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2018年05月13日
大江山4段返し 1段目 「山姥」
こんにちは。
今回から演目を紹介していきます
演目という言葉を初めて聞く方もいるかもしれません。演目というのはいわば歌手な歌う曲だと思っていただいていいです。
同じ歌でも歌い手が変わると曲の印象が全く違いますよね神楽もまさにそれと一緒なのです!
島根にある神楽団体は約200社中あります。どの神楽社中も印象が違ってて同じ演目でも全然違ったりします!
神楽好きな僕からしてはそんな細かいとこまで見ています。今回ご紹介させていただく「山姥」も1つだけでなく是非いくつか見て欲しいです!
何から紹介していこうかめちゃ悩みました!
と、悩んでるところ友人から大江山書いてみては?と連絡あったのでまずは僕が神楽を見るので一番オススメで僕自身も大好きな「大江山」についてご紹介させていただきます
と、いきたいのですが、、、、
タイトルで書いてありますが大江山4段返しとあるのですが、これは4章に物語が分かれていて最終章が「大江山」なのです!!
なので僕の大好きな大江山は今日はご紹介できません
しかし!大江山を紹介できない悲しみはありますが、1段目からストーリーを知ると10倍も100倍も大江山のストーリーが楽しめると僕はふんでます
なので1〜3段目の演目も楽しみにしてて欲しいです!
と、言うことで、今回は「1段目 山姥」からご紹介させていただきます!
※全ての演目に言えることですが諸説は色々とあります。調べると所々違う点も多々ございますのでご了承下さい。なるべく分かりやすく伝えていきたいので若干ニュアンス異なる時もあります。
それでは早速記念すべき第1演目目いってみよう♪
「山姥」
登場人物
【あらすじ】
院の北面の武士、坂田時行の妻(後の山姥)は夫が病で倒れた後都を追われ息子の怪童丸と共に上路山へ流れ着き、人を憎み世を呪い山賊へと成り下がった。
ある時、源頼光が東国の兇賊征伐の勅命を蒙り四天王の1人「渡辺綱」と共に東国へと向かった。東国へ向かっている中上路山へ入った時に日が暮れたので、山中ににあった民家で宿をとり休息を取った。しかし、その民家の主こそ山姥であったのだ。
頼光達が寝静まると、息子怪童丸が寝床に襲いかかるのだが後一歩のところで頼光に勘付かれてしまう。その後頼光&綱 vs 山姥&怪童丸 の戦いが始まる。その時、怪童丸が斬られそうになり山姥が命乞いをする。「息子を斬る代わりに、私を斬ってください。その代わりにどうか息子を流してくれないでしょうか。」
頼光は山姥の頼みを聞き、名を明かす。戦った相手が頼光だと知った山姥は怪童丸を家来にしてくれないかと頼む。そして頼光の四天王の1人ととなった怪童丸は東国征伐へと共に行ったのであった。
母と子の別れの時、これからは一部父の名を借り受け「坂田金時」と名乗りなさいと言い、上路山を去って行ったのであった。
以上
と、言うのが山姥でした!
この演目の中で一番好きなシーンがあります!!それは最後の母と子の別れのシーンです!演者さんの迫真の演技はもう感動です
別れの悲しみがすごく表現されててヤバいです!これは絶対に見て欲しい!
ちなみにこれは石見神楽ではやられてないんですよね実は広島神楽でよく舞われているんです!
大江山4段返し「大詰め 大江山」以外は広島神楽なんです笑
石見神楽と言っておきながら、広島神楽の中の演目を紹介してしまいました笑
しかし!始めにも言いましたが一から知ると余計に面白いんです!だから許してください!笑
ここで、あらすじで聞き慣れない言葉が多々出てきたと思うので登場人物含め軽く解説&ちょっとした面白ネタ⁈を紹介していきます。
院の北面:院の御所の北面で警固に当たった武士。白河上皇のときに創設された。北面の武士。
上路山(あげろやま):新潟県糸魚川市にある山。標高1286m。
源頼光:平安時代中期の武将。父は鎮守府将軍、源満仲。母は嵯峨源氏の近江守・源俊の娘。神楽内では、山姥、戻り橋、羅生門、大江山、土蜘蛛等に出演する。中でも大江山で使用する刀「童子切」は天下五剣の中の一振りになっている。
渡辺綱:平安時代中期の武将。嵯峨源氏の源融(みなもとのとおる)の子孫であり本名は源綱。の養子となり、母方の里である摂津国西成郡渡辺[注 3]に居住し、渡辺綱(わたなべ の つな)と称し、渡辺氏の祖となる。源頼光の右腕として仕えていた(頼光の右腕的な存在だった)神楽では戻り橋で名刀髭切丸を持って茨木童子の左の腕を切り落とした。
坂田金時:小さい頃は金太郎とも呼ばれていたそう。あの鉞担いだ金太郎である。神楽の大江山では、自身の鉞を使って道無きところには道を作り、橋無きとこには橋をかける。特に大江山戦での活躍は特に見所である。
ということで解説終わります
いかがでしょうか?
是非とも是非とも見ていただきたい!超面白いんです!
これからご紹介して行くのも全て面白いんですけどね
では、次回は、大江山4段返し 2段目 「戻り橋(一条戻り橋)」をご紹介させていただきます!
よしければ楽しみにしててください
それでは〜
今回から演目を紹介していきます
演目という言葉を初めて聞く方もいるかもしれません。演目というのはいわば歌手な歌う曲だと思っていただいていいです。
同じ歌でも歌い手が変わると曲の印象が全く違いますよね神楽もまさにそれと一緒なのです!
島根にある神楽団体は約200社中あります。どの神楽社中も印象が違ってて同じ演目でも全然違ったりします!
神楽好きな僕からしてはそんな細かいとこまで見ています。今回ご紹介させていただく「山姥」も1つだけでなく是非いくつか見て欲しいです!
何から紹介していこうかめちゃ悩みました!
と、悩んでるところ友人から大江山書いてみては?と連絡あったのでまずは僕が神楽を見るので一番オススメで僕自身も大好きな「大江山」についてご紹介させていただきます
と、いきたいのですが、、、、
タイトルで書いてありますが大江山4段返しとあるのですが、これは4章に物語が分かれていて最終章が「大江山」なのです!!
なので僕の大好きな大江山は今日はご紹介できません
しかし!大江山を紹介できない悲しみはありますが、1段目からストーリーを知ると10倍も100倍も大江山のストーリーが楽しめると僕はふんでます
なので1〜3段目の演目も楽しみにしてて欲しいです!
と、言うことで、今回は「1段目 山姥」からご紹介させていただきます!
※全ての演目に言えることですが諸説は色々とあります。調べると所々違う点も多々ございますのでご了承下さい。なるべく分かりやすく伝えていきたいので若干ニュアンス異なる時もあります。
それでは早速記念すべき第1演目目いってみよう♪
「山姥」
登場人物
- 源頼光(みなもとのらいこう)
- 渡辺綱(わたなべのつな)
- 山姥(やまんば)
- 怪童丸(かいどうまる)
【あらすじ】
院の北面の武士、坂田時行の妻(後の山姥)は夫が病で倒れた後都を追われ息子の怪童丸と共に上路山へ流れ着き、人を憎み世を呪い山賊へと成り下がった。
ある時、源頼光が東国の兇賊征伐の勅命を蒙り四天王の1人「渡辺綱」と共に東国へと向かった。東国へ向かっている中上路山へ入った時に日が暮れたので、山中ににあった民家で宿をとり休息を取った。しかし、その民家の主こそ山姥であったのだ。
頼光達が寝静まると、息子怪童丸が寝床に襲いかかるのだが後一歩のところで頼光に勘付かれてしまう。その後頼光&綱 vs 山姥&怪童丸 の戦いが始まる。その時、怪童丸が斬られそうになり山姥が命乞いをする。「息子を斬る代わりに、私を斬ってください。その代わりにどうか息子を流してくれないでしょうか。」
頼光は山姥の頼みを聞き、名を明かす。戦った相手が頼光だと知った山姥は怪童丸を家来にしてくれないかと頼む。そして頼光の四天王の1人ととなった怪童丸は東国征伐へと共に行ったのであった。
母と子の別れの時、これからは一部父の名を借り受け「坂田金時」と名乗りなさいと言い、上路山を去って行ったのであった。
以上
と、言うのが山姥でした!
この演目の中で一番好きなシーンがあります!!それは最後の母と子の別れのシーンです!演者さんの迫真の演技はもう感動です
別れの悲しみがすごく表現されててヤバいです!これは絶対に見て欲しい!
ちなみにこれは石見神楽ではやられてないんですよね実は広島神楽でよく舞われているんです!
大江山4段返し「大詰め 大江山」以外は広島神楽なんです笑
石見神楽と言っておきながら、広島神楽の中の演目を紹介してしまいました笑
しかし!始めにも言いましたが一から知ると余計に面白いんです!だから許してください!笑
ここで、あらすじで聞き慣れない言葉が多々出てきたと思うので登場人物含め軽く解説&ちょっとした面白ネタ⁈を紹介していきます。
院の北面:院の御所の北面で警固に当たった武士。白河上皇のときに創設された。北面の武士。
上路山(あげろやま):新潟県糸魚川市にある山。標高1286m。
源頼光:平安時代中期の武将。父は鎮守府将軍、源満仲。母は嵯峨源氏の近江守・源俊の娘。神楽内では、山姥、戻り橋、羅生門、大江山、土蜘蛛等に出演する。中でも大江山で使用する刀「童子切」は天下五剣の中の一振りになっている。
渡辺綱:平安時代中期の武将。嵯峨源氏の源融(みなもとのとおる)の子孫であり本名は源綱。の養子となり、母方の里である摂津国西成郡渡辺[注 3]に居住し、渡辺綱(わたなべ の つな)と称し、渡辺氏の祖となる。源頼光の右腕として仕えていた(頼光の右腕的な存在だった)神楽では戻り橋で名刀髭切丸を持って茨木童子の左の腕を切り落とした。
坂田金時:小さい頃は金太郎とも呼ばれていたそう。あの鉞担いだ金太郎である。神楽の大江山では、自身の鉞を使って道無きところには道を作り、橋無きとこには橋をかける。特に大江山戦での活躍は特に見所である。
ということで解説終わります
いかがでしょうか?
是非とも是非とも見ていただきたい!超面白いんです!
これからご紹介して行くのも全て面白いんですけどね
では、次回は、大江山4段返し 2段目 「戻り橋(一条戻り橋)」をご紹介させていただきます!
よしければ楽しみにしててください
それでは〜