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2016年02月15日
売るときに一番高くなるボディカラー
新車の時に勧められる色とは?
新車で購入する際、オプションのパールホワイトなどを選ばない限りは基本的にボディカラーで価格が異なることはない。
しかし、最近のセールスはある理由のせいで、勧めてくる色がある。
結論から言おう、それは「白」ないし「黒」だ。
車に興味のある方、ごめんなさいね。こんな当たり前のことを言って。 購入希望のお客さんが悩んでいたら、最近は必ず「白」、「黒」だよね。
「えっ?、なんで??」
と言ってくれる人がいると嬉しいよ。 そういう人のために書いている内容がほとんどだからね。
なぜ勧めてくる色があるのか?
昔は、どんな色を選んだ所で「中古価格」というものがあってないようなものだったから、どれ選んでもらってもよかったわけですよ。
唯一、昔に勧められることがあったとしたら、在庫車だよね。 すべての新車が頼まれてから作るものと思っている人もいるかもしれないけど、オプションやグレード、ボディカラーの関係で在庫が無い場合に発注をかけるわけです。
ディーラー側も売れ線をあらかじめ発注して、「新車を在庫」 しておかないと、売れたときにすぐに登録にかけられないから大変です。 決して在庫が売れ残りという事ではないけど、長い間見ていると、「売れるものと売れないもの」がどうしても出てくるわけですよ。
その売れない在庫のアピールをして勧めてくることはあったけど、それ以外で勧めてくる(特にボディカラー)ものはなかったかな。
で、今ではなぜカラーを指定して勧めてくるのかというと、
「リセールバリューが大きく変わってしまうから」
なのです。 私的には
「新車を買ったときからリセールなんぞ、考えてるんじゃねぇ!」
と思いますが、多くのセールスマンはこの理由により「白」、「黒」 を勧めてくるのよね。
色の差でどのくらいの差が出るのか?
新車の価格が物凄い高い車(車両価格が一千万オーバー)で年式が新しく、今でも価値が500万円を軽く超えるような車は、色の違いにより最大で100万円くらい違ってくる場合もある。
色の違いで100万円ですよ。 よくわからない世界っすよ。
ちなみに私はそのような車に無縁の人間ですので、150万円くらいのミニバンで比較すると20万円くらいは変わってくることが多いです。 新車価格はかわらないのに、中古になったら数十万円の差ですよ?? 最上級グレードとベーシックグレードが色の差で、価格が逆転することがよくあるこの業界。 車試乗を見てるとホントにアダム・スミスっすよ。 経済学の父っすわ。 見えざる手なんだな・・・・・需要と供給のバランスって事っす。
このように結構差が出るのでディーラーは下取りする時に、
「出来るだけよい下取り査定が出来るように白・黒を勧めてきます。」
買い替え時期になったとき、良い査定を出来た方が新車の成約率も上がるしね。 後のことも考えてるのですよ。
と、いうことは、これから自分が売りたい愛車が「白」、「黒」 であれば、それだけでナイスなセールスポイントってことです。
タグ:ボディカラー
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