差のないスタートから、前半は3番手の外めに位置。ラストは後続に交わされたものの、結果5着での入線となっています。
「返し馬はなるべくテンションを上げないようにゆっくりと。過去のレースを見たところ、スタートからハミを掛けるとガツンと行きたがるところがありましたので、今日はスタートしてからなるべくハミを掛けずに自分のリズムで行くことを心掛けました。その甲斐あって道中もハミが抜けて、いい感じで競馬ができました。この馬は道中どれだけ自分のリズムでリラックスして行けるかがカギ。今日のような競馬ができれば、まだまだやれると思います。金曜日にゲートから乗った際、予定よりも時計が出る形になってしまったのですが、結果的にはそれがいいガス抜きになったのかもしれません。中山の1200mはちょっと忙しすぎるかなと。やはり1400mぐらいが良さそうです」(江田照騎手)
「休み明けでしたが、ジョッキーがうまく乗ってくれましたね。無理なく2〜3番手から競馬ができたのには正直ビックリ。後方で脚を溜めてもそれほどキレるタイプではなさそうですから、良かったのではないでしょうか。少々難しい一面はあっても心肺機能は悪くない馬だと思っていますし、今回はまだ手探りで途上の状況でしたからね。そのぶん良くなる余地もありそうですので、ここを使った次が楽しみになりました」(村田調教師)
◆夏場に体調を崩してしまい7ヶ月ぶりの転厩初戦となりましたが、鞍上の好リードにも助けられ、スッと好位に取り付きスムーズな競馬。最後は後続馬たちにつかまってしまったものの、見せ場たっぷりの内容で掲示板を確保してくれました。なお、このあとは、「上がりの状態をよく確認した上で、中京ダート1400mへの続戦を検討していきたい」(調教師)と思います。(HTC)
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