いいじゃん、いいじゃん、これいいじゃん。

よく引っ越してきた人に「横浜って田舎だねぇー」ていわれます。もちろんあまりいい意味じゃないです。でも横浜に都会感を求められても・・・。都会ではないけど、適度におしゃれで便利、自然や農地が残っていて田舎の良さもある。それが横浜のいいところ。もともと政策的に大都会化しないように、農地の保護や緑地の保護が決まっていて、開発に制限をかけているんです。都会ではない、田舎でもない、そんなちょうどいいところが横浜の良さだと思います。

横浜生まれ横浜育ちの私からするとどちらかというと田舎の方に憧れます。川の水がきれいで魚かなんか泳いでいたり、星空がきれいだったり。田舎のほうがいいじゃん、て思うのですが。

私の子供のころは川は深緑色で黒いものが浮いていて、水性絵具を洗ったバケツの水のようでした。川で遊んでいて落ちたら大変。黒い泥がベトーとついて、くさいくさい。エンガチョ、ばりー。てっその日一日近づいてくれません。落ちてしまったどんくさいやつへの罰って感じです。川の水は触れてはいけなかったのモノなのです。

そんな地元の川も今では川の美化が成果が出てきれいになり、川底も見えるようになりました。もちろん泳いでいる魚も見えます。渡り鳥も来るし、魚やいろいろな生き物も増えて春にはきれいな花が咲きます。先日、梅雨の時期に入り、知り合いから小川で蛍を見ることができると聞いて行ってみました。いくらきれいになったとはいえさすがに蛍は無理だろうと思ったら、いました。ついに蛍も見れるように。今まで市内では四季の森公園など特別なところでなら蛍も観れたのですが、それは特別に保護し、育てられたもの。普通の道で蛍を見れるとは思いませんでした。暗い中にアジサイの花が浮かびそのまわりを蛍のひかりが、ふーーと。家の近所で蛍が見れるなんて、やっぱ横浜はいいなあー。