2020年05月31日
挫折からのリボーン、アマチュア将棋漫画「リボーンの棋士」
記念すべきブログ初投稿になります。
記念すべき第1回はアマチュア将棋漫画「リボーンの棋士」です。
■概要
話は主人公が将棋のプロ養成機関・奨励会を年齢制限で退会した三年後が舞台となります。
夢破れて将棋の世界とは離れて暮らしていました。
しかし将棋への未練を断ち切れず、アマチュア棋士として再起をかけます。
かつてのライバルとの再会や新しい強敵との出会い。
派手さはないけれど、様々な人間模様が魅力。
将棋を知らない人にもお勧めできる作品になっています。
■魅力的な脇役たち
真っすぐな主人公とは打って変わって、一癖ある脇役たちが作品に彩を加えます。
<土屋>
奨励会時代の同期。
将棋道場での再会を機に主人公に引っ張られる形で再び将棋の世界へ。
主人公とは対照的に卑屈な性格ながらも人間臭い所が魅力。
<片桐>
アマ三冠にして、大手商社に勤めるエリート。
学生時代、父親の強い意向で将棋のプロへ挑戦しなかったことを今でも悔いている。
プロ編入試験によってプロ棋士になることを狙っており、元奨の安住や土屋に対抗心を燃やす。
<川井>
将棋好きの中学生。
経済的な事情から奨励会入会を親に相談できずにいるが、腕試しにアマチュアの大会に出場。
周りに将棋の指せる友人がおらず、ソフトを使って腕を磨いた新世代の棋士。
<加治>
主人公の奨励会時代のライバルで現在は竜皇。
アマ竜皇戦に臨むかつてのライバル安住の現状に複雑な想いを抱いている。
<明星>
将棋界の歴史でも数少ない中学生でプロになった逸材。
主人公が奨励会を退会した期にプロになっており、現在はタイトル戦に挑戦するなどプロの階段を駆け上がっている。
<森ちゃん>
主人公のバイト仲間。
本作品のヒロイン?的な立ち位置。
将棋が大好きで棋士が世界一かっこいいと思っている。
■最後に
物語は引き延ばし等は無く、テンポ良く進むのでストレス無く読み進めることができます。
ただ残念なことにこれを書いている時点で次巻(7巻)が最終巻となることが決定しています。
でもね、本当に面白いんですよこの漫画。
あと数回でどんな終わり方するのかな?
今からでも単行本が売れて、連載がリボーン(復活)してくれないかなあ。
7/6までKindleで1・2巻無料で読めるので、まだ読んだことない方は是非試しに読んでみてください。
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