2018年04月10日
トキメキの塊!【フリッパーズ・ギター】ファーストアルバム
この2〜3日、あるアルバムにハマっております。
そのアルバムとは
Fripper's Guitarのファースト
『three cheers for our side〜海へ行くつもりじゃなかった』
です。
いつのまにAppleMusicに入っていたんですか。
もう、私が今更どうこういうのもどうかと思うほどレジェンド的なアルバムです。
だから、すみません。
最初に謝っておきます。
フリッパーズ・ギターが如何なるバンドなのか知らない方は、もうググってください。
以下、通称の「フリッパーズ」と略します。
今やそれぞれ大活躍の小沢健二さんと小山田圭吾さんが
80年代後半〜90年代初頭にかけて活動していたユニット(バンド?)です。
wikiへのリンクも貼っときます。
もし、聴いたことのないヤングはぜひ聴いてみてください。
色々な事情で(うっかり夕飯後寝てしまっただけ)
真夜中に仕方なく皿洗いをしなくてはならなかった時に
ともかくダルかったわけですが
ふと思い出して、このアルバムをイヤホンで聴きながら台所に立ちました。
ううーーーーーん、すごい。
ダルさが吹っ飛びました。
どよんとした深夜の家事も
「midnight dish wash~うたた寝するつもりじゃなかった〜」
な光景に早変わり(という勘違いをさせる威力)。
吹っ飛びついでにこんどは中々寝付けなくなってしまいましたが
そのぐらい、このアルバムの輝きにやられてしまいました。
まず、このアルバム1989年発売なんです。
ため息しか出ません。
私はぼーっとした13歳だったので、もちろん後追いです。
世の中がまだ80年代だった時に、
日本人男子ふたりが
80年代イギリスインディポップをこんな風に独自の消化、昇華をして
今まで日本のポップにはなかったような超オリジナルな形でアウトプットする
って一体どういうことなんでしょうか。
おそろしいです。
センスの鬼。
私は80年代インディポップももちろん後追いですが
そのあたりの曲って意外とボーカルスタイルだったり
曲のムードが暗かったり、クセが強かったりで
そんなに聴きやすくない
ってよく思ったものです。
が、そんな楽曲たちに影響を受けながら、
フリッパーズときたら
このおしゃれっぷり!
爽やかっぷり!
ポップっぷり!
もう怖い。
夜中に皿を洗いながら、なぜか
ドーピング
という言葉が浮かびました。
深い意味はありません。
そのぐらいの尋常じゃない力が働いているとしか思えないです。
ときめき力が半端じゃない。
そしてまた、アウトプットの仕方が
クールでクレバーときてます。
(もしかしたら調子には乗っていたかもしれませんが
こんな才能あって調子に乗らないのも不気味です)
タイトルのつけ方も
例)Sending to your Heart / 恋してるとか好きだとか
こんなの中々やれません。
男子による力の抜けたボーカルスタイルも
今やありふれていますが、この頃はめちゃくちゃ新鮮だったんじゃないでしょうか。
私が意識的に音楽を聴き始めたころには
すでにユニットは解散し
「フリッパーズ」という金字塔は燦然と立ちはだかっていましたので
リアルタイムで衝撃を受けた感覚は想像するしかないのです。
周りの人たちがあまりにフリッパーズを神格化するので
私は微妙に反発すら覚えたものです。
アラフォーになり、もはや「ときめき」とかに照れている場合でもないので
今の方が素直に聴ける気がします。
これは、とんでもないです。
当時スルーしてしまった大人の方々も
長いこと聴いてなかったド世代の方々も
「フリッパーズ」ってだれ?という若い方々も
このファーストは聴いてみてほしいなと思った次第です。
「きらめき」とか「ときめき」を形にするとこうなるんじゃないかな?
みたいな音楽です。
THREE CHEERS FOR OUR SIDE〜海へ行くつもりじゃなかった〜
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そのアルバムとは
Fripper's Guitarのファースト
『three cheers for our side〜海へ行くつもりじゃなかった』
です。
いつのまにAppleMusicに入っていたんですか。
もう、私が今更どうこういうのもどうかと思うほどレジェンド的なアルバムです。
だから、すみません。
最初に謝っておきます。
フリッパーズ・ギターが如何なるバンドなのか知らない方は、もうググってください。
以下、通称の「フリッパーズ」と略します。
今やそれぞれ大活躍の小沢健二さんと小山田圭吾さんが
80年代後半〜90年代初頭にかけて活動していたユニット(バンド?)です。
wikiへのリンクも貼っときます。
もし、聴いたことのないヤングはぜひ聴いてみてください。
色々な事情で(うっかり夕飯後寝てしまっただけ)
真夜中に仕方なく皿洗いをしなくてはならなかった時に
ともかくダルかったわけですが
ふと思い出して、このアルバムをイヤホンで聴きながら台所に立ちました。
ううーーーーーん、すごい。
ダルさが吹っ飛びました。
どよんとした深夜の家事も
「midnight dish wash~うたた寝するつもりじゃなかった〜」
な光景に早変わり(という勘違いをさせる威力)。
吹っ飛びついでにこんどは中々寝付けなくなってしまいましたが
そのぐらい、このアルバムの輝きにやられてしまいました。
まず、このアルバム1989年発売なんです。
ため息しか出ません。
私はぼーっとした13歳だったので、もちろん後追いです。
世の中がまだ80年代だった時に、
日本人男子ふたりが
80年代イギリスインディポップをこんな風に独自の消化、昇華をして
今まで日本のポップにはなかったような超オリジナルな形でアウトプットする
って一体どういうことなんでしょうか。
おそろしいです。
センスの鬼。
私は80年代インディポップももちろん後追いですが
そのあたりの曲って意外とボーカルスタイルだったり
曲のムードが暗かったり、クセが強かったりで
そんなに聴きやすくない
ってよく思ったものです。
が、そんな楽曲たちに影響を受けながら、
フリッパーズときたら
このおしゃれっぷり!
爽やかっぷり!
ポップっぷり!
もう怖い。
夜中に皿を洗いながら、なぜか
ドーピング
という言葉が浮かびました。
深い意味はありません。
そのぐらいの尋常じゃない力が働いているとしか思えないです。
ときめき力が半端じゃない。
そしてまた、アウトプットの仕方が
クールでクレバーときてます。
(もしかしたら調子には乗っていたかもしれませんが
こんな才能あって調子に乗らないのも不気味です)
タイトルのつけ方も
例)Sending to your Heart / 恋してるとか好きだとか
こんなの中々やれません。
男子による力の抜けたボーカルスタイルも
今やありふれていますが、この頃はめちゃくちゃ新鮮だったんじゃないでしょうか。
私が意識的に音楽を聴き始めたころには
すでにユニットは解散し
「フリッパーズ」という金字塔は燦然と立ちはだかっていましたので
リアルタイムで衝撃を受けた感覚は想像するしかないのです。
周りの人たちがあまりにフリッパーズを神格化するので
私は微妙に反発すら覚えたものです。
アラフォーになり、もはや「ときめき」とかに照れている場合でもないので
今の方が素直に聴ける気がします。
これは、とんでもないです。
当時スルーしてしまった大人の方々も
長いこと聴いてなかったド世代の方々も
「フリッパーズ」ってだれ?という若い方々も
このファーストは聴いてみてほしいなと思った次第です。
「きらめき」とか「ときめき」を形にするとこうなるんじゃないかな?
みたいな音楽です。
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