2019年06月17日
領域:介護 科目:コミュニケーション技術 2回目
こんにちは、華珠です。
今回も、領域:介護 科目:コミュニケーション技術です。
感覚性失語症、運動性失語症の違いを理解する必要があります。
コミュニケーション技術の科目ででる問題を改めて、確認しましょう。
失語症には聴覚に障害あるわけではない。
大きな声で話したり、手話を用いるコミュニケーションは有効ではない。
言葉を聞いて理解する力は比較的保たれているが、スムーズに話すことが困難。
右片マヒを合併していることが多くあります。
発話…×
書字…×
聴理解…〇
読解…〇
復唱…×
五十音表、絵、写真、クローズドクエスチョン(「はい、いいえ」で答えられる閉じられた質問)
身近な物や人の名前が出てこなかったり、言い間違いが多くなる。
また、聞いて理解する力が低下しているため言葉のキャッチボールが困難。
比較的なめらかに話すことができる。
右視野の障がいを合併することが多い。
発話…〇
書字…△
聴理解…×
読解…×
復唱…×
ジェスチャー
・ゆっくりとわかりやすい言葉で話しかける。
・言葉で伝わりにくい際は、別の言い方でくり返し話す。
・イメージがなかなか伝わらないときは、実物を指で指して具体的に伝える。
・ゆったりと待ち、先回りして話さない。
・なかなか言葉が出にくいときは「はい」「いいえ」で答えられるよう工夫する。
自身の気持ちがうまく伝わらなかったり話をすることができなかったりすると
精神的に落ち込むことが増える。
不安・怒りといった感情や自分自身へのもどかしさが
怒鳴る・暴れるといった表現方法になってしまうこともある。
失語症(aphasia)の人のコミュニケーションに関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。
1.感覚性失語のある人には、五十音表を用いる
2.感覚性失語のある人には、絵カードを用いる
3.感覚性失語のある人には、手話を用いる
4.運動性失語のある人には、大きな声で話をする
5.運動性失語のある方には、「はい」、「いいえ」で答えられる質問をする。
解答…5
1.2…感覚性失語のある方にはジェスチャーが有効。
3.4…失語症には聴覚に障害あるわけではないので、大きな声で話したり、手話を用いるコミュニケーションは有効ではない。
5…選択肢の文の通りで、五十音表、絵、写真、クローズドクエスチョン(「はい、いいえ」で答えられる閉じられた質問)が有効。
試験勉強のためと思って今回は記事にしましたが、まとめて感じましたのが、発語…〇とか、読解…×とか、〇、×でまとめるのってなんかヤダなあって。そう感じた方は少なくないと思います。今後も科目によっては、このようなまとめ方をせざるを得ないかと思いますが、勉強のためと割り切っていきましょう。
そして、自分が自分の思いをうまく伝えられなかったらと想像したら、精神的に落ち込む、怒鳴る・暴れるという感情表出になるよな…と考えさせられる科目でした。
もっと勉強したい、もっと経験をつみたい。そう考えさせられました。
追記
この科目について関連する用語にスーパービジョンがあります。
これについては私の別サイトで説明していますので、参考になさってください。
スーパービジョン
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今回も、領域:介護 科目:コミュニケーション技術です。
感覚性失語症、運動性失語症の違いを理解する必要があります。
領域:介護 科目:コミュニケーション技術
良く出る問題
コミュニケーション技術の科目ででる問題を改めて、確認しましょう。
- バイステックの7原則
- 感覚性失語症
- 運動性失語症
失語症
失語症には聴覚に障害あるわけではない。
大きな声で話したり、手話を用いるコミュニケーションは有効ではない。
運動性失語:ブローカ失語症
言葉を聞いて理解する力は比較的保たれているが、スムーズに話すことが困難。
右片マヒを合併していることが多くあります。
発話…×
書字…×
聴理解…〇
読解…〇
復唱…×
有効なコミュニケーション
五十音表、絵、写真、クローズドクエスチョン(「はい、いいえ」で答えられる閉じられた質問)
感覚性失語:ウェルニッケ失語症
身近な物や人の名前が出てこなかったり、言い間違いが多くなる。
また、聞いて理解する力が低下しているため言葉のキャッチボールが困難。
比較的なめらかに話すことができる。
右視野の障がいを合併することが多い。
発話…〇
書字…△
聴理解…×
読解…×
復唱…×
有効なコミュニケーション
ジェスチャー
失語症の方との現場での関わり(参考)
・ゆっくりとわかりやすい言葉で話しかける。
・言葉で伝わりにくい際は、別の言い方でくり返し話す。
・イメージがなかなか伝わらないときは、実物を指で指して具体的に伝える。
・ゆったりと待ち、先回りして話さない。
・なかなか言葉が出にくいときは「はい」「いいえ」で答えられるよう工夫する。
自身の気持ちがうまく伝わらなかったり話をすることができなかったりすると
精神的に落ち込むことが増える。
不安・怒りといった感情や自分自身へのもどかしさが
怒鳴る・暴れるといった表現方法になってしまうこともある。
過去問題
失語症(aphasia)の人のコミュニケーションに関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。
1.感覚性失語のある人には、五十音表を用いる
2.感覚性失語のある人には、絵カードを用いる
3.感覚性失語のある人には、手話を用いる
4.運動性失語のある人には、大きな声で話をする
5.運動性失語のある方には、「はい」、「いいえ」で答えられる質問をする。
解答…5
1.2…感覚性失語のある方にはジェスチャーが有効。
3.4…失語症には聴覚に障害あるわけではないので、大きな声で話したり、手話を用いるコミュニケーションは有効ではない。
5…選択肢の文の通りで、五十音表、絵、写真、クローズドクエスチョン(「はい、いいえ」で答えられる閉じられた質問)が有効。
記事の最後に
試験勉強のためと思って今回は記事にしましたが、まとめて感じましたのが、発語…〇とか、読解…×とか、〇、×でまとめるのってなんかヤダなあって。そう感じた方は少なくないと思います。今後も科目によっては、このようなまとめ方をせざるを得ないかと思いますが、勉強のためと割り切っていきましょう。
そして、自分が自分の思いをうまく伝えられなかったらと想像したら、精神的に落ち込む、怒鳴る・暴れるという感情表出になるよな…と考えさせられる科目でした。
もっと勉強したい、もっと経験をつみたい。そう考えさせられました。
追記
この科目について関連する用語にスーパービジョンがあります。
これについては私の別サイトで説明していますので、参考になさってください。
スーパービジョン
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