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2017年07月01日

【閲覧注意】友人が破滅の一途をたどった実話no4





俺はFの家を後にした。

そしてその夜、多分あのクラブにFが居ると思い急ぎ足で向かった。

ーーそのクラブは入店時に3000円を払って中で酒を買って飲むと言う一般的なクラブであるーー

そして店の前についた俺は深呼吸をして入った

中は相変わらず爆音で現実逃避するにはもってこいの空間

曜日によって楽曲の種類が違うので、客層も日によって全然ちがう

その日は(レゲェの日)だったのでいかにも葉っぱを吸ってそうな人たちで溢れていた

俺がそう思ったのは偏見だが、多分誰が見てもそう思うだろう

前と同様、奥に進んでいくとやはりFがいた。

隙を見てFを呼び出した、きっと俺のことは憶えていないだろうから敬語で

俺「あの、すいませんちょっといいですか?この前のやつ買いたいんですけど。」

F「あぁお兄さんじゃあVIPルームいこうぜ」

俺「はい」

そして二人でVIPルームへ歩いていく道中、数人から何を買うの?

と耳元で囁かれた。


多分Fは売人としてこの店では有名なんだろう。


そしてVIPルームへ到着して分厚い扉を開けて中に入った

その扉をしめると二人はふかふかのソファーに腰掛けた。

F「お兄さんなにがいいの?いくらあるの?」

俺「今日はその話じゃないんだ」

F「は?買わないのお兄さん。」

急にむっとするF

俺「お前の母さんに会ってきた、お前のこと探してた、でも帰って来いとは言ってなかった」



・・・・・・・・・・・・・・・・。

F「俺の母さんって、お前誰だよwwwwはははははははははw」

俺「圭だ、昔からの友達の圭だ、お前があの祭りの日先輩と消えていく前一緒にいたんだよ」

F「なんだそれでどうしたいんだ?」やばそうな葉っぱを吸いながら言うF

俺「どうってわけじゃないけど、お前このままで良いのか?」

F「俺はこの生き方を選んだんだ、毎日サラリーマンみたいに働いて1ヶ月に1回しょぼい給料だけもらって生きていくのは嫌なんだ、これなら頑張った分自分に返ってくるシステム、儲かるぜ」

俺「お前が良いならいいけどいつか痛い目に合うぜ、どうなってもしらねぇからな」

そうはき捨てて俺は店を出た。

偽善者になるかもしれないけど、俺は警察に相談して取引が行われていることを暴露しようと考えた。

でもそれでもしFがつかまって懲役くらって出てきても、やつが更生するかは解らない、

それでも俺は僅かな希望をもって警察に行こうと思う。


ーーーー続くーーーー
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