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2019年06月07日
『令和が?になっちゃった事件』
今回は、「ケース18『令和が?になっちゃった事件』」について書こうと思います。
◆●月×〇日 令和が?になっちゃった事件
今回は5月1日に改元があったので、新元号の「令和」がエクセルやワードでちゃんと表示されるようにと思ってやったMicrosoft Officeアップデートに絡む不具合の報告です。
いやー、しかしマイクロソフトの新元号対応プログラムのリリース、ずいぶん遅かったですね。
新元号対応が後手に回ってしまわないように前もって作業予定を組みたかったのですが、リリースが4月末からだったため結局当方で対応が完了したのは5月末でした。
公式的には「表記は平成でも令和でもいい」となっていますが、やっぱり5月以降に平成のままで外部に送るのは失礼だし「あそこの病院まだ対応していないんだ」って思われるのもしゃくだし。。。
なにより「なんで前もってわかってるのにやってないの?」という内部の声にいちいち言い訳がましく説明するのが苦痛。
ストレスが溜まりまくった令和のスタートでした。
という愚痴は置いといて、アップデートに絡む話でしたね。
これは電子カルテ用のパソコンについてやったことです。
電子カルテ用パソコンはインターネットにはつなげていないのでアップデートが掛からない。
でも例えば別の病院に出す紹介状(診療情報提供書)に平成って載せられないよね、ってことで一時的にインターネットにつないでオフィスのアップデートをかけることになりました。
とりあえず1台テストでアップデートをかけてみます。
おっ、順調に「令和」と表示されたぞ。
ということで、後は流れ作業的にどんどん進めていくことに。
「不具合も報告されてたみたいだけど、意外と順調だね」と思いながら次々とアップデートをあてていったのですが、最後の1台で落とし穴が…。
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アップデートをあてた後エクセルで「5/1」と入力し、和暦表示にして「令和」と出るかを確認していたのですが、最後の1台だけ「??1年」となったのです。
エクセルを開きなおしてもオフィスの修復をかけてもダメ。
んじゃあとプログラム更新をかけてみるも「最新版です」と出る始末。
どうやら一時的な不具合ではなさそうです。
そこで元号に絡むレジストリを見てみることに。
なおレジストリはWindows10なら左下のWindowsマークを左クリック → Windows システムツール → ファイル名を指定して実行 → regeditと入力しOKで見られます。
ちなみに元号に係るレジストリの場所は次の通り。
⇒ "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Calendars\Japanese\Eras"
そして実際にレジストリを見てみると、本来「令和_令_Reiwa_R」となっていなければならないものが「??_?_??????_?」になっているのでした。
そういえばアップデートをかけた後すぐにエクセルをクリックしたら、立ち上がりまでにやけに時間がかかったような…。
つまりクリックが早すぎたのが原因でレジストリがうまく書き換えられなかった?
正直よくわかりませんが、?になっているものの上で右クリック → 修正で正しく「令和_令_Reiwa_R」と直した結果改善されました。
なお、レジストリの修正は深刻な問題を招くことがありますのであくまで自己責任でお願いします。
ということで今回はここまでで、次回続きを載せたいと思っています。
ではまた次回も読んでください。
なお、下に運営しているサイトのリンクを載せておきますので、よかったら見てみてください。
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