兜に愛用されてきました。しっとりとした柔軟性を長時間保ち続け、色褪せも少ないという特徴を持ち、意匠の美しさを長くお楽しみいただけます。兜の向かって左には、本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」を置きました。小桜革威と合わせて、矢尻は桜型に抜いてあります。向かって右には、金色で統一した眩く(まばゆく)豪華な太刀を並べました。細部にまで意匠を凝らした、味わい深い印象のセットです。台には畳を用いて、定番の金屏風を載せました。静謐の中に源平時代に生きた武将の勇を思わせる、一味違った兜飾りです。
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優美な紫色の縅(おどし)が特徴的な兜です。「裾濃」とは、上を白く、下を濃くグラデーションしてゆく威です。この兜の威は、その名の通り白から紫へとグラデーションを織りなす「紫裾濃」で、上品な印象を与えてくれます。兜の持つ勇ましさの中に優美な美的感覚が匂い立ち、武士の美意識を感じる色彩感覚は見事の一言です。鍬形は、力強く見栄えがすると人気の高い大鍬形です。吹返と眉庇(まびさし)は、シンプルな意匠をあしらった鹿革を貼り付けています。鹿革は、その強度と身体に馴染むしなやかさから、鎧兜に愛用されてきました。しっとりとした柔軟性を長時間保ち続け、色褪せも少ないという特徴を持ち、意匠の美しさを長くお楽しみいただけます。兜の向かって左には、本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」、右には、金色で統一した華やかな太刀を並べました。細部にまで意匠を凝らし、本物にこだわったセットです。台には畳を用いて、定番の金屏風を載せました。シンプルな中に紫裾濃の色合いが冴える、上品な兜飾りです。
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不動明王を描いた吹返が特徴の兜飾りです。不動明王は、悪魔を降伏するために恐ろしい姿をされ、全ての障害を打ち砕き、おとなしく仏道に従わないものを無理やりにでも導き、救済するという役目をもっておられます。大変恐ろしいお姿の不動明王ですが、そのお心は人々を救済しようとする、厳しくもやさしい慈悲に満ちています。鮮やかな緋威と厳かな不動明王のお姿があいまって、威風堂々たる兜に仕上がっています。笠じごろ(笠の様に裾を大きく開いた「しころ」)のように、少し広がる裾と、大きく立派な鍬形も特徴的。三分の一という比較的飾りやすい手頃なサイズながら、迫力満点の兜飾りです。吹返と眉庇(まびさし)は、鹿革を貼り付けています。鹿革は、その強度と身体に馴染むしなやかさから、鎧兜に愛用されてきました。しっとりとした柔軟性を長時間保ち続け、色褪せも少ないという特徴を持ち、意匠の美しさを長くお楽しみいただけます。兜の向かって左には、本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」、右には、柄に「鳥首」と呼ばれる装飾を施し、鞘を金色で装飾した「金覆輪太刀(きんぷくりんたち)」を並べました。細部にまで意匠を凝らし、本物にこだわったセットです。台には畳を用いて、金沢箔を使用する金屏風で更なる豪華さを演出しました。魔を降伏しお子様の健やかな成長を見守る、貫禄に満ちた兜飾りです。
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櫛引八幡宮(くしひきはちまんぐう)は、鎌倉時代より青森、岩手の総鎮守として、多くの人々に尊崇されてきました。そこには、国宝の赤糸威鎧が所蔵されています。鎌倉末期の典型的様式の鎧であり、一面に装飾された菊籬(きくまがき)の意匠は傑作の一言。春日大社の「赤糸威鎧」と肩を並べ、現存する優れた鎧と言われています。この赤糸威鎧の兜の部分のみを、「菊一文字兜」として呼び、現存の兜として大変有名です。
今回は、甲冑師加藤一冑の手によって、この「菊一文字兜」を細部まで細かく再現しました。卓越した技と、数多くの模写や修理を手掛けてきた一冑だからこそ成せる芸術に、お子様の未来への希望を重ねてみてはいかがでしょうか。鍬形台には菊籬(きくまがき)(菊の花々)の中に、堂々として漢字の「一」の文字を配しています。名刀「菊一文字」の切れ味の如く、鋭く大きな鍬形が特徴です。吹返と眉庇(まびさし)は、鹿革を貼り付けています。鹿革は、その強度と身体に馴染むしなやかさから、鎧兜に愛用されてきました。しっとりとした柔軟性を長時間保ち続け、色褪せも少ないという特徴を持ち、意匠の美しさを長くお楽しみいただけます。兜に向かって左には、本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」、右には、天然竹で作られ、鞘を金色で装飾した上に彫刻を施した「金覆輪太刀(きんぷくりんのたち)」を並べました。細部にまで意匠を凝らし、本物にこだわったセットです。台には畳を用いて、金沢箔を使用する金屏風で更なる豪華さを演出しました。希代の兜を甲冑師一冑が現代に蘇らせた、華やかな兜飾りです。
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お子様が大きくなってからも楽しめる、王道の兜飾りです。
鍬形は、鎌倉時代より少し前、平安時代後期、源義家の兜に取り付けられたとされる長鍬形(ながくわがた)をモチーフにしました。
厳島神社には、源義家のものだとして伝わっている鎧が奉納されており、以来定番になったのがこの長鍬形の角です。パッと目を引く長鍬形は、兜飾りの中でも特に人気のタイプです。兜は、鉢に無数の小星を打ち出した星兜。兜の前後に、銀メッキの板に金の星を流した四方白(にほうじろ)を装飾しています。吹返と眉庇(まびさし)には、襷模様をあしらった鹿革を貼り付けています。鹿革は、その強度と身体に馴染むしなやかさから、鎧兜に愛用されてきました。しっとりとした柔軟性を長時間保ち続け、色褪せも少ないという特徴を持ち、意匠の美しさを長くお楽しみいただけます。ぎっしり目の詰まった緋威と鹿革の白が清冽(せいれつ)なコントラストを奏で、重厚感に溢れる兜となっています。兜の向かって左には、本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」、右には、柄に「鳥首」と呼ばれる装飾を施し、鞘を金色で装飾した「金覆輪太刀(きんぷくりんのたち)」を並べました。細部にまで意匠を凝らし、本物にこだわったセットです。
台には畳を用いて、定番の金屏風を載せました。シンプルなセットだからこそ兜の存在がより引き立つ、飽きのこない王道スタイルの兜飾りです。
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牡丹の花を彫金を施した、見るも艶やかな兜飾りです。鍬形台や天辺に至るまで。艶やかに彫金が施され、見る人の心を奪うような美しさを醸し出しています。赤糸威は糸を通してある数が非常に多く、糸と糸との間隔が詰まっている為、端正に仕上がっています。絢爛たる彫金を定番の赤糸威が彩り、兜本来の重厚さを失うことなく、華やかな美しさを表現しています。鍬形は、鎌倉時代より少し前、平安時代後期、源義家の兜に取り付けられたとされる長鍬形(ながくわがた)をモチーフにしました、厳島神社には、源義家のものだとして伝わっている鎧が奉納されており、以来定番になったのがこの長鍬形の角です。パッと目を引く長鍬形は、兜飾りの中でも特に人気のタイプです。吹返と眉庇(まびさし)は、シンプルな意匠をあしらった鹿革を貼り付けています。鹿革は、その強度と身体に馴染むしなやかさから、鎧兜に愛用されてきました。しっとりとした柔軟性を長時間保ち続け、色褪せも少ないという特徴を持ち、意匠の美しさを長くお楽しみいただけます。兜の向かって左には、本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」、右には、金色で統一した華やかな太刀を並べました。木目を活かした台屏風は、黒塗りよりも柔らかな印象を与えてくれます。和室は勿論、洋室にも似合うどこかモダンなセットです。贅をつくした一品ながら、非常にバランス良くまとまった、通好みの兜飾りと言えましょう。
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コンパクトに飾れる、四分の一兜飾りです。吹返しの柄は細密画とも思われるほど繊細に描かれ、鍬形台と鉢の前面の彫金は芸術品とも取れる逸品です。また、裾金具と言って、兜の裾の部分にも金具の装飾を施しています。兜は「小札(こざね)」と呼ばれる、小さな短冊状の板を張り合わせて作られています。この「四分の一極上兜飾りセット」は、小札を張り合わせた後、さらに細かい紐状の皮で1個ずつ編み込んでいます。これにより本物の兜を再現した、他の兜飾りとは大きく異なる作りです。また、通常の兜飾りは、小札を4段重ねて作るのに対し、「四分の一極上兜飾りセット」では5段重ねで作りました。これも本物に近づけるための甲冑師のこだわり。他の兜飾りとは一線を画す風格の漂う兜となっています。
弓は本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」です。羽根は本物の鳥の羽を使用し、大変豪華な仕上がりになっています。太刀には彫金の装飾を施し、煌びやかに仕上げました、鞘を金色で装飾した上に彫刻を施した「金覆輪太刀(きんぷくりんのたち)」です。また刃に刃文(はもん)を入れる事で、より本物らしさを表現しました。台屏風は、黒塗りの畳台に、二引きの入った屏風のセットです。黒塗りに金の二引き模様が、キリリと雰囲気を引き締めています。より本物に近い技法で仕上げた兜に始まり、セットに含まれる全ての物に一切の妥協を許さず、丹精込めて作り込んだ至高の逸品。名前の通り、「極上」の一言が実に相応しい、豪華な兜飾りセットです。
※当セットにつきましては、家紋サービスは有料となります。また、お櫃が紗貼(しゃばり)となっておりますので、家紋が若干にじむことをご了承下さい。
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かの源義経が愛媛県・大山祇神社に奉納させたとの伝を持つ国宝「赤糸威鎧 大袖付」を、甲冑師・加藤一冑の類稀なる技術で再現しました。
かの壇ノ浦の戦いで、敗北を悟った平家の猛将・平教経がせめて大将・義経を道連れにしようと組みかかりますが、身の軽い義経は船から船へと飛び移り、船八艘も彼方へ飛び去っていったという「八艘飛び」ーーこの際に義経がまとっていたのが「赤糸威鎧 大袖付」と伝えており、別名「八艘飛びの鎧」とも呼ばれています。平治物語絵巻等にも描かれている胴丸鎧は、大鎧と並んで古い歴史を持っていますが、現存するものが大変少なく、特に平安時代の古いものはこの一領のみとされています。荘厳な大鎧と機能的な胴丸の特色を兼ね備えた実に珍しい例であり、稀有なる歴史的名品と言えましょう。
これ程の鎧兜を、甲冑師・加藤一冑が精巧な細工で丹念に再現した、見事な逸品。随所に扇の金物を打ち、胴元の栴檀板(せんだんいた)・鳩尾板(きゅうびいた)は銀の鏡面状で華やかに煌めきます。腰から下の草摺(くさずり)はまさに胴丸の形状で七つに分かれており、濃密な赤糸威が四方に広がる様は、壮麗そのものです。兜は現存していませんが、平治物語絵巻等の古い資料を参考に、勇猛な獅子の頭を模した獅噛(しかみ)の鍬形で制作。鍬形台も鏡面のように輝いており、鎧兜の優美さに一層拍車をかけています。
鎧の向かって左には、本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」、右には、金色で統一した眩く(まばゆく)豪華な太刀を並べました。さらに、鎧飾りには珍しく、ケース付きでご用意しました。ケースは金のバックで、上から被せるタイプになります。台はシックな布張りで、上に飾る鎧兜を引き立てます。
ガラスケースは、埃や傷から大切な鎧飾りを保護し、永く綺麗にお飾り頂けます。ペットを飼っている方にも最適です。飾る場所を取りがちな鎧飾りですが、こちらの鎧兜は五分の一サイズですので、間口60cm以下と実にコンパクトな大きさです。鎧兜を飾りたい、でも大きさが気になる・・・という方にぜひオススメの鎧飾りです。
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保元物語や平治物語には、源氏に代々伝えられた「8つの鎧」の話が残っています。
「源氏八領(げんじはちりょう)」と呼ばれるこの8つの鎧は、平治の乱で「楯無(たてなし)」という鎧1つを残して全て失われ、伝説上の存在となりました。(※領=鎧の単位。1領、2領・・・と数える。)源氏八領には、「日数」のほかに、「月数(つきかず)」「源太産着(げんたのうぶぎぬ)」「八龍(はちりょう)」「沢瀉(おもだか)」「薄金(うすがね)」「楯無(たてなし)」「膝丸(ひざまる)」と呼ばれる合計八つの鎧があるとされています。
「日数の鎧」は、保元の合戦では、」源為義の子、五郎掃部助頼仲、賀茂六郎為宗、七郎為成、源九郎為仲のいずれかが着用したと伝えられています。
親子の絆と子供の無事を象徴する名鎧が、甲冑師加藤一冑の手によって、鮮やかな「紫裾濃(むらさきすそご)」のデザインで蘇りました。裾濃とは、裾に向けて段々と色が濃くなっていくグラデーションの技法です。この兜の威は、その名の通り白から紫へとグラデーションを織りなす「紫裾濃」で、上品な印象を与えてくれます。鍬形は、鎌倉時代より少し前、平安時代後期、源義家の兜に取り付けられたとされる長鍬形(ながくわがた)をモチーフにしました。
厳島神社には、源義家のものだとして伝わっている鎧が奉納されており、以来定番になったのがこの長鍬形の角です。パッと目を引く長鍬形は、兜飾りの中でも特に人気のタイプです。
吹き返しや胴回りには、実物の鎧と同じく鹿革を用い、一冑満身の気合を込めました。鹿革は、その強度と身体に馴染むしなやかさから、鎧兜に愛用されてきました。しっとりとした柔軟性を長期間保ち続け、色褪せも少ないという特徴を持ち、意匠の美しさを長くお楽しみいただけます。屏風には、二曲の屏風を用い、弓・太刀を省いたことで間口もコンパクトに。お子様の健やかな成長を屏風に描いた金彩の丸紋模様に乗せて、お届けします。数に限りがございますので、ご注文はお早めに。
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燃えるような緋威が鮮やかな鎧飾りです。
鍬形は、鎌倉時代より少し前、平安時代後期、源義家の兜に取り付けられたとされる長鍬形(なかくわがた)をモチーフにしました。
厳島神社には、源義家の物だとして伝わっている鎧が奉納されており、以来定番になったのがこの長鍬形の角です。パッと目を引く長鍬形は、兜飾りの中でも特に人気のタイプです。兜は、大円山の鉢に無数の小星を打ち出した星兜。兜の前後に、銀メッキの板に金の星を流した二方白(しほうじろ)を装飾しています。
吹返や眉庇(まびさし)、弦走(つるばしり)などの革張部分には、全て、襷模様をあしらった鹿革を用いています。鹿革は、その強度と身体に馴染むしなやかさから、鎧兜に愛用されてきました。しっとりとした柔軟性を長時間保ち続け、色褪せも少ないという特徴を持ち、意匠の美しさを長くお楽しみいただけます。
鎌倉時代の鎧・兜に用いられた威には、緋威(ひおどし)や赤糸威(あかいとおどし)などの単色以外に、グラデーションを表現した裾濃威(すそごおどし)、スリットを表現した沢瀉威(おもだかおどし)など、当時の武将がファッションセンスを競っていたこと思わせる、実に様々な模様があります。本品には、シンプルで明るい印象の赤糸威(ひいとおどし)を装飾しています。兜の向かって左には、本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」、右には、柄に「鳥首」と呼ばれる装飾を施し、鞘を金色で装飾した「金覆輪太刀(きんぷくりんのたち)」を並べました。細部にまで意匠を凝らし、本物にこだわったセットです。
四分の一サイズで、比較的飾りやすい鎧飾りセットです。
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子供ならすっぽりとかぶれるほどの大きさの、三分の二兜飾りです。
鍬形は、鎌倉時代より少し前、平安時代後期、源義家の兜に取り付けられたとされる長鍬形(ながくわがた)をモチーフにしました。厳島神社には、源義家のものだとして伝わっている鎧が奉納されており、以来定番になったのがこの長鍬形の角です。パッと目を引く長鍬形は、兜飾りの中でも特に人気のタイプです。
兜は、鉢に無数の小星を打ち出した星兜。兜の前後に、銀メッキの板に金の星を流した二方白(にほうじろ)を装飾しています。吹返と眉庇(まびさし)には、襷模様をあしらった鹿革を貼り付けています。鹿革は、その強度と身体に馴染むしなやかさから、鎧兜に愛用されてきました。しっとりとした柔軟性を長期間保ち続け、色褪せも少ないという特徴を持ち、意匠の美しさを長くお楽しみいただけます。
ぎっしり目の詰まった緋威と鹿革の白が清冽なコントラストを奏で、重厚感に溢れる兜となっています。
兜の向かって左には、本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」、右には、鞘を金色で装飾した上に彫刻を施した「金履輪太刀(きんぷくりんのたち)」を並べました。細部にまで意匠を凝らし、本物にこだわったセットです。台には畳を用いて、その上に京都金閣寺の金箔にも使われている金沢箔を用いた屏風を載せました。シンプルなセットだからこそ兜の存在がより引き立つ、堂々たる兜飾りです。
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五月人形として飾られる鎧兜の多くは、「奉納鎧」です。これは、戦国武将たちが自らの志が願い叶った時に、神に感謝の意を込めて神社に奉納した鎧の事。あくまで「お礼の為の鎧」なので、戦時の防具となる籠手や脛などの肌に密着する部分は、奉納されません。
一方、この「篭手脛当付鎧飾りセット」は、「戦うための鎧」を甲冑師・加藤一冑が現代に蘇らせた作品です。「戦う為の鎧」であるからこそ、命を守る防具としての籠手・脛当がある鎧になっています。
威は紅の人絹と鹿革を使用し、脛当には熊の毛を使用しました。鍬形は、鎌倉時代より少し前、平安時代後期、源義家の兜に取り付けられたとされる長鍬形(ながくわがた)をモチーフにしました。厳島神社には、源義家のものだとして伝わっている鎧が奉納されており、以来定番になったのがこの長鍬形の角です。パッと目を引く長鍬形は、兜飾りの中でも特に人気のタイプです。兜の両脇には、滋籐(しげとう)の弓と、天然竹で作られた鳥頭の飾り柄の刀を並べました。弦巻(つるまき)に彫られた彫刻、木製の鞘など、細部にまで意匠を凝らしています。鎧兜の魅力を最大限に引き立たせるのは、金沢箔の屏風です。定番でシンプルだからこそ、中央に鎮座する鎧兜の格が際立ちます。
生きてく上で避ける事の出来ない戦いを乗り越え、凛々しく力強く、未来へ躍進して欲しいとの願いが込められた鎧飾りです。
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以上で雛人形、五月人形の真多呂人形の五月人形をご紹介を終了致します。
真多呂人形とは、今からおよそ270年前の江戸元文年間に、京都の上賀茂神社に仕えていた高橋忠重が作った人形「木目込み人形」が始まりとされています。現在の木目人形は、明治以降様々な変化を経て発展しました。東京の人形師・吉野栄吉が京都から木目込みの技術を持ち帰り、これに改良を加え、現代木目込み人形の基礎を築きました。初代金林真多呂は栄吉の息子の喜代治に師事、新たに創意工夫を加えて、独自の雅やかな真多呂人形を完成させたのです。「木目込み人形」の技を継ぎ、磨きあげられた伝統技法を現代に伝えるのが真多呂人形です。
上賀茂神社から木目込み人形の正統伝統者として認定をうけているのは真多呂だけです。
伝統的工芸品―歴史に裏打ちされた伝統を受け継ぐ逸品。
当雛人形は、通算大臣指定、伝統的工芸品の「伝産マーク」付きです。
人形のボディに使われる素材や加工は全て伝統技法に忠実。経済産業省制定の「伝産法」を満たし、伝統的工芸品として認定されています。人形の原型は全て伝統工芸士・金林真多呂の手によって作り上げられています。素材は国産のものにこだわり、熟練した専門職人たちが作業を分担し、ほとんど手作業で人形を作り上げていきます。
ボディには天然の桐素材を使用。ウレタンなどの化学素材は一切入っていません。ボディが木の為、型崩れや衣ずれしにくく、何年も美しい状態でお飾りいただけます。
270年間受け継がれ、磨き上げられてきた確かな品質。眺めれば眺めるほど深い雛人形が、お子様の成長を見守ります。
当雛人形は、通算大臣指定、伝統的工芸品の「伝産マーク」付きです。
人形のボディに使われる素材や加工は全て伝統技法に忠実。経済産業省制定の「伝産法」を満たし、伝統的工芸品として認定されています。人形の原型は全て伝統工芸士・金林真多呂の手によって作り上げられています。素材は国産のものにこだわり、熟練した専門職人たちが作業を分担し、ほとんど手作業で人形を作り上げていきます。
ボディには天然の桐素材を使用。ウレタンなどの化学素材は一切入っていません。ボディが木の為、型崩れや衣ずれしにくく、何年も美しい状態でお飾りいただけます。
270年間受け継がれ、磨き上げられてきた確かな品質。眺めれば眺めるほど深い雛人形が、お子様の成長を見守ります。
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五月人形
強く逞しく、頼もしく。
尚武の気風を馥郁(ふくいく)と伝える、
伝統技法を駆使した五月人形。
強く逞しく、頼もしく。
尚武の気風を馥郁(ふくいく)と伝える、
伝統技法を駆使した五月人形。
端午の節句は奈良時代に始まり、平安時代には病気や災厄から身を守る大切な貴族の行事として定着しました。端午という呼称は中国伝来のもので、よもぎや菖蒲を駆邪のまじないに用い、粽(ちまき)を食べることも中国の風習です。こうしたしきたりが平安時代の貴族の間に取り入れられ、それが次第に民間の行事にと育っていったのです。
鯉のぼりを立て、武者人形を飾る習慣は江戸時代になってからで日本独特のものです。菖蒲が「尚武」と音が通じるため、三月の雛節句に対し、男の節句とされ、男の子らしい鯉のぼりや勇ましい武者人形と結び付きました。強く逞しくと男の子の成長を願う親の心は、いつの時代も変わりません。
尚武の気風をふくいくと伝える真多呂人形の五月人形、工芸品としての美しさを併せ持った加藤一冑の兜飾りで、お子様の節句をお祝いください。
鎧兜について
甲冑師 加藤一冑伝
五月人形のできるまで
鯉のぼりを立て、武者人形を飾る習慣は江戸時代になってからで日本独特のものです。菖蒲が「尚武」と音が通じるため、三月の雛節句に対し、男の節句とされ、男の子らしい鯉のぼりや勇ましい武者人形と結び付きました。強く逞しくと男の子の成長を願う親の心は、いつの時代も変わりません。
尚武の気風をふくいくと伝える真多呂人形の五月人形、工芸品としての美しさを併せ持った加藤一冑の兜飾りで、お子様の節句をお祝いください。
鎧兜について
甲冑師 加藤一冑伝
五月人形のできるまで
四分の一 竹雀兜飾りセット
春日大社の国宝、竹雀金物赤糸威大鎧の兜を再現。コンパクトサイズで豪華な兜飾り。
春日大社の国宝、竹雀金物赤糸威大鎧の兜を再現。コンパクトサイズで豪華な兜飾り。
コンパクトに飾れる、四分の一兜飾りです。
奈良県・春日大社の国宝、赤糸威鎧(竹雀虎金物)の兜を、甲冑師・加藤一冑の類稀なる技術で再現しました。兜正面と吹返部分には、竹雀の名の如く、生命力に満ち溢れた竹林の中を、雀が元気よく羽ばたいています。細かく彫り込まれた細工は、四分の一というコンパクトなサイズながらも、豪華で優雅な存在感を醸し出します。赤糸威は糸を通してある数が非常に多く、糸と糸との間隔が詰まっている為、端正に仕上がっています。金色の竹雀と赤糸威の鮮やかな対比が、華麗に人目を惹きつける逸品です。兜の向かって左には、本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」、右には、金色で統一した眩く(まばゆく)豪華な太刀を並べました。細部にまで意匠を凝らし、本物にこだわったセットです。畳を用いた台と屏風は、赤みがかかった茶色で一風変わった雰囲気。どこかシックでモダンな雰囲気の漂う、和室にも洋室にも似合うセットです。
※当セットにつきましては、家紋サービスは有料となります。
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四分の一 小桜革兜飾りセット
伝説・源氏八領の「楯無」をモチーフとした、四分の一サイズのコンパクトな兜飾り。
伝説・源氏八領の「楯無」をモチーフとした、四分の一サイズのコンパクトな兜飾り。
保元物語や平治物語には、源氏に代々伝えられた「8つの鎧」の話が残っています。「源氏八領(げんじはちりょう)」と呼ばれるこの8つの鎧は、平治の乱で「楯無(たてなし)」という鎧1つを残して全て失われ、伝説上の存在となりました。(※領=鎧の単位。1領、2領・・・と数える。)
楯無は甲斐源氏の家宝として受け継がれ、現在では、山梨県の菅田天神社に納められています。「小桜偉威鎧兜、大袖付(こざくらがわおどしよろいかぶと、おおそでつき)」として国宝の指定を受けています。「『楯がいらない』程の丈夫な鎧」からその名がきています。この兜は、源氏八領の中で唯一存在する鎧兜「楯無」の兜をモデルに制作されました。兜は、大円山の鉢に無数の小星を打ち出した星兜。兜の前後に、銀メッキの板に金の星を流した二方白(にほうじろ)を装飾しています。最大の特徴は、その名にもなっている小桜革の威(おどし)です。白い鹿革には、小さな桜の花びら模様が一面に染め出されています。組紐を用いた糸威とは一味違った、革ならではの落ち着いた存在感、モノトーンでシックな雰囲気を放ちます。
吹返と眉庇(まびさし)には、襷(たすき)模様をあしらった鹿革を貼り付けています。鹿革は、その強度と身体に馴染むしなやかさから、鎧兜に愛用されてきました。しっとりとした柔軟性を長時間保ち続け、色褪せも少ないという特徴を持ち、意匠の美しさを長くお楽しみいただけます。兜の向かって左には、本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」を配しました。右には、金色で統一した眩く(まばゆく)豪華な太刀を並べました。細部にまで工夫を凝らした、味わい深い印象のセットです。台には畳を用いて、定番の金屏風を載せました。静謐(せいひつ)の中に源平時代に生きた武将の勇を思わせる、一味違った兜飾りです。
※当セットにつきましては、家紋サービスは有料となります。また、お櫃(おひつ)が紗張(しゃばり)となっておりますので、家紋が若干にじむことをご了承下さい。
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三分の一 篠垂付兜飾りセット
静謐さの中に迫力をたたえる、意匠を凝らした逸品。藻獅子模様も勇ましい兜飾り。
静謐さの中に迫力をたたえる、意匠を凝らした逸品。藻獅子模様も勇ましい兜飾り。
赤糸威と藻獅子模様のコントラストが美しい兜飾りです。赤い糸を用いた赤糸威は、緋威よりも黄色味のない、「より赤色らしい色」をしています。
鍬形は、鎌倉時代より少し前、平安時代後期、源野義家の兜に取り付けられたとされる長鍬形(ながくわがた)をモチーフにしました。
厳島神社には、源義家のものだとして伝わっている鎧が奉納されており、以来定番になったのがこの長鍬形の角です。パッと目を引く長鍬形は、兜飾りの中でも特に人気のタイプです。兜は、大円山の鉢に無数の小星を打ち出した星兜。剣状の「篠垂」と呼ばれる飾りが前後に伸びているが特徴です。首の周りを防御するしころには、約300枚の小札(こざね)を一枚一枚丁寧に貼り付けた小札張りが用いられており、本物同様の工程にこだわりました。吹返と眉庇(まびさし)には、勇ましい獅子が鎮座する藻獅子(もじし)模様をあしらった鹿革を貼り付けています。鹿革は、その強度と身体に馴染むしなやかさから、鎧兜に愛用されてきました。しっとりとした柔軟性を長期間保ち続け、色褪せも少ないという特徴を持ち、意匠の美しさを長くお楽しみいただけます。兜の向かって左には、本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」、右には、柄に「鳥首」と呼ばれる装飾を施し、鞘を金色で装飾した「金覆輪太刀(きんぷくりんのたち)」を並べました。細部にまで意匠をこらし、本物にこだわったセットです。台には畳を用いて、定番の金屏風を載せました。赤糸威の美しさにさり気なく篠垂の意匠が光る、端正な兜飾りです。
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三分の一 小桜革兜飾りセット
源氏八領の「楯無」をモチーフとした、凛々しい一品。
源氏八領の「楯無」をモチーフとした、凛々しい一品。
保元物語や平治物語には、源氏に代々伝えられた「8つの鎧」の話が残っています。「源氏八領(げんじはちりょう)」と呼ばれるこの8つの鎧は、平治の乱で「楯無(たてなし)」という鎧1つを残して全て失われ、伝説上の存在となりました。(※領=鎧の単位。1領、2領・・・と数える。)楯無は甲斐源氏の家宝として受け継がれ、現在では、山梨県の菅田天神社に納められています。「小桜偉威鎧兜、大袖付(こざくらがわおどしよろいかぶと、おおそでつき)」として国宝の指定を受けています。「『楯がいらない』程の丈夫な鎧」からその名がきています。この兜は、源氏八領の中で唯一実在する鎧兜「楯無」の兜をモデルに制作されました。兜は、大円山の鉢に無数の小星を打ち出した星兜。兜の前後に、銀メッキの板に金の星を流した二方白(にほうじろ)を装飾しています。最大の特徴は、その名にもなっている小桜革の威(おどし)です。白い鹿革には、小さな桜の花びら模様が一面に染め出されています。組紐を用いた糸威とは一味違った、革ならではの落ち着いた存在感、モノトーンでシックな雰囲気を放ちます。吹返と眉庇(まびさし)には、襷模様をあしらった鹿革を貼り付けています。鹿革は、その強度と身体に馴染むしなやかさから、鎧兜に愛用されてきました。しっとりとした柔軟性を長時間保ち続け、色褪せも少ないという特徴を持ち、意匠の美しさを長くお楽しみいただけます。兜の向かって左には、本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」を置きました。小桜革威と合わせて、矢尻は桜型に抜いてあります。向かって右には、金色で統一した眩く(まばゆく)豪華な太刀を並べました。細部にまで意匠を凝らした、味わい深い印象のセットです。台には畳を用いて、定番の金屏風を載せました。静謐の中に源平時代に生きた武将の勇を思わせる、一味違った兜飾りです。
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三分の一 紫裾濃兜飾りセット
優美な紫裾濃のグラデーションが冴える、上品な兜飾り。
優美な紫裾濃のグラデーションが冴える、上品な兜飾り。
優美な紫色の縅(おどし)が特徴的な兜です。「裾濃」とは、上を白く、下を濃くグラデーションしてゆく威です。この兜の威は、その名の通り白から紫へとグラデーションを織りなす「紫裾濃」で、上品な印象を与えてくれます。兜の持つ勇ましさの中に優美な美的感覚が匂い立ち、武士の美意識を感じる色彩感覚は見事の一言です。鍬形は、力強く見栄えがすると人気の高い大鍬形です。吹返と眉庇(まびさし)は、シンプルな意匠をあしらった鹿革を貼り付けています。鹿革は、その強度と身体に馴染むしなやかさから、鎧兜に愛用されてきました。しっとりとした柔軟性を長時間保ち続け、色褪せも少ないという特徴を持ち、意匠の美しさを長くお楽しみいただけます。兜の向かって左には、本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」、右には、金色で統一した華やかな太刀を並べました。細部にまで意匠を凝らし、本物にこだわったセットです。台には畳を用いて、定番の金屏風を載せました。シンプルな中に紫裾濃の色合いが冴える、上品な兜飾りです。
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三分の一 不動明王兜飾りセット
緋威に不動明王のお姿が映える、櫛(くし)引八幡宮の国宝・赤糸威鎧の兜を再現した芸術的逸品。
緋威に不動明王のお姿が映える、櫛(くし)引八幡宮の国宝・赤糸威鎧の兜を再現した芸術的逸品。
不動明王を描いた吹返が特徴の兜飾りです。不動明王は、悪魔を降伏するために恐ろしい姿をされ、全ての障害を打ち砕き、おとなしく仏道に従わないものを無理やりにでも導き、救済するという役目をもっておられます。大変恐ろしいお姿の不動明王ですが、そのお心は人々を救済しようとする、厳しくもやさしい慈悲に満ちています。鮮やかな緋威と厳かな不動明王のお姿があいまって、威風堂々たる兜に仕上がっています。笠じごろ(笠の様に裾を大きく開いた「しころ」)のように、少し広がる裾と、大きく立派な鍬形も特徴的。三分の一という比較的飾りやすい手頃なサイズながら、迫力満点の兜飾りです。吹返と眉庇(まびさし)は、鹿革を貼り付けています。鹿革は、その強度と身体に馴染むしなやかさから、鎧兜に愛用されてきました。しっとりとした柔軟性を長時間保ち続け、色褪せも少ないという特徴を持ち、意匠の美しさを長くお楽しみいただけます。兜の向かって左には、本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」、右には、柄に「鳥首」と呼ばれる装飾を施し、鞘を金色で装飾した「金覆輪太刀(きんぷくりんたち)」を並べました。細部にまで意匠を凝らし、本物にこだわったセットです。台には畳を用いて、金沢箔を使用する金屏風で更なる豪華さを演出しました。魔を降伏しお子様の健やかな成長を見守る、貫禄に満ちた兜飾りです。
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三分の一 菊一文字兜飾りセット
国宝・赤糸威の兜を細かく再現した、菊の花々が美しい兜飾り。
国宝・赤糸威の兜を細かく再現した、菊の花々が美しい兜飾り。
櫛引八幡宮(くしひきはちまんぐう)は、鎌倉時代より青森、岩手の総鎮守として、多くの人々に尊崇されてきました。そこには、国宝の赤糸威鎧が所蔵されています。鎌倉末期の典型的様式の鎧であり、一面に装飾された菊籬(きくまがき)の意匠は傑作の一言。春日大社の「赤糸威鎧」と肩を並べ、現存する優れた鎧と言われています。この赤糸威鎧の兜の部分のみを、「菊一文字兜」として呼び、現存の兜として大変有名です。
今回は、甲冑師加藤一冑の手によって、この「菊一文字兜」を細部まで細かく再現しました。卓越した技と、数多くの模写や修理を手掛けてきた一冑だからこそ成せる芸術に、お子様の未来への希望を重ねてみてはいかがでしょうか。鍬形台には菊籬(きくまがき)(菊の花々)の中に、堂々として漢字の「一」の文字を配しています。名刀「菊一文字」の切れ味の如く、鋭く大きな鍬形が特徴です。吹返と眉庇(まびさし)は、鹿革を貼り付けています。鹿革は、その強度と身体に馴染むしなやかさから、鎧兜に愛用されてきました。しっとりとした柔軟性を長時間保ち続け、色褪せも少ないという特徴を持ち、意匠の美しさを長くお楽しみいただけます。兜に向かって左には、本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」、右には、天然竹で作られ、鞘を金色で装飾した上に彫刻を施した「金覆輪太刀(きんぷくりんのたち)」を並べました。細部にまで意匠を凝らし、本物にこだわったセットです。台には畳を用いて、金沢箔を使用する金屏風で更なる豪華さを演出しました。希代の兜を甲冑師一冑が現代に蘇らせた、華やかな兜飾りです。
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二分の一 上兜飾りセット
長鍬形の力強さを上品な鹿革が引き立てる。飽きのこない重厚なセット。
長鍬形の力強さを上品な鹿革が引き立てる。飽きのこない重厚なセット。
お子様が大きくなってからも楽しめる、王道の兜飾りです。
鍬形は、鎌倉時代より少し前、平安時代後期、源義家の兜に取り付けられたとされる長鍬形(ながくわがた)をモチーフにしました。
厳島神社には、源義家のものだとして伝わっている鎧が奉納されており、以来定番になったのがこの長鍬形の角です。パッと目を引く長鍬形は、兜飾りの中でも特に人気のタイプです。兜は、鉢に無数の小星を打ち出した星兜。兜の前後に、銀メッキの板に金の星を流した四方白(にほうじろ)を装飾しています。吹返と眉庇(まびさし)には、襷模様をあしらった鹿革を貼り付けています。鹿革は、その強度と身体に馴染むしなやかさから、鎧兜に愛用されてきました。しっとりとした柔軟性を長時間保ち続け、色褪せも少ないという特徴を持ち、意匠の美しさを長くお楽しみいただけます。ぎっしり目の詰まった緋威と鹿革の白が清冽(せいれつ)なコントラストを奏で、重厚感に溢れる兜となっています。兜の向かって左には、本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」、右には、柄に「鳥首」と呼ばれる装飾を施し、鞘を金色で装飾した「金覆輪太刀(きんぷくりんのたち)」を並べました。細部にまで意匠を凝らし、本物にこだわったセットです。
台には畳を用いて、定番の金屏風を載せました。シンプルなセットだからこそ兜の存在がより引き立つ、飽きのこない王道スタイルの兜飾りです。
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三分の一 彫金兜飾りセット
吹返に牡丹の花を彫金した、心を奪う美しい兜飾り。
吹返に牡丹の花を彫金した、心を奪う美しい兜飾り。
牡丹の花を彫金を施した、見るも艶やかな兜飾りです。鍬形台や天辺に至るまで。艶やかに彫金が施され、見る人の心を奪うような美しさを醸し出しています。赤糸威は糸を通してある数が非常に多く、糸と糸との間隔が詰まっている為、端正に仕上がっています。絢爛たる彫金を定番の赤糸威が彩り、兜本来の重厚さを失うことなく、華やかな美しさを表現しています。鍬形は、鎌倉時代より少し前、平安時代後期、源義家の兜に取り付けられたとされる長鍬形(ながくわがた)をモチーフにしました、厳島神社には、源義家のものだとして伝わっている鎧が奉納されており、以来定番になったのがこの長鍬形の角です。パッと目を引く長鍬形は、兜飾りの中でも特に人気のタイプです。吹返と眉庇(まびさし)は、シンプルな意匠をあしらった鹿革を貼り付けています。鹿革は、その強度と身体に馴染むしなやかさから、鎧兜に愛用されてきました。しっとりとした柔軟性を長時間保ち続け、色褪せも少ないという特徴を持ち、意匠の美しさを長くお楽しみいただけます。兜の向かって左には、本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」、右には、金色で統一した華やかな太刀を並べました。木目を活かした台屏風は、黒塗りよりも柔らかな印象を与えてくれます。和室は勿論、洋室にも似合うどこかモダンなセットです。贅をつくした一品ながら、非常にバランス良くまとまった、通好みの兜飾りと言えましょう。
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四分の一 極上兜飾りセット
細部まで本物の兜と同じ造りにこだわった、見る物に気迫を伝える極上の兜。
細部まで本物の兜と同じ造りにこだわった、見る物に気迫を伝える極上の兜。
コンパクトに飾れる、四分の一兜飾りです。吹返しの柄は細密画とも思われるほど繊細に描かれ、鍬形台と鉢の前面の彫金は芸術品とも取れる逸品です。また、裾金具と言って、兜の裾の部分にも金具の装飾を施しています。兜は「小札(こざね)」と呼ばれる、小さな短冊状の板を張り合わせて作られています。この「四分の一極上兜飾りセット」は、小札を張り合わせた後、さらに細かい紐状の皮で1個ずつ編み込んでいます。これにより本物の兜を再現した、他の兜飾りとは大きく異なる作りです。また、通常の兜飾りは、小札を4段重ねて作るのに対し、「四分の一極上兜飾りセット」では5段重ねで作りました。これも本物に近づけるための甲冑師のこだわり。他の兜飾りとは一線を画す風格の漂う兜となっています。
弓は本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」です。羽根は本物の鳥の羽を使用し、大変豪華な仕上がりになっています。太刀には彫金の装飾を施し、煌びやかに仕上げました、鞘を金色で装飾した上に彫刻を施した「金覆輪太刀(きんぷくりんのたち)」です。また刃に刃文(はもん)を入れる事で、より本物らしさを表現しました。台屏風は、黒塗りの畳台に、二引きの入った屏風のセットです。黒塗りに金の二引き模様が、キリリと雰囲気を引き締めています。より本物に近い技法で仕上げた兜に始まり、セットに含まれる全ての物に一切の妥協を許さず、丹精込めて作り込んだ至高の逸品。名前の通り、「極上」の一言が実に相応しい、豪華な兜飾りセットです。
※当セットにつきましては、家紋サービスは有料となります。また、お櫃が紗貼(しゃばり)となっておりますので、家紋が若干にじむことをご了承下さい。
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五分の一 義経胴丸鎧飾りセット(ケース付)
別名「八艘飛びの鎧」、源義経が纏った伝説の鎧を加藤一冑の精巧な技術で再現。
別名「八艘飛びの鎧」、源義経が纏った伝説の鎧を加藤一冑の精巧な技術で再現。
かの源義経が愛媛県・大山祇神社に奉納させたとの伝を持つ国宝「赤糸威鎧 大袖付」を、甲冑師・加藤一冑の類稀なる技術で再現しました。
かの壇ノ浦の戦いで、敗北を悟った平家の猛将・平教経がせめて大将・義経を道連れにしようと組みかかりますが、身の軽い義経は船から船へと飛び移り、船八艘も彼方へ飛び去っていったという「八艘飛び」ーーこの際に義経がまとっていたのが「赤糸威鎧 大袖付」と伝えており、別名「八艘飛びの鎧」とも呼ばれています。平治物語絵巻等にも描かれている胴丸鎧は、大鎧と並んで古い歴史を持っていますが、現存するものが大変少なく、特に平安時代の古いものはこの一領のみとされています。荘厳な大鎧と機能的な胴丸の特色を兼ね備えた実に珍しい例であり、稀有なる歴史的名品と言えましょう。
これ程の鎧兜を、甲冑師・加藤一冑が精巧な細工で丹念に再現した、見事な逸品。随所に扇の金物を打ち、胴元の栴檀板(せんだんいた)・鳩尾板(きゅうびいた)は銀の鏡面状で華やかに煌めきます。腰から下の草摺(くさずり)はまさに胴丸の形状で七つに分かれており、濃密な赤糸威が四方に広がる様は、壮麗そのものです。兜は現存していませんが、平治物語絵巻等の古い資料を参考に、勇猛な獅子の頭を模した獅噛(しかみ)の鍬形で制作。鍬形台も鏡面のように輝いており、鎧兜の優美さに一層拍車をかけています。
鎧の向かって左には、本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」、右には、金色で統一した眩く(まばゆく)豪華な太刀を並べました。さらに、鎧飾りには珍しく、ケース付きでご用意しました。ケースは金のバックで、上から被せるタイプになります。台はシックな布張りで、上に飾る鎧兜を引き立てます。
ガラスケースは、埃や傷から大切な鎧飾りを保護し、永く綺麗にお飾り頂けます。ペットを飼っている方にも最適です。飾る場所を取りがちな鎧飾りですが、こちらの鎧兜は五分の一サイズですので、間口60cm以下と実にコンパクトな大きさです。鎧兜を飾りたい、でも大きさが気になる・・・という方にぜひオススメの鎧飾りです。
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四分の一 紫裾濃鎧飾りセット
上品な紫のグラデーションが美しい、コンパクトな間口の鎧飾り。
上品な紫のグラデーションが美しい、コンパクトな間口の鎧飾り。
保元物語や平治物語には、源氏に代々伝えられた「8つの鎧」の話が残っています。
「源氏八領(げんじはちりょう)」と呼ばれるこの8つの鎧は、平治の乱で「楯無(たてなし)」という鎧1つを残して全て失われ、伝説上の存在となりました。(※領=鎧の単位。1領、2領・・・と数える。)源氏八領には、「日数」のほかに、「月数(つきかず)」「源太産着(げんたのうぶぎぬ)」「八龍(はちりょう)」「沢瀉(おもだか)」「薄金(うすがね)」「楯無(たてなし)」「膝丸(ひざまる)」と呼ばれる合計八つの鎧があるとされています。
「日数の鎧」は、保元の合戦では、」源為義の子、五郎掃部助頼仲、賀茂六郎為宗、七郎為成、源九郎為仲のいずれかが着用したと伝えられています。
親子の絆と子供の無事を象徴する名鎧が、甲冑師加藤一冑の手によって、鮮やかな「紫裾濃(むらさきすそご)」のデザインで蘇りました。裾濃とは、裾に向けて段々と色が濃くなっていくグラデーションの技法です。この兜の威は、その名の通り白から紫へとグラデーションを織りなす「紫裾濃」で、上品な印象を与えてくれます。鍬形は、鎌倉時代より少し前、平安時代後期、源義家の兜に取り付けられたとされる長鍬形(ながくわがた)をモチーフにしました。
厳島神社には、源義家のものだとして伝わっている鎧が奉納されており、以来定番になったのがこの長鍬形の角です。パッと目を引く長鍬形は、兜飾りの中でも特に人気のタイプです。
吹き返しや胴回りには、実物の鎧と同じく鹿革を用い、一冑満身の気合を込めました。鹿革は、その強度と身体に馴染むしなやかさから、鎧兜に愛用されてきました。しっとりとした柔軟性を長期間保ち続け、色褪せも少ないという特徴を持ち、意匠の美しさを長くお楽しみいただけます。屏風には、二曲の屏風を用い、弓・太刀を省いたことで間口もコンパクトに。お子様の健やかな成長を屏風に描いた金彩の丸紋模様に乗せて、お届けします。数に限りがございますので、ご注文はお早めに。
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四分の一 赤糸鎧飾りセット
燃えるような緋色の威が、端午の節句を華やかに演出する。
燃えるような緋色の威が、端午の節句を華やかに演出する。
燃えるような緋威が鮮やかな鎧飾りです。
鍬形は、鎌倉時代より少し前、平安時代後期、源義家の兜に取り付けられたとされる長鍬形(なかくわがた)をモチーフにしました。
厳島神社には、源義家の物だとして伝わっている鎧が奉納されており、以来定番になったのがこの長鍬形の角です。パッと目を引く長鍬形は、兜飾りの中でも特に人気のタイプです。兜は、大円山の鉢に無数の小星を打ち出した星兜。兜の前後に、銀メッキの板に金の星を流した二方白(しほうじろ)を装飾しています。
吹返や眉庇(まびさし)、弦走(つるばしり)などの革張部分には、全て、襷模様をあしらった鹿革を用いています。鹿革は、その強度と身体に馴染むしなやかさから、鎧兜に愛用されてきました。しっとりとした柔軟性を長時間保ち続け、色褪せも少ないという特徴を持ち、意匠の美しさを長くお楽しみいただけます。
鎌倉時代の鎧・兜に用いられた威には、緋威(ひおどし)や赤糸威(あかいとおどし)などの単色以外に、グラデーションを表現した裾濃威(すそごおどし)、スリットを表現した沢瀉威(おもだかおどし)など、当時の武将がファッションセンスを競っていたこと思わせる、実に様々な模様があります。本品には、シンプルで明るい印象の赤糸威(ひいとおどし)を装飾しています。兜の向かって左には、本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」、右には、柄に「鳥首」と呼ばれる装飾を施し、鞘を金色で装飾した「金覆輪太刀(きんぷくりんのたち)」を並べました。細部にまで意匠を凝らし、本物にこだわったセットです。
四分の一サイズで、比較的飾りやすい鎧飾りセットです。
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三分の二 上兜飾りセット
三分の二サイズで迫力の大きさ。長鍬形が存在感を放つ堂々たる兜飾り。
三分の二サイズで迫力の大きさ。長鍬形が存在感を放つ堂々たる兜飾り。
子供ならすっぽりとかぶれるほどの大きさの、三分の二兜飾りです。
鍬形は、鎌倉時代より少し前、平安時代後期、源義家の兜に取り付けられたとされる長鍬形(ながくわがた)をモチーフにしました。厳島神社には、源義家のものだとして伝わっている鎧が奉納されており、以来定番になったのがこの長鍬形の角です。パッと目を引く長鍬形は、兜飾りの中でも特に人気のタイプです。
兜は、鉢に無数の小星を打ち出した星兜。兜の前後に、銀メッキの板に金の星を流した二方白(にほうじろ)を装飾しています。吹返と眉庇(まびさし)には、襷模様をあしらった鹿革を貼り付けています。鹿革は、その強度と身体に馴染むしなやかさから、鎧兜に愛用されてきました。しっとりとした柔軟性を長期間保ち続け、色褪せも少ないという特徴を持ち、意匠の美しさを長くお楽しみいただけます。
ぎっしり目の詰まった緋威と鹿革の白が清冽なコントラストを奏で、重厚感に溢れる兜となっています。
兜の向かって左には、本物の籐を巻いた「滋籐(しげとう)の弓」、右には、鞘を金色で装飾した上に彫刻を施した「金履輪太刀(きんぷくりんのたち)」を並べました。細部にまで意匠を凝らし、本物にこだわったセットです。台には畳を用いて、その上に京都金閣寺の金箔にも使われている金沢箔を用いた屏風を載せました。シンプルなセットだからこそ兜の存在がより引き立つ、堂々たる兜飾りです。
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三分の一 篭手脛当付鎧飾りセット
凛々しく力強く。「戦う為の鎧」を甲冑師・加藤一冑が現代に蘇らせた作品。
凛々しく力強く。「戦う為の鎧」を甲冑師・加藤一冑が現代に蘇らせた作品。
五月人形として飾られる鎧兜の多くは、「奉納鎧」です。これは、戦国武将たちが自らの志が願い叶った時に、神に感謝の意を込めて神社に奉納した鎧の事。あくまで「お礼の為の鎧」なので、戦時の防具となる籠手や脛などの肌に密着する部分は、奉納されません。
一方、この「篭手脛当付鎧飾りセット」は、「戦うための鎧」を甲冑師・加藤一冑が現代に蘇らせた作品です。「戦う為の鎧」であるからこそ、命を守る防具としての籠手・脛当がある鎧になっています。
威は紅の人絹と鹿革を使用し、脛当には熊の毛を使用しました。鍬形は、鎌倉時代より少し前、平安時代後期、源義家の兜に取り付けられたとされる長鍬形(ながくわがた)をモチーフにしました。厳島神社には、源義家のものだとして伝わっている鎧が奉納されており、以来定番になったのがこの長鍬形の角です。パッと目を引く長鍬形は、兜飾りの中でも特に人気のタイプです。兜の両脇には、滋籐(しげとう)の弓と、天然竹で作られた鳥頭の飾り柄の刀を並べました。弦巻(つるまき)に彫られた彫刻、木製の鞘など、細部にまで意匠を凝らしています。鎧兜の魅力を最大限に引き立たせるのは、金沢箔の屏風です。定番でシンプルだからこそ、中央に鎮座する鎧兜の格が際立ちます。
生きてく上で避ける事の出来ない戦いを乗り越え、凛々しく力強く、未来へ躍進して欲しいとの願いが込められた鎧飾りです。
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以上で雛人形、五月人形の真多呂人形の五月人形をご紹介を終了致します。
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