2018年03月31日
ドライマウス
最近流れてる歯磨き粉のCMで
加齢により唾液の分泌量が減るという事を言っていました
唾液の分泌が減るという事は口の中が乾いている状態
いわゆるドライマウス(口腔乾燥症)になってしまっています。
唾液って色々な働きをしていて、とっても大切なものなのだとか!
唾液の量が減ることによって身近な病気や、かかると厄介な病気の原因にもなりかねません。
日本で推定3000万人と言われています
4〜5人に1人は感じていて女性に多いようです。
唾液の役割とは?
唾液にはとても重要な作用があります
歯についた食べカスを洗い流し、細菌の増殖を抑え
歯にカルシウムを補給するなど、歯や口腔内を健康な状態を保つための重要な働きをしていて、他に上がってきた胃酸を中和するなどの働きも担っている。
ドライマウスの症状
唾液の量が少なくなって口の中がネバネバしたり
唾液が減って食べ物を食べにくかったり飲み込みにくくなる。
セルフチェック
・口が乾く自覚症状がある
・睡眠中、水を飲むために起きる
・食事の時に飲み物が必要
・口が乾いて話しにくい
・虫歯や歯周病になりやすい
・口角炎を起こす
・舌がひび割れする
ドライマウスの原因
一番の原因はストレスと言われています。
他には薬の副作用や睡眠時に口を開けて寝ているなどが挙げられます
ドライマウスの副作用があるとされる薬は睡眠薬、精神安定剤、血圧を下げる薬、アレルギーの薬(花粉症)などが挙げられます。
人間は1日におよそ1,5リットルの唾液を出すとされています
朝起きるとともに唾液の分泌が始まり夜には減少し、寝ている間はほとんど出ません
副作用のある薬の服用中や口を開けて寝ている人は、どうしても夜間のドライマウスが強まります。
ドライマウスが原因とされる病気
唾液が少なくなると虫歯や歯周病にかかりやすくなり口内炎や口の中の傷が治りにくくなり、ばい菌が入りやすくなることにより風邪やインフルエンザ、肺炎や糖尿病、心臓病の原因になることもある。
予防
ガムを噛んだり、柑橘系のフルーツや梅干しなど酸味のあるものを摂って唾液をしっかり分泌させる
口を大きく開け締めしたり、口を閉じ舌を口の中で動かす体操を取り入れる
耳の下からエラ、広角にむけて耳下腺を意識しながら指や手のひらで優しくマッサージするなど
口の周りを動かすことで唾液の分泌を促すことができます
口が乾いているからといって、口を開いて乾燥を防ごうというのは、かえって逆効果です、よくおしゃべりをして口を動かすことを心がけましょう
あと、歌を歌うことも効果的です。
この様に予防策は色々ありますが毎日の食事でも心がけてみると違うのではないでしょうか?
よく咀嚼してたくさん唾液を分泌させましょう!
唾液は唾液でもネバネバではなくサラサラな唾液でなければ意味がありません
水分補給もお忘れなく。
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