下半期のグランプリ有馬記念と並ぶ、上半期のドリームレース宝塚記念。
1960年の創設に当たっても、東の有馬に対抗して西でもグランプリの名に相応しいレースを開催したいという関西競馬関係者の悲願のレース。 両レースを制した馬はテレビ・マスコミにおいて“春秋グランプリホース”といった呼ばれ方をするようになった。 へぇ〜 古い(汗)
1番人気は信頼度高!ただ、中大穴無視禁物。宝塚記念における1番人気の成績は、過去10年で(3、3、1、3)
連対率60%・3着内率70%と、かなり信頼度の高い好成績を残してます。
過去5年でも1番人気が馬券圏外となったのは2007年、3歳時のウオッカのみ 連対率60%!
3歳時のウオッカに関しては、51kgの恵量があったとはいえ、ダービー勝利後で初の古豪古馬との対戦
過度な期待を持たれすぎ、文字通りの人気先行この1番人気支持は振り返れば疑問 参考外と考えても
いいと思います。
ちなみにその他の上位人気中で、2番人気、3番人気の成績は?
2番人気(2,1,1、6)
3番人気(1,2,3,4)お〜 キレイに揃った。
数字を確認すると、なかなか健闘してます。
とはいえこの宝塚記念は、1〜3番人気までで決まる伝統的に堅い決着になりやすいレースなのかといえば、そうでもないみたいです。
過去5年の勝利馬、入線人気順、馬連及び3連単の配当を羅列してみました。
当競走の配当傾向や、馬券作戦構築の参考となるデータが浮き彫りになるはず!、、、たぶん(笑)
2006年(ディープインパクト)
1→10→9
馬連/1,920円
3連単/4万3,850円
2007年(アドマイヤムーン)
3→2→4
馬連/1,460円
3連単/1万5,570円
2008年(エイシンデピュティ)
5→1→11
馬連/1,080円
3連単/5万5,780円
2009年(ドリームジャーニー)
2→3→1
馬連/2,630円
3連単/1万630円
2010年(ナカヤマフェスタ)
8→1→3
馬連/5,150円
3連単/7万7,160円
これら過去結果から特徴を拾い上げると、1〜5番人気の上位人気馬2頭に、それ以下の中穴あるいは10番人気以下大穴が絡みやすいみたいです。
上位人気馬からチョイスした2頭を連軸にして、ヒモに穴馬を並べて・・・これを選ぶのが難しいんです
ここで、いつも切ったり・抜けたりしてしまいます(汗)
穴馬の共通項は?〜逃げ先行に妙味あり?阪神芝2200mは、内回り 前々の馬が非常に強い。
3着内率の優位順序で記すと、逃げ→先行→差し→追い込みになります。
実際、過去に複勝入線した穴馬も、前で競馬する脚質であったケースが多数。
2008年の勝ち馬、5番人気エイシンデピュティは逃げ脚質。同3着の11番人気インティライミも、道中は3番手を。
2006年3着の9番人気バランスオブゲームも、当競走ではハナに。
前々で好走を遂げたのは、何も穴馬だけではありません。
昨年の2〜3着ブエナビスタとアーネストリーの人気上位馬も、先行5番手以内で競馬。
一昨年2着の3番人気サクラメガワンダーは、道中5番手を進み4角で2番手まで押し上げてます。
このように阪神2200mでは、前々で競馬できる脚質であることが、好走の条件として第一に。
差し馬にしても、早めに先団へ取り付かないと届かないですね 後方一気は、滅多に好走しないコース!
馬自体の器用さと騎手の熟練度 その辺りも、勝敗を分けるキーポイントに。
ローテーションの面では、金鯱賞からの参戦組が好走しやすいことで知られてましたが近年の傾向としては、少々変化が。
JRAでも発表されているデータでは勝率、連対率、3着内率の全てで、過去10年は天皇賞・春から参戦した組のほうが上です。
また、出走頭数は少ないものの、安田記念組の健闘?
春天経由組を重視、次に金鯱賞その次に安田記念経由組という感じで。
美浦、栗東の所属別では、やはり地の利ある関西馬が優勢。
馬齢別では4→5→6歳の順で好成績。
さぁ、春のG1最後のレース!
ドリームレースなので、自分の好きな馬から、、、なんて言ってられないか
でも日曜まで、楽しくじっくり考えましょう。