1日3分!ニュースを深読み!

和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は3日、
雌のジャイアントパンダ良浜（ラウヒン、14歳）が、自然交配で雌の双子の赤ちゃんを2日夜に出産した。
良浜の出産は4度目。

良浜は7月に永明（エイメイ、22歳）との間で自然交配が確認されたため、赤ちゃん誕生の期待が高まっていた。

1頭目の赤ちゃんは体重181グラム、全長22センチで、2頭目は186グラム、21センチ。




アドベンチャーワールドのパンダ繁殖の歴史は凄い!!


野生のジャイアントパンダは、約1,600頭といわれ絶滅の危機に直面している。
野生のジャイアントパンダの保護と個体数を増加させるため飼育下での繁殖研究が重要とされています。

アドベンチャーワールドでは、1994年より、中国成都ジャイアントパンダ繁育研究基地の日本支部として、ジャイアントパンダ自然繁殖のための日中共同研究を世界に先がけ進めている。

2000年7月、日本動物園水族館協会と中国動物園協会の全面的な協力のもと、「永明」のお嫁さんとして、血統や性格などの諸条件をすべて満たした「梅梅」が来園しました。
同年9月には、日本国内では12年ぶりとなる赤ちゃん「良浜」
2001年12月には「雄浜」が相次いで誕生
2003年9月には日本初のふたごの赤ちゃん「隆浜」「秋浜」
2005年8月には「幸浜」
2006年12月には「愛浜」「明浜」が誕生しました。


2000年にアドベンチャーワールドで生まれた「良浜」は、立派なメスのパンダに成長し、
2008年9月にふたごの赤ちゃん「梅浜」「永浜」を出産。
日本で生まれたパンダの出産は国内では初めての出来事。
2010年8月にふたごの赤ちゃん「海浜」「陽浜」、
2012年8月にメスの赤ちゃん「優浜」を出産し、幸せの輪が広がっています。