キレイと元気のブログ

セロリというと、サラダやスープに入れたり、そのまま食べたりする野菜ですが、実は炎症を抑える成分が豊富に含まれているのです。セロリには、アピインというフラボノイドが多く含まれています。アピインは、抗酸化作用や抗炎症作用があることが研究で示されています。アピインは、細胞内の活性酸素を除去し、炎症を引き起こす物質の生成を抑制することで、様々な疾患の予防や改善に役立ちます。

例えば、関節炎やリウマチなどの関節の炎症には、セロリが効果的です。セロリに含まれるアピインは、関節の軟骨や膜を保護し、関節液の分泌を促進します。また、アピインは、関節の炎症を引き起こすサイトカインやプロスタグランジンの生成を抑えることで、関節の腫れや痛みを和らげます。

また、アレルギーや花粉症などの免疫系の炎症にも、セロリが有効です。セロリに含まれるアピインは、免疫細胞の活性化を抑制し、ヒスタミンなどのアレルギー反応を引き起こす物質の放出を減らします。また、アピインは、鼻や目の粘膜を保湿し、乾燥や刺激から守ります。

さらに、皮膚や消化器などの粘膜の炎症にも、セロリが効果的です。セロリに含まれるアピインは、皮膚や消化器の粘膜にダメージを与える紫外線やバクテリアなどの外敵から防御します。また、アピインは、皮膚や消化器の粘膜の修復や再生を促進します。

以上のように、セロリには多くの抗炎症作用があります。セロリは生でも加熱しても美味しく食べられますし、栄養価も高いです。毎日少量でも摂取することで、健康的な体を保つことができます。是非試してみてください。