2016年07月03日
人は石ころのために血を流す・・・映画『ブラッド・ダイヤモンド』
日本公開日: 2007年4月7日
舞台は1999年のシエラレオネ共和国
シエラレオネで漁師をしているソロモンは、息子のディアと一緒に散歩をしていると、反政府軍RUFが村を襲撃しにやってくる。ソロモンはディアをその場に残し、残る家族を救いに鉈を持って村に戻る。妻や子供を逃がす事はできたが、ソロモン自身は捕えられてしまった。
ソロモンは体格の良さから、腕を切り落とされずに済み、ダイヤモンドの発掘作業の労働をさせられることになった。ある日、作業をしていると泥の中から大きなピンクのダイヤモンドを見つける。ソロモンは取られないように隠し持ち、ダイヤを地面に埋めて隠そうとしているところを見つかってしまう。その直後に、政府軍が攻めてくるとソロモンは捕まってしまい、収容所に送られる。
その収容所には、傭兵のダニー・アーチャー( レオナルド・ディカプリオ)がいた。アーチャーは、ソロモンが価値のあるダイヤモンドを隠したことを知ると、コネで自分を釈放し、ソロモンも釈放させた。一方、ソロモンの息子ディアはRUFに連れて行かれ、少年兵として教育されてしまっていた。
アーチャーはダイヤモンドを要求し、ソロモンは家族の捜索を要求する。二人は、共に行動する様になる。その頃、RUFは都市部まで進行していた。RUFと政府軍の戦闘は、一般市民も巻き込み混沌としていた。アーチャーとソロモンは戦闘を潜り抜け、ソロモンの家族とアーチャーの欲するダイヤモンドを探しに行くのだった・・・。
ダイヤモンドは宝石の中で、一番人気がありますよね。日本や海外でも、ダイヤモンドの結婚指輪は、相手に喜ばれますからね。しかし、ダイヤが流通する裏側の闇を知ってしまうと、ダイヤモンドは血でできていると感じました。(すべてのダイヤではないですが)
その他、報道に対する海外の市民の反応やシエラレオネの歴史についても描かれています。(考えさせられます)
シエラレオネ共和国は2007年に民主化しています。
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