2015年11月17日
就職と入試
就職時の採用試験と、学校の入試は、優秀な人間を選ぶためのものではありません。採る側の気に入った人間を選別するために行われるものです。それは、採用する側の給料を上げる可能性のある人間を選ぶことになります。
それはときには、有名人やスポーツの強い人間を取り、組織の名声を高めようとしたり、面白い人間をとって楽しく一緒に過ごしたいとか、仕事ができる有能な人間をとって、儲けてもらおうとか、様々です。
どういう会社や学校が、どういう人間を欲しがっているかは、事前に判ります。そして、自分がそれに合致した人間である、と予測して会社や学校を選びます。
採用や入試に落ちたとしても、それは、その会社や学校と自分が合わなかったということです。自分の価値とは関係のないことです。
ただ、少なくとも国公立の学校は、学校の論理よりも、生徒側の論理に立って入試を行うことを大事にして欲しいものです。学生たちに公平な機会を与えることを何よりも優先するべきです。
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