2014年10月01日
<御嶽山噴火>「何としても今日中に」…捜索再開
御嶽山(おんたけさん)の噴火から5日目の1日、行方不明者などの捜索活動が2日ぶりに再開された。「いつまた救助活動が中断されるか分からない。なんとしても今日中に見つけてほしい」。山頂から東約20キロの長野県木曽町で待つ安否不明者の家族らは次々に町役場の待機所に集まった。
安否不明となっている同県松本市岡田町の若林和男さん(66)の親類男性(71)は「次はいつ救助活動が行われるか分からないから、今日中に家に帰してほしい」と訴えた。
友人と登った若林さんは、9月27日の噴火後から連絡が取れない。無事に下山した友人によると、若林さんは噴火直後から意識がなかったという。親類男性は「待ち続けることがつらい。救助活動の状況など何でもいいから教えてほしい」と力なく話した。
ヘリポートになっている同県王滝村の松原スポーツ公園では、山頂付近での捜索を行う消防隊員らが防毒マスクや酸素ボンベを持ち、自衛隊ヘリに次々に乗り込んだ。午前9時半ごろには、自衛隊ヘリで到着した心肺停止の数人が警察車両へ運び込まれた。陸上自衛隊第12旅団司令部の井上薫広報室長は「今日はできるだけ救助、搬送作業を進め、早くご家族に会わせてあげたい。とにかく家族の元に帰すのが一番」と話した。
岐阜県警なども1日午前6時半、同県側山頂付近の捜索・救助活動を開始した。噴火口から同県側に向かって風が吹いており、降灰や有毒ガスの影響が懸念される。登山口がある下呂市の職員で捜索に同行した大森大助さん(37)は「風向きが悪いが、何とか目的地までたどり着きたい」と語った。
安否不明となっている同県松本市岡田町の若林和男さん(66)の親類男性(71)は「次はいつ救助活動が行われるか分からないから、今日中に家に帰してほしい」と訴えた。
友人と登った若林さんは、9月27日の噴火後から連絡が取れない。無事に下山した友人によると、若林さんは噴火直後から意識がなかったという。親類男性は「待ち続けることがつらい。救助活動の状況など何でもいいから教えてほしい」と力なく話した。
ヘリポートになっている同県王滝村の松原スポーツ公園では、山頂付近での捜索を行う消防隊員らが防毒マスクや酸素ボンベを持ち、自衛隊ヘリに次々に乗り込んだ。午前9時半ごろには、自衛隊ヘリで到着した心肺停止の数人が警察車両へ運び込まれた。陸上自衛隊第12旅団司令部の井上薫広報室長は「今日はできるだけ救助、搬送作業を進め、早くご家族に会わせてあげたい。とにかく家族の元に帰すのが一番」と話した。
岐阜県警なども1日午前6時半、同県側山頂付近の捜索・救助活動を開始した。噴火口から同県側に向かって風が吹いており、降灰や有毒ガスの影響が懸念される。登山口がある下呂市の職員で捜索に同行した大森大助さん(37)は「風向きが悪いが、何とか目的地までたどり着きたい」と語った。
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