2012年07月18日
登録販売者について
登録販売者について
通常、薬を販売するためには、薬剤師の資格が必要となってきますが、薬の種類によっては、薬剤師以外の資格で販売することが可能となっています。
薬の種類は第一種医薬品、第二種医薬品、第三種医薬品という三つの種類に分類されていますが、薬剤師の資格をもっているといすべての種類の薬を販売することが可能です。
しかし、第二種医薬品と第三種医薬品の販売は登録販売者の資格をもっていれば販売することが可能となっています。
これは、第二種医薬品と第三種医薬品はドラックストアやコンビニエンスストアなどで販売されている医薬品のことで、従来はこれらの医薬品も薬剤師しか販売できませんでしたが、市場の流通が広がっていくに従って、登録販売者を置けば、ドラッグストアやコンビニエンスストアでも販売することが可能となり、様々な第二種医薬品と第三種医薬品が販売することができます。
この登録販売者の資格ですが、通常薬剤師が薬学部を卒業し、国家試験を受からないと取れないのに比べて、より簡単にとれる資格となっています。
登録販売者の試験を受けるための条件としては、第一に高校卒業をしていること。
そして一年間の実務経験がある人第二に四年間の実務経験を積んでいる人第三に薬学部を卒業した人となっています。
登録販売者の試験は筆記試験のみの試験となっており、薬剤師の資格を取得するよりは、よりハードルが低くなっていると考えられます。
現在この登録販売者は日本全国において約9万5千人近い人数がいるとされています。
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投稿者:eric|09:11
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