病院SEにゃんとの「システムエンジニアの仕事ってこんなもん」

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今回は、「ケース１７『無線環境のノートパソコンが遅くて困るよ事件（前編）』」についてちょっと書こうと思います。

××月▽日　無線環境のノートパソコンが遅くて困るよ事件

当院の電子カルテ用のパソコンは、有線LANでつないでいるものもあれば無線LANでつないでいるものもあります。

そして一般的に無線LANは有線LANよりも遅いので、使っているとたまに遅くてイラッとする時があります。

これがごくたまにであればまだいいんですが、ちょこちょこ遅くなる時がある…。

「このパソコン遅いんだけど！」って言われると、正直ドキッとします。

なぜなら原因がかなり分かりづらいから。

今回も理事長に「最近センター内の無線のパソコンが遅い！」と言われてしまったので、しぶしぶ調査をしてみました。



さて、なにから見てみようかな？

これまでも同じようなことを言われ続け、ベンダーさんにも話をし、専門の業者にも見てもらったりしたのですが、はっきりとした原因がいまだ分かりません。

しかし理事長命令なので何もしないわけにもいかない…。

そんなこんなでまず始めたのが「Pngi値の調査」。

無線なのでやっぱりネットワークが怪しいということで、通信が滞りなく行われているかPing値を測定してみようと思ったのです。

早速ツールを作って調査開始。

ツールの詳細は省略しますが、30秒間に10回、指定したIPアドレスに対してpingを打ち、返ってくるまでの速度を測定します。

これをセンター内にある無線LANのパソコンに対して実施。

その結果を分析してみます。



分かったのは、夕方6時ころ〜翌朝7時半ころまでping値が乱れているということ。

ping値は正常であれば10回とも「時間 <=1ms」と出ますが、10回のうち3〜4回「時間 =400ms」などと大幅に遅くなっていました。

これがセンター内にある今回対象としたパソコン全てで起こっています。

はっきり言って「？」でした。

夕方から朝方までかけて業務上特別なことは何も行われていません。

しかも時間帯的に残って調査するのが難しい。。。

それでも「分からない」とも言えないため、覚悟を決めて居残りしました…。


ということで今回はここまでで、次回続きを載せたいと思っています。

ではまた次回も読んでください。


なお、下に運営しているサイトのリンクを載せておきますので、よかったら見てみてください。

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