ポッコリ、田舎生活

（シャクヤク）はアジアが原産の多年草。
古典園芸植物のひとつです!



中国北部、シベリア南東部、朝鮮半島などに
自生し、中国では古くから栽培されてました。



またシャクヤクは薬用植物として知られ
ており、江戸時代からは「茶花」として、
観賞用になったようです。



その後改良され、品種、形、色の種類も
タクサンあり、鉢花、切り花としても
人気が高い花です。




シャクヤクとボタンの違いは？


シャクヤクは宿根草、ボタンは花木という
ことになります！シャクヤクは草花ですか
ら茎もそれほど太くなく、すらりと伸びた
茎の先端に花を咲かせます。

それを立ち姿が美しい女性に例えているよ
うですね！


一方、ボタンは低木で、枝はかたく、たく
さん分枝してこんもりした樹姿になります。




ボタンとシャクヤクの違い（１）葉の形

・ボタン、ギザギザの切れ込みが入る
・シャクヤク、切れ込みはなく丸みを帯びている


ボタンとシャクヤクの違い（２）開花時期

・ボタン、４月下旬〜５月中旬
・シャクヤク、５月〜６月


ボタン、シャクヤクの違い（３）香り


・ボタン、基本的に香りはない。
・シャクヤク、バラに似た爽やかな香りがある。




シャクヤクは日当たりと風通しの良い
屋外で管理します。日のよく当たる場所が
最適ですが、明るい半日陰でも育て
ることができます。


西日が遮られる場所だとなお良いです。
シャクヤクを鉢植えで育てる場合、雨や
風の強い日は軒下に移動させます。



シャクヤクは肥料を好みます。
花付きをよくするためにも、元肥・追肥と
もにしっかりと与えましょう。




シャクヤクの植え付け時には、元肥として
有機質肥料を充分に与えます。
堆肥などが適しています。


追肥は、花後のお礼肥と秋の追肥に2回、
緩効性の化成肥料を施してください。


このほかに、冬季の寒肥として、有機質の
固形肥料を与えてもよいです。




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