2018年06月12日
ゴーヤ・苦瓜(bitter melon)
今年も少しずつスーパーで見かけるようになってきたゴーヤ
関東地方では梅雨入りしたばかりですがゴーヤが売り場に並んでいると夏の到来を感じさせてくれますよね?
『ゴーヤは体にいいから食べなさい』と母親に言われ渋々食べていたことを思い出します・・・
あの苦味、子供にはなかなか厳しいですよねw
昔から体にいいと言われるゴーヤ、『夏バテにいい』とか聞きますが具体的にどのような栄養価があるのか?期待できる効果効能はどんなものなのか?調べてみました!
ゴーヤに含まれる主な栄養成分(100gあたり)
エネルギー ・・・ 17kcal
炭水化物 ・・・ 3.8g
食物繊維 ・・・ 2.6g
タンパク質 ・・・ 1g
脂質 ・・・ 1g
カリウム ・・・ 260mg
カルシウム ・・・ 14mg
ビタミンC ・・・ 76mg
ビタミンB1 ・・・ 0.05mg
ビタミンB2 ・・・ 0.07mg
βカロテン ・・・ 210μg
葉酸 ・・・ 72mg
ゴーヤの効果効能
・夏バテ防止
・食欲増進
・肝機能強化
・血圧・血糖値を下げる
良薬は口に苦し
ゴーヤって苦いですよね?別名を『苦瓜』というほど、そのまんまですよね?w
でも、その強い苦味のもとこそがゴーヤの栄養成分のモモルデシンという成分なのです。
モモルデシンは、20種類のアミノ酸と数種類のサポニンで構成される成分で肝機能の強化や血圧や血糖値を下げる効果、夏バテ防止、食欲増進など多くの効果が期待できる成分なのです!
ゴーヤの苦味は緑色の方が強いと言われていて苦味や青臭みが苦手な方は購入時に色の薄いものを選ばれたらいいと思います
ただ、緑色の濃い方が『苦味が強い』=『モモルデシンが多い』となるはずなので、緑色が濃いゴーヤのほうが栄養価が高いということになります。
ゴーヤの栄養成分がガン細胞の増殖を抑制させる
インドや中国では糖尿病にも昔から用いられているそうで
生活習慣病の改善にもいいと言われています
ゴーヤの抽出成分には乳がん細胞の増殖を抑制する働きがあると確認されています。
その他にも、ゴーヤには膵癌細胞のエネルギーの源となるグルコース代謝機能を抑制し、結果として膵癌細胞を死に至らしめる働きのあるこという研究結果も出ています
マウスを用いての実験結果では、ゴーヤの抽出液を摂取したマウスは摂取していないマウスと比較して、ガン細胞の代謝機構に大きな関与があったとみられ、抽出液によるプロティンキナーゼの働きを促進するという効果により、結果的に60%も膵癌細胞の増殖が抑制されていたことが判明したそうです。
膵癌の前兆になる場合があるともいわれている糖尿病において、これまでにもインドや中国などアジア諸国では、ゴーヤは2型糖尿病に効果があると信じられ、何世紀にも渡って民間療法などで多く用いられてきました。
栄養価の高い食べ物と言われるゴーヤですが、妊娠中の摂取には注意が必要なようで流産を起こしやすいと言われていますので食べ過ぎには注意が必要です。
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