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2016年12月28日
戦士の帰還・・・映画『ランボー/最後の戦場』
日本公開日:2008年5月24日
TVではミャンマーで軍事政権による民族弾圧、略奪、化学兵器、少年兵等の問題を報道していた。その報道の通りに政府軍はトラックで捕えた人々を田んぼへと運ぶと、地雷を撒いた田んぼにその人々を走らせ、誰が最後に残るかという残虐な賭けを行っていた。
そして、1人が地雷を踏んで肉片と変わり、他の人々は怯えて走るのを辞める。すると、軍は人々に一斉射撃を始め、一人残らず殺害した。一方、ランボーはタイのジャングルにある川辺でコブラを捕え、ボートを操縦して蛇を見世物小屋へと届けに行っていた。
そこで店主にニシキヘビ系の捕獲を依頼される。そこへ、ミャンマーに援助をしに行くためにボートを探しているNGO団体がランボーに話しかけた。しかし、ミャンマーは紛争地帯ということを理由にランボーはボートを出すことを断り、蛇のケースにネズミを入れて立ち去った。
そのNGO団体のサラが後を追って来て、ランボーはボートを出さない理由を尋ねられた。そこでもランボーは家に帰るように言い、立ち去った。その夜、ミャンマーのパプン郡・タケダー村では政府軍による虐殺と略奪が行われていた。一方、再び訪れたサラの熱意に心を動かされたランボーは船を出すことを決めるのだった・・・。
ランボーの最終章、この映画を観ると物理的な人間のもろさが良くわかります。爆発物や口径の大きい銃弾によって人体が肉片になる模写が多く描かれています。グロテスクですが、現実ではあり得ることですよね。ミャンマーの酷い現実にランボーが任務ではなく、自分の意志で挑む!!
2016年12月19日
痛酷な救出任務・・・映画『ランボー3/怒りのアフガン』
日本公開日:1988年6月11日
ランボーは前回の任務の後、タイで暮らしていた。タイのアメリカ大使館を出たトラウトマン大佐はランボーの居場所に向かう。その頃、ランボーは赤いハチマキを頭に巻いて小さな試合会場に入場していた。盛り上がる観客、彼らは賭けを行っていた。
両者は二本の短棒を持って試合を始めた。ランボーは相手の棒と蹴りのコンボに苦戦しながらも、だんだんと自分のペースに相手を引き込んで勝利する。その試合には、大佐も観戦に来ていた。金を受け取り、去っていくランボーに大佐は名前を呼ぶ。
しかし、ランボー小舟でその場を離れ、山奥の小さな村へと戻った。翌日、僧院の修理作業をしているランボーの元を大佐が訪れ、ランボーにアフガニスタンでソ連がゲリラと9年も激しい戦闘をしている現状を話す。それと自身が現地調査に向かうため、同行することを頼んだ。
しかし、ランボーはそれを拒否して僧院へと入って行った。その後を大佐は追って再びランボーに任務の依頼を試みるが、ランボーは現状の暮らしに満足していることを話して、考える時間を大佐に要求した。結局、大佐は一人でゲリラの協力を得てアフガニスタンの現地調査を行うが・・・。
今作の舞台はアフガ二スタン、乾燥した地でランボーはゲリラの助けを得ながら、救出任務に当たります。相手はソ連軍で戦闘ヘリや戦車でランボーの前に立ちふさがり、負傷したランボーの痛々しい模写や荒々しい治療法も描かれています。弓も相変わらず活躍。
2016年12月14日
命令なんてクソくらえ!! 映画『ランボー/怒りの脱出』
日本公開日:1985年8月3日
囚人の身でありながら、採掘作業の日々を送っていたランボーはある日、監視官に呼ばれる。そこには、恩師のトラウトマン大佐が待っていた。さっそく、大佐はランボーにベトナム捕虜調査の任務と作戦の報酬に刑期の免除を与えることを話す。
ランボーはその任務を引き受け、タイの作戦本部へとヘリで飛んだ。そこでランボーの姿を見た、本作戦の指揮を執るマードック将軍は作戦の成功率が上がったことを喜ぶと、ランボーにタイからベトナムへ上空から降下して、現地人の協力者コーと接触すること。
捕虜が囚われている場所の写真を撮ることなどの作戦内容を話した。出発前、ランボーはサバイバルナイフに投げナイフ、火薬付の弓矢の手入れを丹念に行い、準備を終えたランボーは上空へと飛行機で向かった。そして、降下ポイントに近づく。
ランボーは飛行機から飛び降りたが、その際にベルトが機の扉に引っかかってしまい、降下ポイントより離れた場所へ降下してしまう。その後、ジャングルや川など険しいところを抜けて、石造の並ぶ古い遺跡で協力者のコーと接触したランボー・・・。
ベトナムの険しいジャングルを舞台にランボーはコーと作戦を遂行していきます。ついに、ランボーの装備に弓が登場!! 驚異的な命中精度で人を射っていきます。さらに、火薬付矢じりであらゆるものを爆発させて破壊するなど、怒りに燃えたランボーは止められません。
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2016年12月07日
英雄の戦争は終わっていない!! 映画『ランボー』
日本公開日:1982年12月18日
ベトナム戦争の帰還兵であるランボーは、ベトナムで共に戦った戦友に会うためにアメリカの山村を訪れた。しかし、その戦友はベトナム戦争の後遺症で癌に犯され、死亡したことを遺族から聞かされるのだった。それを聞いたランボーは気の向くまま歩き、田舎町に着く。
すると、よそ者として保安官に目を付けられてしまい、町の外まで車で送り届けられたが、ランボーはまた町に引き返そうとする。それを目撃した保安官は、ランボーの前に車を止める。それでも、ランボーは制止を振り切ったため、保安官は銃を見せつけ、ランボーを町の署まで連行した。
署でランボーはサバイバルナイフなどの装備や荷物を押収された。そして、名前や指紋などの情報を取られることにランボーは抵抗すると、保安官たちは手荒な対応で応えた。さらに、ホースで体に水を浴びせられたり、取り押さえられた状態でカミソリを見せられる。
その時、ランボーにベトナムで受けた拷問の記憶がフラッシュバックした。すると、保安官たちを次々と倒してサバイバルナイフを取り戻したランボーは、町でバイクを奪って山道へと逃走を始める。その後、追い詰められてしまうと、山へ潜り込んで得意なゲリラ戦へと持ち込む・・・。
ランボーの第一弾!!(スタローンが若い)市街地戦からゲリラ戦、ベトナム戦争で活躍したランボーにとって場所は関係ありませんね。ベトナム帰還兵のPTSDや後遺症の問題なども描かれています。
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