アラフォーリーマンパッカーのたびログ

外貨のレートがVISAよりMasterカードがお得です！


結果は、Masterカードがお得です。exclamation

〔調査方法〕
・VISA　Exchange Rates　から2014/2/1〜2014/2/28

（1）カードは日本、利用はアメリカドルのレート
（2）カードはアメリカ利用は日本、さらに1÷そのレート
（3）手数料は両方ともゼロ
で計算してそれぞれを比較する。

・Master　Currency Conversion Tool　に2014/2/1〜2014/2/28の日付と
（1）通貨（ベースカレンシー）を日本円にしたレート
（2）通貨（ベースカレンシー）を米ドル、そして1÷そのレート
で計算してそれぞれのレート比較する。

最後に、VISAとMasterの適用レートの違いを比較しました。
　※表では小数点下二桁を表示していますが、
　　実際には表示された桁をすべて入力しました。

2014年2月1日〜28日　VISAとMasterのレートの違い
　（下の画像：クリックすると拡大）

　USD.jpg

わかったことは、

１．VISAは、売買レートに開きがあるが、
Masterはほぼない。（違いは提示レートの誤差程度）

つまり、VISAは双方の通貨で海外取引があるなら
レートの開きから儲かるシステムになっています。

その他わかったことは
２．Masterのレートは、土日をのぞいて翌日の午後に表示される。
３．VISAの土、日、月曜日のレートは同じです。

では、VISAとMasterで
円を米ドルに替えるレートが
どのくらい違うのでしょうか。
表の最後の行、平均をご覧ください。

なんとVISAとMasterでは
1ドルあたり0.78円違います。
1万ドル（約120万円）なら
7,800円の違いになります。

つまり
　・日本のVISAカードで年間1万ドルを使う人は、Masterカードを使う人とくらべて
一般的な年会費以上の
ボッタクリを受けていることになります。がく〜（落胆した顔）

他の通貨ではどうでしょうか。
　（下の画像：クリックすると拡大）

pondadallar.jpg

　・1万ポンド（約180万円）では、8,700円
　・1万豪ドル（約90万円）では、11,600円
の違いになります。
　※オーストラリラドルはバカ高、
　　ポンドは適用レートの決定時刻が違うためか
　　米ドルと比べてレートの違いにばらつきが目立ちます。

その他の通貨のでの
VISAとMasterの適用レートの違いは
概算で
　・主要国通貨では0.5％〜1％
　・その他の通貨では1％〜程度
にもなります。
　　例：マレーシアリンギットでは1％程度


さて、海外で日系のクレジットカードを利用すると

　・ショッピング：適用されるレートは
　　　数日〜1週間程度先のレートに1.63％上乗せ　

　・海外キャッシング：
　　　Masterは、翌日の午後※注に提示されるレート
　　　　※注：土日をのぞく
　　　VISAは日本時間の夕方ころまでならその日のレート

が適用されます。

ですから、ある日だけを取り上げるなら
VISAとMasterのどちらを利用するのがお得かはわかりません。

しかし、長期にわたって海外でクレジットカードを利用するなら
VISAは、Masterと比較して0.5〜1％上乗せしたレートで
請求するわけですから
確実にMasterカードがお得になります。


海外で両替手数料を安く抑えて外貨を手に入れる方法は、

クレジットカードで現地のＡＴＭからキャッシングすることです。
３．キャッシングしたらすぐに返済すればさらにお得！

利息計算方法は次のとおりです。


利息　＝　キャッシング金額　×　０．０４９％　×　利息対象日

（例）

（１）３日に５０,０００円キャッシング
（２）５日に返済の電話を行い、６日にカード会社指定の口座へ返済
この場合の利息額は次のとおり。

５０,０００円 　×　０．０４９％　×　２日　＝　４９円



なお、

１日で返済すれば２５円です。



つまり、

早く返済すれば利息が安くなると言う事です。







４．返済方法



★利息はクレジットカード会社へ返済連絡するまで発生する



（１）返済連絡手順



�@ クレジットカード会社に電話で返済したい旨を連絡



�A 電話した日までの利息額を含む支払額がその場でカード会社から通知



�B カード会社指定の口座へ振り込み





（２）カード会社に電話連絡する際は０５０Plusが便利



０５０Plusについてはこちらの記事を御参照下さい



【超簡単】３ステップで海外と日本間の電話が国内通話料金になる裏技







５．その他注意点と便利な情報



（１）ＡＴＭの使い方マニュアルを事前に入手しましょう



マスターカードのマニュアルはこちらをクリック





（２）スマートフォンアプリケーションATM Hunterを事前にインストール



ATM Hunterを使えば、

検索地から近くにある、

マスターカードが使えるＡＴＭを、

簡単に探し出す事が出来ます。



iPhoneはこちらをクリックすれば入手出来ます



Androidはこちらをクリックすれば入手出来ます





（３）クレジットカード会社の緊急連絡先を必ず控える



万が一、

クレジットーカードを落としても、

クレジットカード会社に電話すれば大丈夫です。





（４）キャッシング利用額が０円になっていないか早めに確認



僕自身、クレジットカードを作った際に、

落としても大丈夫なようにと、

キャッシング利用額を０円に設定していて、

現地でキャッシング出来なかった経験があります。



渡航１ヶ月前にはキャッシング利用額を、

WEBか電話で必ず確認しましょう。