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2018年08月02日

【Excel VBA】コレクションとは ※更新※

excelvba.jpg

VBAで操作対象のオブジェクトを表すときは、オブジェクトを直接記述するのではなく

「○○というグループ(集合体)に属する××」

と指定


同一の種類または異なる種類の複数のオブジェクトの集まりを「コレクション」という
コレクションには「s」がついて複数であることを表示している

Workbookオブジェクトの集まり → Workbooksコレクション
Worksheetオブジェクトの集まり → Worksheetsコレクション


VBAでオブジェクトを指定するには、コレクションを使う

オブジェクト式でワークシート「Sheet1」を操作するときは、Worksheetオブジェクトの集合体であるWorksheetsコレクションを使って、次のように表記

Worksheets("Sheet1")


セルの操作対象を指定するには・・


RangeとCellsを使用する


●Range

括弧の中に、セルのアドレスを文字列形式で指定
文字列形式で指定するので「"(ダブルクォーテーション)」で囲む

Range("A1") → セルA1
Range("A1:B3") → セル範囲A1:B3
Range("A1,C5") → セルA1とセルC5


●Cells

CellオブジェクトというオブジェクトはVBAにはない
セルを表すオブジェクトはRangeオブジェクト
単体のセル(Rangeオブジェクト)の集合体が、ワークシートの全セルを表すCellsコレクションとなる

Cells(行番号,列番号)


行番号と列番号には、文字列でなく数値を指定するので「"」では囲まない

Cells(1,1) → セルA1
Cells(2,3) → セルC2


Rangeは、特定のセルまたは特定のセル範囲を指定する場合に便利
Cellsは行と列を数値で指定できるので、複数のセルを次々と操作する場合などに便利




タグ:Excel VBA
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