備忘録的ブログ

電信電話記念日について

　「電信電話記念日（でんしんでんわきねんび）」は、日本で

毎年10月23日に制定されている記念日です。

　この日は、1869年（明治2年）に東京と横浜間で日本初の

電信線が開通したことを記念しています。

　その後、1890年（明治23年）には電話の普及が始まり、

現代の通信の発展に大きな影響を与えました。

　電信電話は、長距離の情報伝達手段として19世紀に大きな

技術的進歩を遂げ、特に明治時代の日本において、産業や社会の

急速な発展に寄与しました。

　今日ではインターネットやスマートフォンの時代ですが、

その基礎を築いたのが電信電話の技術です。

　「電信電話記念日」は、NTTグループ（日本電信電話株式会社）が

中心となり、通信技術の進化やその重要性を再認識するためにさまざまな

イベントや広報活動が行われます。

　この日を通じて、私たちが普段何気なく利用している通信手段が、

どれほどの技術的努力と歴史の積み重ねの上に成り立っているかを

振り返る機会にもなっています。

電信と電話の違い

　電信と電話は、19世紀から20世紀にかけての通信技術の大きな進歩を

象徴するもので、それぞれ異なる方法で情報を遠隔地に伝える技術です。
1. 電信（Telegraphy）

　電信は、文字やメッセージを遠隔地に送るためのシステムで、

モールス符号などの符号化された信号を使って情報を送信する仕組みです。

　電信は通信手段として最初に大きな成功を収め、遠距離の迅速な情報伝達を

可能にしました。
歴史

1837年：サミュエル・モールス（Samuel Morse）によって電信機が
発明され、アルファベットを短点（・）と長点（―）で表現する
モールス符号が考案されました。
1844年：最初の商業電信線がアメリカで開通し、ワシントンD.C.と
ボルチモア間でメッセージが送られました。この成功により、
電信網が世界中に広がりました。

特徴

信号を送る：モールス符号のように符号化された電気信号を使って
メッセージを送る。
線の利用：電信は物理的な電線を通じて信号を伝達しました。
これは最初の長距離通信手段であり、通信速度は従来の手紙に
比べて圧倒的に速かったです。
影響：政府、軍事、商業の分野で広く利用され、特に戦争や緊急時の
重要な通信手段となりました。

2. 電話（Telephony）

　電話は、音声を電気信号に変換して遠隔地に伝える技術で、
電信の発展に続いて登場しました。音声によるリアルタイムの
コミュニケーションが可能になることで、電信ではできなかった
会話の伝達が可能になりました。
歴史

1876年：アレクサンダー・グラハム・ベル（Alexander Graham Bell）が
世界初の実用的な電話機を発明し、電話の商業利用が始まりました。
1890年代：日本でも電話が導入され、東京や横浜といった都市間で
電話サービスが開始されました。

特徴

音声を送る：人間の音声を電気信号に変換し、それを遠く離れた
場所に伝え、再び音声に戻す仕組みです。
双方向通信：電話では、双方向で会話が可能なため、
即時のコミュニケーションが取れるようになりました。
普及：初期は都市部に限られたサービスでしたが、次第に技術が
進化し、20世紀に入ると家庭や企業に広く普及していきました。

電信と電話の違い

伝達方法：
電信は符号化された信号（主に文字情報）を送信するのに対し、
電話は音声を送信します。
通信形式：
電信は一方向の情報伝達が中心で、メッセージを送った後に
相手からの応答が必要でしたが、電話は双方向のリアルタイムの
会話が可能です。
歴史的な使用場面：
電信は主に軍事や外交、商業用の緊急通信手段として
利用されましたが、電話は個人やビジネスでの日常的な
コミュニケーションに適した技術でした。

　これらの技術は、それぞれの時代において情報伝達を劇的に変え、

現代のインターネットやスマートフォンなど、現在の通信手段の基礎を

築きました。


　相変わらず7.088MHzにて下手くそなモールス信号が流れており、通信を

妨害しています。

　かまって欲しいならば、自分のコール債を示し、相手に交信を求めれば

いいだけです。

　同周波数でいつも喋ている局長様と交信できました。

　妨害も収まったようです。


長電話の記録

長電話は嫌いです。精々10分位で終わらせます。