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2018年02月26日

性器ヘルペスを治療する方法?どんな症状が出るの?検査方法とは?

■性器ヘルペス

◯性器ヘルペスとは

性器ヘルペスは、微生物や菌の類ではなく「ヘルペス単純ウイルス」と呼ばれるウイルスに感染した時に発症する病気です。
基本的には皮膚疾患に含まれる病気となります。
ヘルペスは、下半身に発症する性器ヘルペスと、上半身に発症するヘルペスに分けることができます。
ヘルペスの特徴は、一度治療して免疫が出来たとしても、一度感染した場合、神経節に潜んでいるため、体力の低下や免疫力が落ちた時に再発してしまう病気です。
非常に根治が難しいと理解していただければ良いと思います。

◯性器ヘルペスの症状

ヘルペスウイルス(HSV)に感染すると、男性であれば陰部や周囲に小さな水疱ができることがあります。
さらに排尿が難しくなったり、風邪のように発熱や頭痛が起きるようになります。
まれなケースとしては、ウイルス血症が起きる事や無菌性髄膜炎になることもあります。

女性がヘルペスウイルスに感染すると、まず痒みが生じ、その後強い痛みが起きる事があります。
男性の場合と同じように、他には風邪のような倦怠感や頭痛、発熱といった症状も合わせて起きてきます。
同時に排尿が難しくなったり、ひどい場合は歩行すら困難な状態になってしまい、症状が
重症化することもあります。
ヘルペスウイルスに感染した時に、最も顕著に表れる症状として、胃潰性病変や水疱性病変が起きますので、これを判断基準に性器ヘルペスを判断できるかもしれません。

上記のように、性器ヘルペスの症状は、一般的に男性よりも女性の方が重くなる傾向があります。
特に、感染したヘルペスウイルスが全身にまわり、免疫力が弱くなった時に、ウイルスの活動が活発化し病変となります。
免疫力低下は、心身疲労やストレスによって生じることもあり、さらにホルモン剤の投与や抗癌剤治療、放射線治療などによって引き起こされることもあります。
特に女性の場合、月経の影響によって免疫機能の変化あるため、感染症が発症したり、治まったりを繰り返してしまう傾向もあります。

◯感染方法

性器ヘルペスは、あらゆる性行為によって感染するもので、通常のセックス、オーラルセックス、アナルセックス全てが感染経路となります。
基本的には病変が起きている部位との接触が原因になりますが、発症していなかったとしても感染していれば、接触時に感染してしまう可能性があります。
感染から2〜3日すれば検査をする事ができますが、発症までは約3〜10日ほどかかります。
性行為によって感染する病気であるため、感染者のパートナーにも感染している可能性が高いため一緒に検査を受けることがお勧めです。

治療方法としては、アシクロビルを用いることが一般的のようです。
急性型症状が出ている時には、経口もしくは静注によって全身の治療を行う必要もあります。
基本的にはアシクロビル200mgを5日間にわたって1日5錠投与することになります(国立感染症研究所参照)
現在のところ、性器ヘルペスのワクチンは開発されていません。
性器ヘルペスの詳しい解説

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