日々の出来事

５５人が死亡し戦後最悪の火山災害となった御嶽山の噴火から１１日で２週間です。
長野県の対策本部は、１０日までに山頂付近のエリアはおおむね捜索を終えたとしていますが、行方が分からない８人は発見できず、対策本部では、台風の接近を前に１１日も１１００人余りの態勢で捜索を始め、行方不明者の発見を急ぐことにしています。
戦後最悪の火山災害となった御嶽山の噴火では、５５人が死亡し、長野県の対策本部は今も８人の行方が分かっていないとしています。対策本部では、１０日までに重点的に捜索するエリアとして設定した山頂付近のおよそ２６万平方メートルの捜索をおおむね終えました。
捜索はぬかるんだ火山灰の中に機隊員らが胸までつかる場所もあるなど過酷な状況の中で行われ、１０日の捜索では行方が分からない８人を発見することはできませんでした。また、１０日は捜索に当たった少なくとも６人が高山病や低体温症とみられる症状を訴えるなど捜索隊の体調管理も課題となりつつあります。
来週には台風１９号の接近も予想されていることから、対策本部では１１日も午前７時前から１１００人余りの態勢で捜索を始め、行方不明者の発見を急ぐことにしています。