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2019年01月27日

意外とみんな知らない エアコン暖房の効率をあげるためにはどうしたらいいか

寒波が来てますね
私の住んでいるところも初積雪となりました

外の温度も0度を下回り寒いです!

一条の家にいると外の温度の変化に気づけないのでびっくりしますよね〜
でも、エアコンや床暖の電気代は確実にアップしています!!
なので、ちょっと一般的には出回っていないエアコン効率化について紹介しようと思います。




【この記事のまとめ】
  • 暖房は風量を上げる
  • 室外機の周りにものをおかず風通りを良くする
  • あまり寒くないときは風量を上げると逆効果なので注意



まず、簡単にエアコンの仕組みについて説明します。

エアコンは室外機に搭載された圧縮機によって圧縮された高圧冷媒から熱を放出(暖房)し、暖房によりエネルギーを奪われた冷媒は膨張弁を通り減圧され低圧冷媒となります。

低圧冷媒は温度が低いので熱を吸収(冷房)します。熱をもらった冷媒は圧縮機によって圧縮されて・・・

という感じでグルグル回ることで冷房や暖房を行っています。

この仕組からわかるように最もエアコンで電気を使うのは圧縮機による圧縮過程となります。

圧縮機を回すための電気はこの圧縮をどれ位するかによって決まります。

つまりより低い圧力から、より高い高圧に圧縮するほど電気が必要となります。

なので、高圧と低圧の圧力差を極力小さくすることが電気代の節約となります。

では、そのためにはどうしたらいいか・・・

暖房の風量をアップさせて高圧を下げてやることが有効です!
また、室外機の風量を上げることができればそれも低圧を上げることになるので有効です。

暖房の風量を上げることはリモコンで簡単にできますね♪
人に風が当たらないようにし風量を大きくすることでエアコンの効率(COP)は格段に上がります!
条件によりますが、風量を一番小さいのから一番大きいのに上げることで電気代は20%以上下げることが可能です。

このとき注意するのが人に風が当たらないようにすることです

体感温度は直接風が当たると一気に下がるので人に当ててはいけません。
また、風量を上げると高圧が下がるため、吹き出し温度も低くなるので余計に寒く感じてしまうので注意です。

吹き出し温度は下がりますが、エアコンの暖房能力としては風量が上がることでアップしているので、部屋の温度が低下するという心配はいりません。

また、室外機の周りの物を減らし、風通しをよくしてやることで効率は上がります。
室外機の周りに物があったりすると、室外機が吹き出した冷たい空気をもう一度室外機が吸ってしまいどんどん効率が落ちていきます。

よく室外機に外観を良くするためのカバー等つけている場合がありますがあれは電気代を跳ね上げますし、エアコン自体の故障につながるためやめましょう。

普段よりも風量を高めにエアコンを使ってみることで省エネ生活を送ってみてはいかがでしょうか。

ちなみに、冷房も同様に効率は良くなりますが、風量を上げることで冷房の場合は吹き出し温度が高くなるため除湿ができなくなります。除湿ができないと体感温度がなかなか下げられないため冷房では風量を上げることはおすすめしません。
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