2016年02月11日
不動産登記を自分でやってみよう! 〜土地編
こんにちは、つばさです。
昨年12月に土地の売買契約は済んでいたのですが
残金の支払い、所有権移転の手続きが昨日ありました。
※手付金として、約1割は12月に支払済
これから土地を購入して、家を建てるという方向けに
全体の流れを簡単にご説明させていただきます。
◆一般的な流れ
@土地を見つけて申し込む
A売買契約を結ぶ日を決めて
契約書の締結 & 手付金を支払う
※手付金は1割が相場
B残金の支払い日を決める
C残金の支払い & 土地の所有権移転の
手続きを行う
非常にざっくりと書かせていただきました。
土地の売買においても、色々な費用が発生します。
・土地代金
・仲介手数料 (仲介業者がいる場合)
・手付金 (土地代の一部に充当)
・契約書類に貼る収入印紙
・土地の登記関連費用
・土地の固定資産税
ローコストを目指して少しでも、
費用を抑えることが出来ないか考えていきます。
◆土地の費用
売主(or 仲介業者)と値段交渉するしかないです。
人気のある土地では厳しいですが
うまくいけば、削減できる額も大きいですね。
基本的に、価格交渉が入ることが前提で
売主も価格設定されていることが大多数ですので
全く交渉しないというのは損ですよ!!
ちなみに私の場合は、ハウスメーカーを通して
交渉はしてもらったのですが、売主が
価格を50万円下げた直後でしたので、残念ながら。。。
また、交渉のプロ「エージェント」と呼ばれる
不動産交渉専門の会社もあるようですね。
手付金として1割を、売買契約書の締結日に支払い
残金は後日、となることが一般的です。
◆仲介手数料
仲介業者経由で土地を購入する場合は、
仲介手数料が必要となります。
仲介手数料の相場は、
土地費用×3% + 6万円 という感じです。
500万の土地ですと、500×3% + 6万=21万(税抜き)
となります。
この手数料の値引きは正直かなり厳しいと思います。
もし売主と直接やりとりをして購入できる場合は・・・
仲介手数料は、一切不要となりますが
売主が知り合いでない限りは、基本的に無理ですね
仲介手数料の支払いは
売買契約書の締結日と、残金支払い日にそれぞれ半分ずつ
支払うという場合もあるようですが
私の場合は、残金支払日(昨日)に一括で支払いでした。
◆土地の固定資産税
土地の評価額に対して、毎年発生する国の税金です。
毎年1月1日時点での土地所有者に対して、
4月に請求が来ます。
そのため、土地を購入した年の固定資産税は
売主側へ請求が届くことになります。(もしくは支払い済)
但し、土地を購入した日から所有者は変わりますので
固定資産税を、土地購入日によって
売主と買主で、日割り負担するのが一般的となっています。
固定資産税は国の税金で、値引きが出来ないのですが
『土地の残金支払日を、少しでも遅らせる』ことで
日割りの日数が減りますので、少しでも金額を減らすことが出来ます。
売買契約書に、必ず残金の支払い期日が書かれていますので
その期日を超えることは出来ませんので、ご注意ください。
◆土地登記関連の費用
今回のポイントは、こちらになります!
土地購入の場合、土地の名義を
「売主:Aさん」 → 「買主:Bさん」へ変更しなければならず
法務局へ必要書類を提出する必要があります。
一般的には、司法書士と呼ばれるプロの方が
代理で、書類を用意して提出してくれるのですが
『司法書士への報酬』が発生いたします。
全国相場としては
今回、該当するのは「土地所有権移転(売買)」で
4万ちょっとの様子。
この登記を、もし自分で出来れば・・・
司法書士への報酬は発生しなくて済みます。
詳しい内容は、
『自分で登記.com』 (http://www.jibundetouki.com/)
にて紹介されていますので、興味ある方は覗いてみて下さい。
ローコスト実現に向けて、少しでもコストカットをしたい為
私も、自分で登記しようと
必要書類を用意して、念のため法務局へも確認して・・・
と準備をしていたのですが、最終的には
司法書士を利用することになりました。
タイトル通り、自分で出来ずゴメンナサイ・・・(>_<)
一番理由としては、土地の仲介業者が
「自分での登記を嫌がっていた」ことになります。
以前に、自分で登記しようとされた方が
同じように居たようなのですが、その時にうまく手続き出来ず
時間が掛かってしまい、売主に迷惑が掛かってしまったとの事。
そうは言っても、他の人は他の人なので
『自分でやらせて下さい!』と強引に押し通すことも
出来たのですが
売主が、現在は関東に住んでるようで
手続きに必要な委任状などの書類入手も大変なことや
やり取りは、全て仲介業者を通さなきゃいけないことから
手続きを円滑に進めるためにも、今回は自分での登記を諦めました。
費用削減も、かなり大事なのですが
万が一、土地を購入させてもらえないとなると大問題ですので。。。
その代り!!
建物が完成した後の登記は、自分でやらせて下さい!
と、藤城建設さんには伝えてあります。
・建物表題登記
・(建物)保存登記
・住所変更登記
全部合わせると、10万以上は削減できる筈。。。
まだまだ先のお話ですけどね(-_-;)
そして昨日・・・土地の残金支払いに行ってきました。
手続場所の指定は、A銀行
あれ・・・そこの銀行口座もってないけど大丈夫かな?
と場所の連絡が来た時から、若干の不安があったのですが
指定時間の15分前に、A銀行へ到着。
「三井のリハウス」・「仲介業者」・「司法書士」
それぞれの担当者が到着した時点で、恐る恐る・・・
B銀行の通帳を出して
「A銀行の口座もってないですが、大丈夫でしょうか?」
と、聞いてみたところ
『あ、それダメですね・・・』と
全員からご指摘が。。。
「B銀行で現金出してきましょうか?」
と聞いてみたのですが、現金を持ち歩くのは危険なため
結局、全員でB銀行へ移動することになりました。
B銀行での手続きも色々あってトラブル続きだったのですが・・・
最終的には、1時間程で無事にお金のやり取りは全て終了。
ふぅ・・・私には大金だったので
全てが無事終わるまで、かなり緊張でした。。
後は当日中に、司法書士の方が法務局へ行って
書面の提出を行い、後日証明書を発行してくれるそうです。
ちなみに、司法書士への報酬は、前述の全国相場と
ほぼ同程度の金額でした。
※その他に交通費や日当?も発生していましたけどね
結果的にですが、土地売買には相手もいることですので
司法書士を使って良かったかなと思います。
何かトラブルがあったときも、すぐに対処してくれますので。。
もし自分でチャレンジする!という方がいましたら
ぜひ頑張ってみてください。
やってみた感想なども教えていただけると嬉しいです♪
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昨年12月に土地の売買契約は済んでいたのですが
残金の支払い、所有権移転の手続きが昨日ありました。
※手付金として、約1割は12月に支払済
これから土地を購入して、家を建てるという方向けに
全体の流れを簡単にご説明させていただきます。
◆一般的な流れ
@土地を見つけて申し込む
A売買契約を結ぶ日を決めて
契約書の締結 & 手付金を支払う
※手付金は1割が相場
B残金の支払い日を決める
C残金の支払い & 土地の所有権移転の
手続きを行う
非常にざっくりと書かせていただきました。
土地の売買においても、色々な費用が発生します。
・土地代金
・仲介手数料 (仲介業者がいる場合)
・手付金 (土地代の一部に充当)
・契約書類に貼る収入印紙
・土地の登記関連費用
・土地の固定資産税
ローコストを目指して少しでも、
費用を抑えることが出来ないか考えていきます。
◆土地の費用
売主(or 仲介業者)と値段交渉するしかないです。
人気のある土地では厳しいですが
うまくいけば、削減できる額も大きいですね。
基本的に、価格交渉が入ることが前提で
売主も価格設定されていることが大多数ですので
全く交渉しないというのは損ですよ!!
ちなみに私の場合は、ハウスメーカーを通して
交渉はしてもらったのですが、売主が
価格を50万円下げた直後でしたので、残念ながら。。。
また、交渉のプロ「エージェント」と呼ばれる
不動産交渉専門の会社もあるようですね。
手付金として1割を、売買契約書の締結日に支払い
残金は後日、となることが一般的です。
◆仲介手数料
仲介業者経由で土地を購入する場合は、
仲介手数料が必要となります。
仲介手数料の相場は、
土地費用×3% + 6万円 という感じです。
500万の土地ですと、500×3% + 6万=21万(税抜き)
となります。
この手数料の値引きは正直かなり厳しいと思います。
もし売主と直接やりとりをして購入できる場合は・・・
仲介手数料は、一切不要となりますが
売主が知り合いでない限りは、基本的に無理ですね
仲介手数料の支払いは
売買契約書の締結日と、残金支払い日にそれぞれ半分ずつ
支払うという場合もあるようですが
私の場合は、残金支払日(昨日)に一括で支払いでした。
◆土地の固定資産税
土地の評価額に対して、毎年発生する国の税金です。
毎年1月1日時点での土地所有者に対して、
4月に請求が来ます。
そのため、土地を購入した年の固定資産税は
売主側へ請求が届くことになります。(もしくは支払い済)
但し、土地を購入した日から所有者は変わりますので
固定資産税を、土地購入日によって
売主と買主で、日割り負担するのが一般的となっています。
固定資産税は国の税金で、値引きが出来ないのですが
『土地の残金支払日を、少しでも遅らせる』ことで
日割りの日数が減りますので、少しでも金額を減らすことが出来ます。
売買契約書に、必ず残金の支払い期日が書かれていますので
その期日を超えることは出来ませんので、ご注意ください。
◆土地登記関連の費用
今回のポイントは、こちらになります!
土地購入の場合、土地の名義を
「売主:Aさん」 → 「買主:Bさん」へ変更しなければならず
法務局へ必要書類を提出する必要があります。
一般的には、司法書士と呼ばれるプロの方が
代理で、書類を用意して提出してくれるのですが
『司法書士への報酬』が発生いたします。
全国相場としては
今回、該当するのは「土地所有権移転(売買)」で
4万ちょっとの様子。
この登記を、もし自分で出来れば・・・
司法書士への報酬は発生しなくて済みます。
詳しい内容は、
『自分で登記.com』 (http://www.jibundetouki.com/)
にて紹介されていますので、興味ある方は覗いてみて下さい。
ローコスト実現に向けて、少しでもコストカットをしたい為
私も、自分で登記しようと
必要書類を用意して、念のため法務局へも確認して・・・
と準備をしていたのですが、最終的には
司法書士を利用することになりました。
タイトル通り、自分で出来ずゴメンナサイ・・・(>_<)
一番理由としては、土地の仲介業者が
「自分での登記を嫌がっていた」ことになります。
以前に、自分で登記しようとされた方が
同じように居たようなのですが、その時にうまく手続き出来ず
時間が掛かってしまい、売主に迷惑が掛かってしまったとの事。
そうは言っても、他の人は他の人なので
『自分でやらせて下さい!』と強引に押し通すことも
出来たのですが
売主が、現在は関東に住んでるようで
手続きに必要な委任状などの書類入手も大変なことや
やり取りは、全て仲介業者を通さなきゃいけないことから
手続きを円滑に進めるためにも、今回は自分での登記を諦めました。
費用削減も、かなり大事なのですが
万が一、土地を購入させてもらえないとなると大問題ですので。。。
その代り!!
建物が完成した後の登記は、自分でやらせて下さい!
と、藤城建設さんには伝えてあります。
・建物表題登記
・(建物)保存登記
・住所変更登記
全部合わせると、10万以上は削減できる筈。。。
まだまだ先のお話ですけどね(-_-;)
そして昨日・・・土地の残金支払いに行ってきました。
手続場所の指定は、A銀行
あれ・・・そこの銀行口座もってないけど大丈夫かな?
と場所の連絡が来た時から、若干の不安があったのですが
指定時間の15分前に、A銀行へ到着。
「三井のリハウス」・「仲介業者」・「司法書士」
それぞれの担当者が到着した時点で、恐る恐る・・・
B銀行の通帳を出して
「A銀行の口座もってないですが、大丈夫でしょうか?」
と、聞いてみたところ
『あ、それダメですね・・・』と
全員からご指摘が。。。
「B銀行で現金出してきましょうか?」
と聞いてみたのですが、現金を持ち歩くのは危険なため
結局、全員でB銀行へ移動することになりました。
B銀行での手続きも色々あってトラブル続きだったのですが・・・
最終的には、1時間程で無事にお金のやり取りは全て終了。
ふぅ・・・私には大金だったので
全てが無事終わるまで、かなり緊張でした。。
後は当日中に、司法書士の方が法務局へ行って
書面の提出を行い、後日証明書を発行してくれるそうです。
ちなみに、司法書士への報酬は、前述の全国相場と
ほぼ同程度の金額でした。
※その他に交通費や日当?も発生していましたけどね
結果的にですが、土地売買には相手もいることですので
司法書士を使って良かったかなと思います。
何かトラブルがあったときも、すぐに対処してくれますので。。
もし自分でチャレンジする!という方がいましたら
ぜひ頑張ってみてください。
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