2014年10月09日
原油「コンデンセート」を初輸入
石油元売り大手のコスモ石油は、アメリカでシェールオイルの掘削に伴って生産される原油の一種「コンデンセート」を日本に初めて輸入し、9日、そのタンカーが三重県四日市市の港に到着しました。
コスモ石油がアメリカから輸入したのは「コンデンセート」と呼ばれる原油の一種で、地下深くの固い岩石の層からシェールオイルやシェールガスを掘削する際などに生産されます。
コスモ石油が輸入したアメリカからのコンデンセート30万バレルを積んだタンカーは9日午前、四日市市の港に到着し、作業員たちが陸上のタンクに移す配管の接続などを行いました。
コスモ石油は、輸入したコンデンセートを、中東から輸入した原油と少しずつ混ぜながら使用し、ガソリンなどに精製して販売することにしています。
アメリカではオイルショックをきっかけに1975年以降、原油の輸出を原則として禁止してきましたが、シェールガスやシェールオイルの生産が拡大したため、このほど限定的に輸出を認めました。
原油の80%以上を中東から輸入している日本にとっては、今後、調達先の多角化につながるかが注目されます。
コスモ石油の四日市製油所で生産管理を担当する川岸正弥副所長は「今回の輸入によって原油の選択が多様化すれば、エネルギー供給の安定性の向上にも寄与するのではないか」と話していました。
コスモ石油がアメリカから輸入したのは「コンデンセート」と呼ばれる原油の一種で、地下深くの固い岩石の層からシェールオイルやシェールガスを掘削する際などに生産されます。
コスモ石油が輸入したアメリカからのコンデンセート30万バレルを積んだタンカーは9日午前、四日市市の港に到着し、作業員たちが陸上のタンクに移す配管の接続などを行いました。
コスモ石油は、輸入したコンデンセートを、中東から輸入した原油と少しずつ混ぜながら使用し、ガソリンなどに精製して販売することにしています。
アメリカではオイルショックをきっかけに1975年以降、原油の輸出を原則として禁止してきましたが、シェールガスやシェールオイルの生産が拡大したため、このほど限定的に輸出を認めました。
原油の80%以上を中東から輸入している日本にとっては、今後、調達先の多角化につながるかが注目されます。
コスモ石油の四日市製油所で生産管理を担当する川岸正弥副所長は「今回の輸入によって原油の選択が多様化すれば、エネルギー供給の安定性の向上にも寄与するのではないか」と話していました。
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