集仙台は鹿児島市仙巌園の中にある展望台です。
磯山公園とは別にある展望台です。
意外と知られていないようです。
自分も今年初めて知りました。
そして先週登ってみました。
お昼過ぎでしたが、寒くて雨模様のため、
自分以外には誰もいませんでした。
展望台の案内版には次のように書かれています。
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集仙台
文化11年(1814)、27代島津斉興は25代
島津重豪の願いをうけて、この地に展望所を築きました。
ここからの眺めは絶景で、晴れた日には南は開聞岳、
東には大隅半島の福山まで一望できたとされており、
島津家の当主も、ここに登ると俗念を忘れるほどであった
といわれています。観水舎が「下の茶屋」と呼ばれたのに
対し、ここ集仙台は「上の茶屋」とも呼ばれていました。
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築かれたのが1814年ですから、今年でちょうど200年に
なりますね。
帰りに仙巌園入口でガイドの方に200年目のことを言ったら、
岩肌に掘られた巨大な「千尋巌」の文字も同じ年に掘られたそうです。
3,900人動員して3か月で完成させたそうです。
かつて磯山へ昇るロープウェーの中からいつも眺めていましたね。
巨大な文字を岩肌に掘るのは中国文化の影響でもあると説明を
受けました。
200年目にはなるけれど、特別にアニバーサリー的なイベントはしません
でしたということでした。
でも、自分がたまたま今年行ってみて、200年目ということに気づいて
認識できたのは、本当にラッキーだったなと思いました。
また中腹の観水舎からは磯山の中腹を流れ落ちる滝を眺められるし、
別のポイントには稲荷川上流、吉野大地の川上から引いてきた水の疎水溝もあり、
歴史探索のいい体験が出来ますので、一度は行かれたらいいと思います。
でも坂もかなりきついのでそれなりの心積りが必要でしょう。
けっこう足腰にこたえましたね。
さらに、ガイドの方が「イノシシとは会いませんでしたか?」
と聞かれたので、驚きました。
いやー、本当に会わなくてよかったと胸をなでおろしました。
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