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2024年03月08日

障害児ママの固定費削減!自動車保険の見直しで年間5万円節約に!

障害のあるわが子と生きていくため、わが子のケアと両立できるよう、在宅で月10万円稼ぐぞ!

…という本ブログですが、稼ぐと同時に、出ていくお金も減らします!

なぜなら、1万円の節約は、1万稼いだことと同じ!
いや、それどころか、1万3千円くらい稼いだことと同じだからです。

なぜかというと、働くと税金や社会保険料がとられるから。
手元に1万円を得るためには、1万3千円くらい稼いで、3千円の税金を納めなければならないのです。
本当に税金って大きいですよね…。

だから節約って重要です。特に、「幸せに結びついていない消費」は、手間暇をかけてでも減らしていきます。

今回のターゲットは自動車保険です。更新のハガキが来て、年間7万円かかっていることが分かりました。
契約しているのはいわゆる店舗型の自動車保険で、対物・対人・人身傷害・車両保険すべて付けていました。免許はゴールドで、割引率はなかなか良いのですが、それでも年間7万円。なかなかの出費ですよね。

まずは、いろいろな保険会社で見積もりを…とやってみたのですが、一社の見積もりだけでも、まー大変。
しかもこれだと、そもそも私が知っている保険社に限定されます。

クルマに興味のない私が知っている=店舗型の有名なところや、CMをバンバンだしているネット自動車保険
ということですから、つまりは広告に費用をかけてるってことですよね。ということは保険料も高い…?

そこで、自分が知らない保険会社にも出会えるよう、こちらの一括見積サービスを使いました。







現在と全く同じ条件で見積もりを出してみたら、なんとなんと5〜6万円程度!
保険会社を変えるだけで1万円以上の差がつくとは驚きです。

さらに、そもそも自動車保険って…?対物・対人・人身傷害・車両保険って何…?
っていうところから怪しかったので、こちらの動画で勉強しました。



さすがは両学長!分かりやすい。

ということで車両保険も外すことにしました。
また、なぜか運転者限定をつけていなかったので、こちらも「本人配偶者限定」に。
私の親も運転するから…と思っていたのですが、
親が私の運転する場合には、親が加入している自動車保険の「他車運転特約」が適用されるので大丈夫でした!

他車運転特約は、無料でついてくる保険が多いみたいです。うちの兄が入っている保険もそうでした。

ということで、車両保険なし、本人配偶者限定に変更などなどしたところ…年間2万円!
なんと年間5万円の節約になりました。
つまり、年間6〜7万円稼いだ効果を同じってことでしょうか。すばらしい!

一括見積サービス、便利ですよ。まあいろいろな保険会社からメールは来てしまいますが、ざっと見てめぼしい3〜4社だけ詳しく比較すれば十分だと思います。

自分の知らなかった保険会社に出会える一括見積、おすすめです。
posted by ka-ko at 09:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 節約

2024年02月29日

親子通園型療育園の体験談 メリット・デメリット 退職せずに済むよう交渉を

当記事では親子通園型の療育園のメリット・デメリットをお話します。キレイごとなし・ありのままのリアルレビューを書くことで、少しでも皆様の参考になればうれしいです。
※母子通園型とも言います。親子そろって通う園です。

当記事はこんな人におすすめ

親子通園型の療育園に行くか迷っている

親子通園型の療育園に申し込んだが、自分の負担が大きく不安である

児童発達支援事業所(1回45分など短時間)の療育で子供の成長が感じられず、療育園に変えるか悩んでいる

親子通園型療育園に興味があるものの、仕事をしているのであきらめている・あるいは仕事を辞めて通おうか迷っている

結論「親子通園型療育園はおすすめ 退職せずに済む方法を」
 結論から言うと、親子通園にはデメリットに余りあるメリットがあると感じますので、おすすめです。メリットは以下の通りです。

わが子に愛着を感じ、障害をゆるやかに受容できる

イライラしたら離れられる

わが子のできることが増える

親が孤独・鬱になりにくい


理由を詳しく説明する前に、まずは私と私の通う療育園を紹介します。

自己紹介

私(かーこ):30代後半のママ。夫の転勤による転居とともに退職。長男と療育園に通うために再就職はできず、現在無職。
長男:年少。自閉症・重度知的障害・発語なし。

私たちは2023年5月から現在までの9か月間、療育園に通っています。

療育園の紹介

私の住む自治体では唯一の公立の療育園。
・親子通園型
・1歳児〜3歳児(年少)までが対象
・頻度は週1,2,3,5日から選べる
・1クラスは親子5組+先生2〜3人 つまり大人の人数の方が多い
・通常の保育園と同様に、クラスの部屋が10部屋程度・園庭(屋外遊具)・ホール(室内遊具)
・通常の保育園ではみられない、訓練室がある(言語訓練ST・作業訓練OT・理学療法PT・発達心理)。各訓練を年6回ずつ受けられる。
・スマホを出すのは原則禁止

<一日の流れ>
9:30から10:00までの間に登園、朝のおしたく
10:15 朝の会(お名前呼び・親子あそび)
10:30 本日の遊び(家庭ではできない遊び※1ができます)
11:30 給食(親にも給食がでます) 各自の好きな遊び
12:45 絵本を一冊読み、昼寝(親も寝られます※2)
14:30 起床・帰りの会
15:00 降園

※1;部屋中に大量の大豆・細かく切った色紙・ストローをまいて遊ぶ、バスで遠くの公園に行く・小麦粉/片栗粉/絵具/泥をこねくりまわして遊ぶ・馬に乗る など。
※2;私の通う園だけかもしれませんが、子どもが寝なかった場合でも親を寝させてくれます。2:00時点で起きている子は先生が遊ぶ(または寝かしつけを交代)してくれるので、親は30分は寝られます。

では、私が療育園に通ってよかったと思う理由の詳細を述べていきます。

メリット「仲間と一緒にわが子と向き合える」

 この言葉に尽きると思います。先に述べたメリットをもう一度見てみましょう。わが子に愛着を感じ、障害をゆるやかに受容できる/イライラしたら離れられる/わが子のできることが増える/親が孤独・鬱になりにくい
これらはすべて、仲間と一緒にわが子と向き合えることによるものです。

わが子に愛着を感じ、障害をゆるやかに受容できる

心理学用語で、単純接触効果というものがあり、要するに「一緒にいればいるほど好きになる」という意味です。私は長男と療育園に通い、24時間一緒にいることで、以前よりも長男のことが好きになったと感じています。そして、単純接触効果が得られるのは療育園だからこそだと思います。理由は次の通りです。

イライラしたら離れられる

 原因不明の大泣き・自傷は、うるさいし、見ていて辛いし、イライラするし、泣きたくなります。

 でも療育園では、先生が近づいてきて、一緒に対応してくれます。「頼まずとも誰かしら来てくれる」ということが、どれだけ安心かしれません。
 また、頼めばわが子から一時的に離れることも可能です。「ごめんなさい、見てるのが辛いです」と言えば、「いいよいいよ、ちょっと何処かへ行っておいで」と快く言ってくれて、5〜10分くらい離れさせてもらえます。

 このように、一人で見なくてよい・クールダウンの時間がもらえるからこそ、育てにくいわが子であっても、"一緒にいるほど好きになる"が成り立ちます。家庭で自分一人でみる場合だと、辛い時の逃げ場がないので、"一緒にいるとイライラする"になりかねません。

わが子のできることが増える

 親子通園かつスマホ禁止のため、わが子に身辺自立をじっくり教えることが可能です。例えば、靴の脱ぎ履き・手を洗う・服を着ることは、療育園に通いだしてからみるみる上手になりました。

 通常の保育園(あるいは療育園でも親子分離型の場合)は、どうしても子ども複数人:先生一人となるので、マンツーマンでじっくり時間をかけて教える時間はありません。先生がささっと靴を履かせてしまうと思います。

 それが親子通園の療育園、かつスマホが禁止のため、私は長男にいろんな動作をじっくりと教えることができます(私の場合、スマホ禁止というのも大きなメリットです。ついついスマホをいじってしまうので…)。

 「結局親が自分で教えなきゃいけないんじゃん…」という声が聞こえてきそうですが、残念ながらその通りです。療育園の先生だからといって常にマンツーマンでわが子に接してくれるわけではなく、結局は親がやらなければいけません。でも、療育園という、家事も進められない・スマホもいじれない空間に身を置いたからこそ、わが子に丁寧に物事を教えてやれると感じます。

 私の感覚では、健常児が10回教えてできることが、長男は1000回教えてできるかどうかは五分五分です。そんなわが子が靴の脱ぎ履きなどが上手になったのは、シンプルに「私が丁寧に教え続けることができたから」だと思います。

 できることが増えたわが子を見るのは本当にうれしく、愛おしいです。

親が孤独・鬱になりにくい

 これが最大のメリットでしょう。1クラスは親子5組+先生2〜3人と少人数ですし、同じ障害児ママさんとして、なんとなく親近感があります。自然と仲良くなりますし、健常児ママには話しにくいことも打ち明けられます。

 また、毎日会っているため、誰かに元気がないときはなんとなく分かります。お互いに声を掛け合ったり、もしくはたわいのない話題を振って、ただお喋りをするだけでも、孤独・鬱の防止には非常に効果的だと思います。

 以上がメリットです。最後にデメリットも述べ・仕事を辞めずに済む方法も考えて終わりにしたいと思います。

デメリット「時間的な拘束」

 デメリットは親の時間的な拘束、これに尽きると思います。障害児は正直に言って本当に育てにくいです。子育て自体がそもそも大変だとは思うのですが、障害児の子育ては健常児の子育ての大変さとは量も質もケタ違いだと思っています。

24時間一緒に過ごす、ただそれだけのことが本当に大変です。普通の保育園・幼稚園・あるいは親子分離型の療育園に通わて、わが子と離れる時間が欲しいと思うのは、ごくごく真っ当な考えだと思います。

 ただ、私はそれでも親子通園型の療育園だからこそ得られるメリットがあり、それは小学校に入ってしまったあとでは決して得られないと感じます。

 少しでも、「親子通園、ありかも」と思えるのであれば、十分に素質はあると思います。親子通園だからといって、一人で子どもと向き合わなくて良いのです。常に仲間がいて助けてくれます。

退職せずにすむ方法を

このチャプターは次のような方々へのメッセージです。
・親子通園型の療育園に通うために仕事を辞めようとしている
・親子通園型の療育園に通いたいけれど、退職したくないから諦めている

私がやってみた方法ではないので無責任かもしれませんが、このような方法も可能性はあるというのを紹介します。

育児休業・介護休業の利用を交渉 仕事は休んでも退職は免れる
 育児休業については最近大幅な改定が行われ、2回目の取得・パパの取得が可能となりました。介護休業は、老人介護だけと誤解されがちですが、実は子どもにも適用可能です。児童精神科医などに「障害により療育を必要とする」と一筆書いてもらえば、障害のある子どもの療育=必要な治療・ケアと判断して仕事を休業できる可能性はあります。どちらも会社との交渉が必要ですし、社内にそのような前例(障害のある子どものための介護休業の取得)が無いと言われるでしょう。それでも交渉する価値はあると思います。

 親子通園型の療育園は親子分離型と比べると人気は低いので、定員に余裕がある場合が多いと聞きます。4月以外の入園も十分可能ですので、長期戦覚悟で会社と交渉してもよいでしょう。

 私は仕事を辞めた身ですが、それは夫の転勤に伴う転居(通勤不可能な距離)もあっての、いわば仕方なくの決断でした。退職ではなく休業で済むのであればそれが一番いいと思います。障害児の親の就労率は低く、子が成長しても就労率は上がらないからです。詳しい数値はこちらの記事に書いております。


最後に

 障害児のケアと、親の就労と、親の心身の健康の両立は永遠の課題だと思います。親の課題ではなく、社会の課題です。
 今、悩んでいるあなたは障害のある子どもを愛し、真剣に考えているからこそ悩んでいます。そんなあなたの決めたことはどんな決断であっても、必ず正解です。私もあなたの仲間の一人として、心から、応援しています。
posted by ka-ko at 12:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 育児

2024年02月26日

自己紹介

概要

障害児2人のママです。療育のために仕事を辞めた私が、再び働くまでの記録です。子供達の療育と両立するため、時間と場所を自由に選べる仕事(webライター、プログラマーなど)を目指します。

こんな皆様の気持ちに寄り添う記事を書きたいです。

我が子の療育と自分の仕事との両立に悩む人

退職せざるを得なかった人

我が子は可愛いがお世話だけの毎日に虚しさを感じる人

略歴

化学系の大学院を卒業し、機械部品メーカーに就職しました。社内では化学分析の仕事を担当し、社内でも頼ってもらえていたと思います。仕事が好きで、ママになっても当然続けるものと思っていましたが…。

障害が発覚
次男を妊娠中に、長男(当時3歳)の自閉症と知的障害が発覚しました。

▼長男3〜4歳(次男0〜1歳)▼
【私】次男の育休中
【長男】普通の保育園+療育(1時間×週3回)
【次男】家で私がみる。長男の療育の間は連れて行くか、ファミサポに預かりを依頼

退職
週3回の療育を1年間続けましたが、正直に言って長男の成長は感じられませんでした。

悩んだ末に親子通園型の療育園に変更。長男とともに週5で通うために、仕事を退職。苦渋の決断でした。

▼長男4〜4.5歳(次男1〜1.5歳)▼
【私】無職。長男と療育園
【長男】療育園(5時間×週5)
【次男】保育園

次男まで…
本当に辛いことに、次男も障害の疑い濃厚です。まもなく2歳ですが発語ゼロ。母親の私でさえ目が合わず、人への興味のなさは明らかです。

したがって次男も療育を始め、現在はこのような生活です。

▼長男4.5歳(次男1.5歳)〜現在▼
【私】無職。長男と療育園
【長男】療育園(5時間×週5)
【次男】保育園+療育(2時間×週2)

それでも働きたい
私の毎日は、子どもたち2人の療育により、慌ただしく過ぎてゆきます。
それでもふとした瞬間に、子どものお世話だけで終わる毎日に虚しさが込み上げます。

働いていた頃のように、誰かの役に立ち、できれば感謝されたいのです。

目指す働き方

在宅で、時間も自由に選べる働き方(子どもたちの療育、訓練、通園のため)

まずは2024年4月までのあと3ヶ月で、月3万円を目指します。

webライターとプログラマーについて、ゼロから勉強したいと思います。

障害児とともに、この先の人生を生きていく、第一歩です。

私の経験をここに綴ることで、同じように悩む誰かのお役に立てますように。
posted by ka-ko at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己紹介
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