2016年11月08日
ひろゆき氏「生活費は3万円で十分です」 「2ちゃんねる」創設者に聞く「おカネと労働」
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インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」。その創設者かつ初代管理人であるひろゆき氏は、若者世代からも絶大な人気を誇る。彼らはひろゆき氏の何に熱狂するのか?気鋭の若者研究家、原田曜平さんがひろゆき氏の思想に迫ります。
原田:ひろゆきさんはインターネットの掲示板サイト「2ちゃんねる」の創設者として知られていますが、若者から人気がありますよね。僕のところにも、プライベートではどんな人なんですかと聞きに来る若者がいます。世間では謎の多い人物というイメージがありますが、実際はどのような生活を送っていらっしゃるのでしょうか。
ひろゆき:割と普通ですよ。仕事をしていないときはずっと引きこもっています。ゲームをしたり、映画を見たり、マンガを読んだり。ダメな生活です(笑)。
原田:でも、経歴や人生はそうとう変わっています。幼い頃はどんな子だったのですか。
ひろゆき:僕、小さい頃は「歩く」って知らなかったんですよね。いつも走っていました。どこかに行く際、行きたくて家を出る以上、早く目的地に着いたほうがいいですよね。それで歩く速度を上げていくと、「走る」になるじゃないですか。今も、基本的には家にいるんですが、用事があるときはギリギリまで家にいるから、外出のときはいつも急いでいます。
原田:ははは(笑)。小さい頃から合理的だったんですかね。そして、成長されて大学3年生の春に2ちゃんねるを開設するという、そうとうとがった若者になったわけですか。
ひろゆき:大学3年生の9月から1年間、米国に留学していて大学寮に住んでいました。休みの間は留学生だけで暇だったので、プログラムの勉強がてら作ったのです。
原田:2ちゃんねるがブレークしたときは、どんな気持ちでしたか?
ひろゆき:だいたい想像どおりでした。思ったより早かったですけどね。ニーズがあるかぎり、ライバルがいなければマーケットまでいくだろうと思っていましたから。たとえば、ダイエットしたい人が2000万人いて、あるダイエット食品を作る会社がほかにまったくなかったら、ダイエットしたい人が減らない以上は2000万人のマーケットがずっと続きますよね。それだけの話です。
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